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赤桃
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俺の彼女は二人いる
浮気とか二股な訳ではないけどね
これはそんな俺らの物語
「らーんちゃん、」
休日の午後ソファに座ってテレビを見ている彼女に声をかける
「触んないで」
あ〜あ、今はそっちのらんね
「何怒ってんの?らんちゃん」
「は、うざ、近くんじゃねーよ、きもいわ」
らんには2種類の性格がある
ひとつは今みたいなツンツンしててちょっとイラついてる感じのらん、とにかく触れるのを嫌がって愚痴みたいな発言が多い
それにしてもいつもよりイライラしている
こういう時はだいたいお腹がすいているか疲れているか、でもご飯は食べたばかりなのできっと後者だろう
「らん、一旦寝よ、疲れてんのかも」
そう言ってらんの手首を掴もうとする
「触んなよッ、!」
「ッ、、ぃ”、たッ」
触れられるのが嫌で腕を振り回したらんの爪が俺の唇に当たって血が出てしまった
「ッ、!、く、来んな!」
らんはびっくりしたのか走って自室に戻ってしまった
まあ、そんなに大した怪我じゃないしとりあえずワセリンを塗っておく
今はそっとしておくのが良さそうだと判断した俺はリビングでテレビを見ることにした
数時間後、、、
ガチャ___
リビングのドアの開く音がしたのでそちらを見ると大粒の涙を流しながらこちらの機嫌を伺うようにオドオドしているらんの姿
「、、ッ、なっちゃ、ッ」(泣
「どーしたらん?」
こちらに来ようとしないためらんのもとへ向かう、手を広げると一瞬躊躇った後、控えめに抱きついてきた
「ッ。ぅ”〜、ぅッ、」(泣
声を出しながら赤ちゃんのように俺の肩に顔を埋めて泣きじゃくるらん
「らん、一旦ソファ行こ、な?」
そう言いらんを抱き上げソファへ戻る
らんが落ち着くまで頭を撫でながらそういえばさっきのらんとは違うなと思い出す、いまのらんはデレデレで、スキンシップやそういうことをしたがる方のらん、ただ不安になりやすいのか俺に好きか聞いてきたりよく泣いたりすることがある
「ッ、なっちゃッ、、ごめッ」
「んー?俺なんかされたっけ?」
思い当たることがないか考えていると
「くちッ、切っちゃってッ、」
「、ッ、俺のこと嫌いッ、?」(泣
さっき止まったのにまた流れ出す涙
俺は指で涙を拭い不安そうにこちらを見るらんの額にキスした
「らんのこと嫌いになるわけないじゃん、嫌われたと思って不安になっちゃったの?」
目に涙を浮かべながらコクコクと頷くらん
まだ不安そうにこちらを見つめている
「ら〜んちゃん、泣くのやめよ」
「明日、目が開かんくなるよ」
少し冗談めかしたことを言ってみる
「ほんと、?ほんとにッ、好き?」
まだ不安なのか俺を顔色を伺うように確認をしてくる
らんを少し揶揄ってやろうと誘ってみる
「えっちしてくれたら分かる?」
「ッ//、ぅん、///」
らんは顔を赤くしながら嬉しそうに頷いた
「ふはっ、かわいッ、♡」