どうもー!RIOです!!
ノベル久々ですね。新連載とか色々重なってたので!
アイディアを思いついたので!!忘れないうちに書こうと思いまして!
今回は、私の大好きな「花言葉」をモチーフ?に書きます!
今回本当に長いです。まじ過去一です。
では!どうぞ!!
⚠️凪玲注意 誤字脱字注意⚠️
死ネタ(バットエンド) キャラ崩壊
すこーしだけオリジナルキャラクターがいます。
○○○○年 5月6日
玲王【誕生日おめでとう!凪】
凪〖!ありがと〗
玲王【今日どこ行きたい?】
凪〖ん〜、 〗
凪〖花屋に行きたい〗
玲王【おー、珍しいな!花屋なんて!】
凪〖チョキだけじゃ可哀想でしょ〗
凪〖仲間が欲しいなって〗
玲王【じゃあ、仲間探しに行くか!】
花屋にて_
玲王【どれがいい?】
凪〖えー、めんどくさくないやつ〗
玲王【んなのねーよ!】
凪〖チョキはめんどくさくないよ〗
玲王【じゃあまたチョキ買うか?】
凪〖それはつまんない〗
玲王【だったら自分で選べ!お前の直感でいいから!】
凪〖んー、〗
凪〖コレ、とか? 〗
凪が指した花は
「クチナシ」と言う花だった。
店員『クチナシが宜しいですか?』
凪〖あ、えっと、〗
店員『クチナシは白く綺麗な花ですよね!』
玲王【そうですね!なんだか凪みたいだな!!】
凪〖そぉ?〗
店員『クチナシは5月6日の誕生花でして、』
玲王【!本当ですか?】
店員『えぇ。』
店員『クチナシの花言葉は「とても幸せ」「喜びを運ぶ」と言う花言葉を持っているんですよ』
凪〖!これ、ください。〗
玲王【いいのか?】
凪〖直感でいいって言ったじゃん〗
凪〖それに、花言葉も俺たちみたいでしょ。〗
玲王【!!】
凪はそう言って真っ直ぐ玲王を見た。
逸らさず、ずっと。
玲王【ちゃんと世話、しろよ?】
凪〖、、 〗
玲王【返事!】
凪〖、はぁい〗
玲王【ほんとお前なぁ!笑笑】
それから、2人でクチナシを育てていった。
喧嘩もいっぱいした。
「帰ってくるのが遅すぎる」や「何処行ってたの?」とか、色々喧嘩の原因は
様々あった。
でも、その度に2人とも「クチナシ」を買ってきて、「あ。」って言って、
2人同時に謝るのがお決まりになってきた。
○○○○年○月○日
凪〖ただいまぁ。〗
玲王【…おかえり、】
凪〖?どーしたの?玲王〗
玲王【、今日は、何処行ってたんだ、 ?】
凪〖ゲーセンだよ、ゲーセン〗
玲王【本当?】
凪〖当たり前でしょ。他に行くとこないし。〗
玲王【浮気(ボソッ)】
凪〖、俺が浮気すると思う?〗
玲王【だって、、ゲーセンだけで4時間とかありえないし】
凪〖ずーっとゲームしてたの。信じてくれないの?〗
玲王【、、信じたいけど、信じていいのかわかんないし、】
凪〖、分かった。もういい〗
バタン
玲王【、、】
こうやって、また喧嘩の雰囲気になる。
別に、疑っているわけじゃない。とは言いきれない。
心配なんだ。ただ、それだけ。
凪はカッコイイから。凪はめんどくさがりやだから。俺は、凪が好きだから。
凪がいつか取られちゃうんじゃないかって。そう思ったら怖くて、怖くて。
明日、クチナシを買おう。
「今も幸せ」って。「これからも喜びを運ぼう」って。そう伝えたい。
翌日_
玲王【こんちには。】
店員『あら、御影さん。こんにちは。』
店員『またクチナシですか?』
玲王【はい。また喧嘩してしまって。】
店員『よくしますね笑』
玲王【また俺の心配で、本当お恥ずかしいですが】
店員『そんなことないですよ。』
玲王【え?】
店員『心配するっていうのは、それだけ相手のことを思っている証拠です。』
店員『私もよく娘に心配して、その度に嫌がられてますよ。笑』
店員『でも、前に言ってみたんですよ。』
店員『「ごめんなさい。」と一緒に「心配するのは、貴方が居なくなるのが怖いから。貴方は私の大切な家族だから」って。』
玲王【!!】
店員『御影さんも、言ってみてらどうですか?』
