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廃ビル屋上。 加内。
「、、、、」今のところビルの崩壊の危険はなさそうだな、、「ボンジュール、、良い夜だね、、」「、、!?え、」月橋、、「こんな日は騒ぎなど犯したくないのだけど、、ブラック・ジャックは私を捨てるつもりなんだ、、酷い話だよ、、利用するだけして後は捨てる、、人間性を疑うよね、、」「、、彼等も、、僕も人間ではないからね、、本能的に酷いことをするんだろう、、」俺は屍武器を手にした。「そういう理由で君は私の大事な家族を殺したのかい??」「殺した??」「正確に言うと君の妹が、、かな、、」「何言ってるかわかりません、、僕は随分前から1人です」俺は手から炎を出し、月橋と距離を詰めた。「、、コレは想像以上の能魔だね、、良いさ、、良い夜を過ごそう、、加四六」
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廃ビル。 墻音。
「、、、、」、、ブラック・ジャックも懲りないな、、「墻音」「、、??何ですか、狂唖さん」「、、嫌な気がする」「、、??」「、、小我太達の匂いがする」「え、、」小我太さんの匂い、、??何でだ、、「、、この場所にいるかもしれないんですか」「わかんない、、ち、ちょっと抜けていい??小我太達探しに行ってくる」すると「狂唖」「、、!?うぉ、びっくりした、、何咲久、、それに成琴だ」「、、さっきからおかしいんだ、、全然敵が現れない、、大きいビルとはいえ敵が少な過ぎる、、」「もう全員やったんじゃないですか」「いや、、しかし、、」「、、何、、なんかあったの」「誰も戦闘をしてないと言ってるんだ、、このビル、完全に敵がいないんだよ」「、、、、」、、何だそれ、、場所を間違えた、、いや、、狂唖さんがブラック・ジャックの一員の匂いを間違えるわけない、、「、、とりあえず専務に報告しようと思うんだが、、」「、、わかった、、俺ちょっと用事あるからこのビル一回出るわ、、墻音」「何ですか」「、、んー、、どうしよ、、成琴と一緒にこのまま上に上がってくれない??連れ去られた人がいるかもしれないから」「わかりました」「成琴、俺からも頼む」「、、ハイ」「んじゃあ、バイバイ〜」「、、、、」、、もし、小我太さん達がこの場所にいて、専務と鉢合わせでもしたら、、すると「、、月城君??」「え、あ、ハイ、、成琴さんですよね、なかなか挨拶できなくてすみません」俺はそう頭を少し下げた。「、、へぇ、、あなたが例の、、」「、、??例??」「いや、見齧幹部にまとわりつく変態SPがあるって聞いてたから、、思ったよりしっかりした人だった、、もっと変態くさいと思ってた」そう言い成琴さんは歩き出した。「、、誰が言ってたんですか」「竹口君」「、、、、」アイツ、、「でも優秀なんでしょうね、、あの見齧幹部を守れる人なんだから」「、、あなたじゃ守れないんですか、、??」「、、いや、、よくあんなの守るなと思っただけ」「、、、、」は??「別に俺が誰を守ろうとアンタに関係ないでしょ、、あの人(狂唖)が嫌いなら近づくな」そう俺は言い歩く速度を早めた。
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廃ビル前。 小我太。
「、、とりあえず手分けして耦さんを探そう、、優はここに居て、風磨達が来たらそれを伝えて」「ハイ、了解です」「、、それじゃあ、行こうか、、小我太、、私は裏方から入るわ」そう言い好橆帰さんは歩き始めた。「ハイ、優、できるだけ組織の人間にみつからないようにね」「わかりました」すると「、、??マルファス??」「、、!?くーちゃん!!」「おぉ〜!!匂い辿ったら!!」「大速力、、??」「、、??」遊馬さんまで、、「お前ら、何故ここにいる」遊馬さんはそう俺に尋ねた。「、、俺らの大切な仲間がブラック・ジャックの一員に捕まった、、それで助けに来たんです」「、、もしかして例の方か、、心配するな、、俺らが必ず取り返す、、組織の人間に見つかる前に帰れ」「、、、、」、、それは、、千鶴の、、千鶴の大切な彼女を組織の人間に任せられるか、、組織の人間に、、「、、確証がない、、アンタらが、、耦さんを救える確証がない」「やってみせる」「がむしゃらなことばかり言うな、耦さんはこっちで連れ戻す」「お、小我太さん」優は俺の手を握った。「、、、、」「、、やはり、、そうか、、大速力」「、、??何が、、」「、、お前が、、お前が俺たち(組織)を信じてくれる事は無いんだろう、、この前も、俺と初めて会った時、俺のことを敵対していたな、目が獲物を捉える目だった」「、、、、」「お前は誰よりも組織を恨んでる、、それはわかる、俺も組織を恨んでる、、だが全てでは無い、、組織に入って、狂唖や優秀な部下達と出会えた事は、、感謝しても仕切れない」「、、何が言いたいの、、」「、、組織の全てを恨まないでくれ、、恨むのはアイツ(梵)だけで良いはずだ」「、、、、」組織の全てを恨むな、、??「、、ふざけんな、、bloodを全員凶暴な人外だと思い込み虐殺してきたのはそっちだろ」「虐殺などしていない」「じゃあ何で姉さんは死んだんだよ!!」「、、!?」俺は優を手を振り払い、遊馬さんに一歩近づいた。「何の罪も犯してない、平凡に、、病気と戦いながら必死に生きてた姉さんが何であんなサイコパスジジイに殺されなきゃいけなかったの!!」「、、、、」気がつくと、目から涙が溢れ、声も震えていた。「組織の人間全員恨まずにいれたら復讐なんて考えなかった、、!!こんな、、!!ここまで涙は出なかった、、」「、、、、」「悪いbloodがいっぱいいるのは知ってる、、ブラック・ジャック見たいな、、でも俺は、、俺は、bloodなんかより、お前らの方が汚く見える」「、、、、」「、、、、」「、、マル「おぉ〜、何してんの」「、、!?風磨」「風磨さん」風磨は俺に近づいた。「、、何、誰、小我太泣かせたん」「え、あ、いや、コレは俺が勝手に、、」「すまない、俺だ」「、、!?へ」遊馬さんは風磨に向けて頭を下げていた。「、、何した、、」「、、自分の主観的な意見を大速力に一方的に押し付けてしまった、、本当すまない」「、、、、」「ふ、風磨、、!!コレは違うくて、、」風磨は俺の目をゴシゴシ拭いた。「、、??」「、、よし、、コレでもう大丈夫だな、、いやいや〜、こちらこそごめんなさいね〜主幹、、小我太意外と泣き虫だから」「、、人は誰でもなくさ」「、、まぁな、、よし、俺から一つ提案」「、、??何」「、、ここのビルに今、梵がいるんだろ??」「、、あぁ、、いるが、、」「、、よし、そんじゃあ、決まりだ」「、、??」「礫街梵をここで殺す」