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今回も神作確定だぜ!!!! お、カンナギは優しいなぁ…!!! 流石、その笑顔で分解したんだね!!! ちな、分解は苦手だから任せた!!! まぁ…路地の中、1人は悲しいわね…(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!
「ういしょ…」
路地に1人ぽつんと立つ女は、先ほど倒したこの女、今は死体となって冷たくなっている女を眺めていた。この女は、裏取引などをしていた悪人で、倒して欲しいと依頼が入ったのだ。
「うわ…返り血がついちゃった…ま、いっか!洗うの大変だけどね!」
この黒いスーツにを身に着け、他人から見、左に赤い髪留めを身に着けたこの女はノゾミと名乗った。
『もしもし!ノゾミだよ!死体どうすればいい?…うん!了解、』
ピっと電話を切れば、死体を持とうとしたその時、
「…よぉ、忙しそうで何よりだな」
先が少しボロボロで、長い青いスカーフを首に巻いて、左目が少し妙な 女が後ろから話しかけてきた。
「うわ!びっくりするなぁ!カンナギ!なにしてるの?」
「おいおい、大きな声を出すと近所の人が起きるぜ?ほら、さっさと行きな」
「でも…」
「嗚呼、死体のことか?まぁ任せな、運んどいてやるよ、そっちに用があるからな。お前さんの仲間がまってるぜ?」
ありがとう、とノゾミが礼をすると、カンナギはニコっと笑って、手を振った。その後斧で死体を分解して運んだとは思えないほど。
「さ、急いで帰ろう。思ったより時間がかかったからね。しかも、1人はやだって言ったのに…」
そう、長くない言葉を小さい声で言い、路地を抜けていった。