店員『包み隠さず、自分の気持ちを。』
店員『そっちの方が御影さん自身も、凪さんもいいと思いますよ。』
店員『長々と話してごめんなさいね。御影さん忙しいのに』
玲王【いえいえ。とんでもない。】
玲王【今日、俺の本音を伝えてみます。】
店員『はい。頑張ってください。』
玲王は下を向いたまま、何も言えなかった。
凪にどう思われるのかが心配で、怖くて。玲王は思ったよりもずっと、凪が好きで、ずっと臆病だから。
店員『大丈夫です。』
店員『凪さんを信じて。』
玲王【、そうですよね。1番信じないといけないのに。】
店員『大丈夫です。凪さんなら、御影さんを受け入れてくれますから。』
その言葉で、少し体が軽くなった気がした。
確かに、俺はずっと自分を隠していた気がした。
凪に捨てられたくないから。離れたくないから。凪と一緒にいたいから。
だから、ずっと隠していた。
凪に合わせるんじゃない。
こんな俺を、受け入れてくれると信じて。
凪を信じないといけないのは、俺だけだから。
玲王【本当にお世話になりました。】
玲王【俺、凪に自分を見せてきます。】
玲王【凪に、御影玲王を認めてもらってきます。】
店員『頑張ってください。必ず成功しますから。』
玲王【また機会があれば、よろしくお願いします。】
店員『こちらこそ。』
店員『では、幸せと喜びをお届けします。 』
玲王【ありがとうございます。】
店員『いってらっしゃいませ。』
玲王【いってきます。】
玲王【包み隠さず、自分の思いを。 】
俺はクチナシを抱えながら、俺は店員さんの言葉を胸に留めた。
本当に、店員さんにはお世話になったな。
いつも凪のこと相談して、いつもこうやって助けて貰ってる。
なにか、お返しをしないとな。
クチナシは幸せを表し、また、喜びを運ぶ。
今までの幸せと。また凪といれる喜びを運んでくれる。そんな、俺と凪だけの
秘密の花言葉。
俺はクチナシが好き。でも、それ以上に凪が好き。大好き。
凪に伝わって欲しい。
でも、そんな思いは届かなかった。
ヴヴーン ヴヴーン
鳴り響く、携帯のバイブ音。
画面を見ると、「凪」と表示されていた。
玲王【もしもし?】
凪〖玲王、何処?〗
玲王【花屋の近く、凪は?】
凪〖俺も。花屋の近くにいるよ。〗
玲王【まじ?】
凪〖合流しようよ。〗
玲王【あぁ、今どの辺にいる?】
凪〖花屋の近くの交差点で信号待ちしてる〗
玲王【お!見えた見えた!】
玲王【凪ー!!こっちこっち!!】
凪〖あ、いた〗
凪〖れ、〗
キキッー
女性R「危ない!!!」
グシャ
玲王【はっ?】
頭の中が真っ白になった。
目の前にいたはずの凪は、何故かいなくて。
黒色に近い色をしたコンクリートは、いつも間にか黒がかった赤色に染まっていた。
女性R「もしもしッ?警察ですか?」
女性R「事故ですッ。男性が車に跳ねられてッ。はい、」
女性R「とにかく早くしてください!!!」
玲王【凪ッ?凪ッ、?】
いつもみたいな気だるそうな声は無かった。
ただ、目を瞑り、全ての力が感じられなかった。
まるで、まるで、
「亡くなった」みたい。
嫌だ嫌だ。凪、やめてよ。
玲王【やだッ、やだッ、】
玲王【起きてッ!起きろよッ!】
玲王【いなくならないでッ、離れないでッ、】
そうこうしている間に救急車が来た。
そして、凪は近くの総合病院に運ばれて行った。
ウィーン
手術室の扉が開き、先生がでてきた。
玲王【先生ッ、凪はッ、?】
先生〘、、〙
玲王【生きてますよねッ、?無事ですよねッ、?】
先生〘、申し上げにくいのですが、〙
先生〘即死により、助けられませんでした。〙
玲王【ッ!】
先生〘本当に、申し訳ございませんでした。〙
玲王【なんでッ、?なんでッ、?】
玲王【なんでッ、泣】
俺は目の前にいた凪も助けられずに、
先生の言葉も受け入れられずに
下を向き何も言えず、行動できないまま泣いていた。
数年後_
玲王【こんにちは。】
店員『!こんちには。御影さん。』
