テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
初めてのBL短編集なので大目に見てくれると助かります…
[勝デク]
・自己満足
・キャラが定まっていないかもしれません
・もしかしたら私の癖が溢れ出るかもしれません
それ以外にも色々あるかもだけど薄目で見てください
爆豪目線から始まります
___________________________
「…」
“ギャアギャアワイワイ”
寮の共同スペース
いつもいつも騒がしいからまともに休めやしねぇ
ただ座ってたらアホ面がいちいち話しかけてきやがってきてそれもめんどくせぇ
「チッ、はぁ…」
溜息を付いて視線を移す
視線に入ったのは
数人に囲まれて誰にでもニコニコしてやがるクソデク
誰が近付いても
誰が話しかけても
何にでもニコニコしながら無防備に愛想振りまいてる
そんなアイツを見れば見るほど心の奥底でムカついてくる
警戒心なんてミリもなく、誰にでも嬉しそうに尻尾振りやがって
クラスメイトだからってどんな奴がいるのかなんて解かんねぇのに
あぁ、ムカつく
んで俺はアイツにいちいちムカついてる?
あぁ、ムカつく
ムカつくアイツにムカついてる俺にムカつく
「…」
〜
何故かデクの事が中々頭から抜けねぇ
イライラして眠りが浅い
そのせいで真夜中に目が覚めて
目が冴えてしまった
「…」
気分を入れ替えるために少し外に出ることにした
ガチャ、と部屋を出る
夜中の2時を過ぎてるのもあって寮内はシーンとしてる
共同スペースに行くと
「えっ?かっちゃん!?」
よりにもよって眠れねぇ原因のアイツがいた
「何で居るの!?」
それはこっちのセリフなんだわ
「うるせぇ、声デカイんだわ。あいつら起きるだろーが」
「あっ、ご、ごめん…」
冷蔵庫を開けて適当に麦茶のペットボトルをとって
キャップを開けてゴクゴクと飲む
「…」
クソデクの視線が俺に刺さる
「…見てんじゃねーよ」
「えっ、あっ、ご、ごごごめん…」
見てるのバレてた…とでも言いたげな顔でソファに座りながら俯くデク
「…はーーぁ…」
ドカッとソファに座る
デクが何故かビクビクしてる
こんなんでいちいち怯えてんじゃねェよ
睡眠の妨げになったデクを見る
デクの前には飲みかけの烏龍茶のペットボトルと、きっと読んでいたオールマイトの雑誌
相変わらずのクソナードっぷり
「か、かっちゃん…なに?」
「…あ?」
「え、えぇっ、と…その、ずっと見てるから…」
「なにか…用があるのかなぁ…って…」
「…」
汗ダラダラでビクビクしながら聞いてくる
「…テメェなんざに用なんかねぇわ」
「そっ、そうだよね、ごめん…」
ヘナヘナした様子のデク
あぁ、ムカつく
「ナヨナヨしてんじゃねーよ」
「へっ?えっ、あっ、ごめん…」
「だからそういうとこだっつってんだろ!」
「は、はいっ!!」
「ふん…」
ものすごく時間が無駄
いつもならこんなんじゃねぇのに
ムカつく
イライラして堪らねぇ
「…おい」
「な、なに?」
「むぐっ、!?」
デクの顔を片手で掴む
「か、かっひゃん…?」
「…」
ムカつく
「テメェ、いつもいつもナヨナヨして、うろちょろしてんのムカつくんだわ」
「へっ?」
「毎日毎日色んな奴に尻尾振って楽しいか?」
「な、き、急にどうひひゃの…?」
「どんな奴がいるかなんて知らねぇくせに無防備に愛想振りまいて」
「さぞかし楽しいんだろうなぁ」
「なっ、…そ、そんなことないよ!」
「してっから今俺がムカついてんだろ!」
「ッ、…」
「…そういうのが、ムカつくってんだわ」
パッとデクの顔から手を離して
デクの胸ぐら掴んで引き寄せて
一秒にも満たない
たった一瞬
ほんの少し
触れるだけ
デクの唇とくっついた
スゲェ嫌なのに
嫌じゃねぇ
デクを離して
「…じゃあな」
呆気にとられてるデクを置いてさっさと部屋に戻った
ダセェな
俺
ただデクが全員に平等に
ニコニコ愛想振りまいてんのに勝手に嫉妬して
アイツのせいにして
ダッセェ俺に
1番ムカついてる
〜オマケ〜
「なぁ、爆豪」
「あ?話しかけてくんじゃねーよ舐めプ野郎」
「昨日の夜中、緑谷と何してたんだ?」
「………あ?」
近くにいたデクもピクッと反応した
「昨日、夜中にトイレに起きたらお前と緑谷が話してるの見つけて」
「テメェ盗み聞きしてたんかよォ…」
「……わりぃ」
「と、轟くん!えっと、何処から何処まで聞いてたの…?」
「…爆豪が『してっから今俺がムカついてんだろ』って言って、『じゃあな』って言うまで…だった気がする」
「…エッ、⁄⁄⁄」
デクが昨日の接物を思い出してカァーッと赤くなる。
「忘れろやァ!!」
BOOON!!!
「爆豪くん!!寮内での個性の使用は辞め給え!!!」
「うっせぇメガネ!!!」
「『メガネ』!?」
「あはは…」
「わりぃ緑谷、俺聞かれたくないな事聞いたな…」
「だ、大丈夫…、でもなるべく忘れてほしいかも……⁄⁄⁄⁄」
「おう…」
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なんかカオスですね。
は初めのところ無理やりはめ込めたのでなんか物語のスピードとか死んでますが()ゆるしてぴょん
かっちゃんが誰にでもニコニコ愛想振りまくデクにモヤモヤ嫉妬しちゃって爆発しちゃった話ですね。
そしてちょっと欲が抑えきれずにちゅ~しちゃった感じだと思うです。(?)
かっちゃんの無自覚片思い(多分)…いいですね。
ごめん、話の収集つかない、んめご。
かっちゃんの口調ムズイ…
あんま気に入ってないからわんちゃんこの話非公開になるかもだからよろしくです。
書いてほしいカプのリク待ってるよ。(全部やるとは限らない)
もしリクエストするならカプとシチュエーション書いてね。
👋
コメント
4件
天才すぎて....😭😭天才(?) 勝デクヒロアカで1番好きなカプなので嬉しい🥹🥹🥹(決して緑谷右以外地雷なわけではなi) オチまで何やら天才すぎで尊敬しかないよ....✨😭 絵も上手くて文才もあるって...神じゃん...✨😭
次は何カプ書こうかしら…
ねええこう言うの神ですううう🥺🥺😭😭 勝デクってほんと…世界救っちゃいますよね⁉︎ 本当…勝デクなんでこんなにも尊いのか…。。 ずでぎなざぐびん、ありがどうございまずううううう😭😭😭((号泣(?)