『ホワイトデー』
蘭春
バレンタインに続いてホワイトデーなのだーーーー!!!!!(1週間遅れ!?!?)
、、、
【side 蘭】
あのバレンタインデーという神イベントから1ヶ月が経過しようとしているが、灰谷蘭の脳内はあの時のことでいっぱい。
チョコを口移しで食べさせ、顔がトロトロになった三途は無論可愛かった。
そしてそこから___♡
思い出すだけで勝手に顔がニンマリと笑顔になる。
ああ、神様は俺に味方してくれてるんだ。
そうだ絶対。こんな天使を間近で見られるなんて前世自分はどんな行いをしたんだ。
そして今、三途は絶賛仕事に追われている。(オレが押し付けた)
バタバタと慌てて仕事をしている天使をうっとり見入る。
くそ………コイツ、かわいいぞ…………。
神様を崇拝し、三途の可愛さを改めて確認していると、天使の囁きが聞こえる。
「オイテメェ、仕事しろや。なにニヤニヤしてんだよ気色悪ィ」
ついに幻覚が見え、幻聴が見えてるのかと自分自身を疑う。
幻覚で見えてる三途も変わらず尊い。
口は相変わらず悪いが、それはそれで可愛いという事実について論文を書きたいまである。
とりあえず、三途は何しても可愛い。
その事実は変えられないし、変えたくもない。
そして、幻覚、幻聴だと信じ、ポカーンと三途を見つめていると、バシッと叩かれた。
「現実を見ろ」と。
寧ろ叩かれて嬉しい。とても。
話は変わるが、明日はホワイトデー。
そして、バレンタインデーには三途からチョコが。
察しのいいオマエらなら言いたいことは分かるだろう。
お返しのチョコを作るのだ。
寧ろ、作らない選択肢なんて存在しない。
もちろん、チョコには媚薬入り♡
明日が楽しみすぎて寝れなそう。
、、、
結局、チョコレートを1から作るのは面倒くさすぎたので、某高級チョコレート店で買った個包装のものに注射器でクスリを入れた。
三途が出社するまで約30分。
少し早く来すぎた気もするが、早い分には構わない。
三途が来たらすぐに三途の元へ駆け寄る。
↓
チョコを渡す。で、食う。
↓
体が熱くなってきて俺の元へ。
↓
ヤる
これ以上ないほどの完璧な想定図が頭の中に出来た。
我ながら、というかやっぱり俺は天才なのでは?
その先のことを考え、またもやニマニマとニヤけていると、「オマエまじでキショいな」と、いつの間にか出社していた天使の声が。
ふいと顔を見ると、寝起きだからか、髪の毛がピョンと跳ねていた。
グハッッッ。三途に媚薬を飲ませて弱らせるより、俺の方が先に弱りそう。
「三途可愛い天才。チョコ食べる?」
「は?食うわけねぇじゃん。絶ッ対ェなんか入れてんだろ」
思いもよらない一言。
え、食わないなんて事ある?
そう、三途は思った以上に俺に警戒心を持っている。
警戒というか、威嚇している。
「美味しいし何も入ってないから!!」
「三途〜…」と、なんとか食べて貰おうと粘る。
「なんでオマエなんかのチョコ食わねェといけねェンだよ地獄かよ死ね!!」
断じて食べたくないと必死に拒む。
ここまでくると、もう疲れてくる。
ただでさえ面倒くさがりな蘭ですら、ここまで言っただけで凄い。
あァもういいや、めんどくせェ。殺されてもいいかも。
すると、バレンタインの時と同じようにチョコを咥え、強引に口移しをする。
「は、!?ァ…..ッん、むぁ、ッ♡」
抵抗しながらも、必死に舌を絡めようとしてくる三途。
可愛すぎて涙出る。
こちらからも舌を絡めようとすると、ガリッと効果音が出るほど強く噛まれた。
「いッ……たぁ、♡」
三途から貰った痛みに、わざとらしく痛む。
俺からしたらご褒美でしかないため、隠そうとしても喜びは隠せない。
「ッ….、ざまぁ、みやがれ、っ….♡」
コイツは相変わらず誘うのが上手すぎる。
無意識なのが逆に怖いし、倒れるほど可愛い。
「そんなこと言ってイイの?襲うけど」
三途が媚薬で弱るまでは待つ。
こっちは弱ってる三途を襲いたいんじゃい!
だから、絶対に三途が話さなくなる一言を放つ。
これで誘ってきたら、もうバカだろ。
「ふ、ぁ……あ、ちぃ、…….ッ、♡はやく襲えよ、ばか……..っ♡」
もう媚薬が効いているのか、三途の暴走は止まらず、俺を挑発する。
昨日まで毒舌で口が悪かったが、今は頬を赤らめて必死に俺を求めている三途がとても可愛い。
「ア〜〜もうムリ、ガマン出来ねェワ♡」
「はやく来いよ、蘭♡」
少しくらい手加減しようとしていたが、こんなこと言われたら誰だって無理だと思う。
三途の腰、ご愁傷様。
、、、
「ッッ゛ン……っ゛♡♡ ん゙ぅゔ〜ッッ゛♡♡♡♡♡」
───びゅるるッッ♡♡♡♡
と、何度目か分からない絶頂を迎えたあと、ぐったりと助けを求めるようにベットへしがみつく。
だが、ここには蘭と三途の2人だけ。
どう足掻いても無駄でしかない。
「もうや、ァ゛あ…….ッッ゛!!♡♡♡♡♡」
───びくびくッッ♡♡♡♡
三途の限界なんて、もうとっくに超えているのに、理性を保てなくなった蘭は止まることを忘れたようだ。
「お前から誘ってきたんだからしっかり楽しませろよォ?三途♡♡♡」
「ま、まて、…..ッ!も、むりだから……..っ゛♡♡♡」
さっきまで随分と余裕そうだった三途が、限界を超えるなんて……。
可愛すぎるどうしよう…….!
もう動画に収めればいいのか。
「春チャーン、ちょっとそのまま動かないで♡♡」
スマホを用意し、天使を動画へ収める。
画面越しで見ても可愛いとは何事だろうか。
ノーマルの写真は盛れないと言うが、三途はむしろ可愛い。
現実の三途にはもちろん及ばないが。
「や、やめ….ろッ…..、!とんなァ……ッ♡」
、、、
しぬ疲れた
書きたくなったらかきます
❤︎.💬.👤くださりますと喜びます😭💖
コメント
3件
うはまじ天才すぎません??こーゆーのめっっちゃ好みです😭😭😭今寝起きで見たんすけど、あさいちからこれ見れてはっぴーです🥰🥰ああぁ❤︎さんの書くらんはる最高尊い
好き好き好き。らぶらぶらぶ。((
めっちゃ余裕ないの好きです…😭