玲王【お久しぶりですね。】
店員『えぇ。お元気でしたか?』
玲王【それなり、ですかね。】
店員『、それはそうですね。ごめんなさいね。こんな暗い話して。』
玲王【いえいえ。】
店員『今日は何をお求めですか?』
玲王【いえ、今日は顔を見せに来たかったので。】
店員『左様ですか。』
玲王【すみません。こんな情けない姿しか見せられなくて。】
店員『、御影さんって完璧主義者ですよね。』
玲王【えっ?】
店員『人って凄く弱い生き物なんですよ。あまり知られてないですけどね』
店員『日本は外国から多くの人気を集めています。』
店員『確かに、日本はいい国です。でも、生きにくい点もあります。』
店員『日本人って、完璧主義者が多いんですよ。弱い所を見せれば徹底的に弱い所を突き、強い所のみが評価される。』
店員『だから、自分を隠しながら生きてるんです。自分の才能にも気づかずに。』
店員『いつの間にか自分を殺してるんです。元々あった才能も、輝けるはずだったのに気づかず殺す。そして、その才能は上の人間に無かったことに上書きされる。』
店員『それに比べ、外国は多様性を持ち、一人一人が夢と希望を持って生きています。』
店員『日本も多様性を認めれば、もっと生きやすくなるんですけどね。』
玲王【多様性、ですか】
店員『はい。』
店員『御影さんも、完璧主義者です。だから、辛くなるんです。』
店員『自分を殺さないでください。ありのままでいいですから。』
店員『その方が私も御影さんも、』
『凪さんも嬉しいですから。』
玲王【!!】
店員『ごめんなさいね。凪さんの名前出しちゃって。』
玲王【いえ。久々に聞けて安心しましたから。】
店員『そうですか。なら良かったです笑』
玲王【あの、買いたいものがあるんですが。】
店員『えぇ、何でしょう?』
数日後_
玲王【ただいま。凪】
「凪」と書かれた墓に向かって、そう言い放つ。
玲王【元気にしてたか?】
いつまで経っても、返事なんて返ってこない。
知ってる。分かってる。
でも、でも、
今はただ、凪といるこの時間を無駄になんてしたくないから。
玲王【これ、俺からのプレゼント。】
俺の腕には、色とりどりの花束が抱えられていて。
俺は花束を、そっと凪の墓に置いた。
玲王【まず、シオン。】
玲王【シオンは紫で綺麗な花で、花言葉は「遠くにいる貴方を思う。」って
意味なんだ。】
玲王【次に、ハーデンベルギア。色んな色があるけど、これは白色で、 花言葉は「出会えてよかった。」】
玲王【そして、クチナシ。俺たちの花言葉で合言葉。花言葉は「幸せ、喜びを運ぶ」。】
玲王【最後に、4本のガーベラ。】
玲王【花言葉は「一生愛し続けます。」】
玲王【これは、全部全部、俺の本音。 】
玲王【凪に出会えてよかった。】
玲王【凪との幸せを忘れないし、これからも喜びを運ぶから。】
玲王【最後に】
これは、御影玲王(俺)が凪誠士郎(お前)に贈る
花言葉で、
見てくれてありがとうございます!!
ほんと過去一長いですね…ほんとこんな長い話に付き合って頂きありがとうございます!
ちなみに、店員さんの言葉(心配の定義、日本のこと、外国の多様性等)は全て
私の自論です。異論は全然認めます。
ちなみに、外国のは事実です。一人一人を認める多様性を持ち、夢と希望に溢れています。日本の話は、全然これが正しい訳ではありません。全く持って違うところだって沢山あります。私の価値観なので違って当たり前です。
また長くなりましたね!ほんとごめんなさい🙏
本当にここまで見て下さり、ありがとうございます!! 心から感謝します!
では!またお会いしましょう!!
コメント
4件
りお!!! マジ上手すぎだよ最高すぎた…!!! また泣いちゃったぁ マジで…!! マジりおのこういうタヒネタも好きすぎてやばい!✨
うぅ…泣ける(´;ω;`) なんて悲しいお話なんだ😭 それにしても、花屋の店員さん優しすぎだろ🥹 最高すぎるてば