🌈🕒作品
 🌩 🦒 × 🍱🦖
R無し 夜表現有
 🦖sida
 今 僕 押し倒されてる
 なんだろ酒の飲みすぎか?
 今 僕の よれよれな目に映ってるのは
綺麗なオレンジ髪の リト
 のような気がする
 2年一緒にいた奴でさえ
 分からないぐらい酔ってるのかなー
 なんて
 僕が 余裕ぶっこいて考えてた時
リトの ような やつが
 僕の名前を呼んでる
 かも、笑
 
 🌩sida
 俺は今 1人じゃまともに立てないぐらい
酔っ払ってるウェンを
 押し倒している
 何で?
 男ってのはな 3大欲求には 抗えねえもんなんだよなーー 笑
 んで今 男の俺を抗えなくしてるのは
もちろん セイ欲 な
 捉え方によっては 食欲にもなるかも
なんだろーな
酔ってるからって言うのもあるのだろうか
 それとも 俺が欲に抗えずにこんな真夜中に男になってるからか?
 いつもより 俺の下にいるウェンが
可愛く見えてきて 。
 そんなことを考えながら
 「 まあ どうでもいいんだけど 、 」
 と そう 一言零す
 そろそろ … な
 「 ウェン ー ? 」
 此奴の名前を 呼ぶ
 すると
 「 ん゛ ん 、?  」
と さっきまで寝てたのか?ってぐらい
暗い声で返ってくる
 「 大丈夫かー  ?  気持ち悪い ? 」
 「 大丈夫 …  」
 「 そ 、 なあ ウェン 」
 「ん゛ー 、? 」
 「 こんな状態で 言うのもなんだろうけどさ  」
「 好き 」
 
 🦖sida
 俺が 目の前にいる奴を 判断するようにしてから
 少しの間 沈黙が続いちゃった
 頭がクラクラする
 
 リト ? は  俺の名前を呼んで
 心配してくれた
 リトなのかも分からない なんなら
マナかもしれない
 イメチェンした テツかもしれない
 なんて 心の中で くすっ と 笑う
 そんなことを考えてるうちに
 ぼやけていた目が
少しずつ 視力を取り戻していた
 1回だけ 目を擦り 瞬きをして
目の前の奴を見る
 やっぱり 綺麗なオレンジ髪をした
リト だった
 やっと確信できたのが 嬉しかったのか
 不意に
 
 「 やっぱり リト だったか ! 」
 
 と言ってしまった
 その時  リトの口も開く
 「 好き 」
 だって
 一瞬 何を言ってるのか 分からなかった
 俺の 確信 と 被ってしまったから。
 少し 考えて やっと 理解出来た
 リトは 俺に 好きって言ってくれたんだ
 嬉しかった
だって 俺も 好き だったからさ
 なぜ今この状況で言うのかは
何時になっても 理解できない
 出来れば もっと ちゃんと 伝えてほしかった
 でも今は そんなことどうでもいいってぐらい
 嬉しかったんだと思う
 俺は 気づいたら 枕と顔合わせして
涙を零していた
 
 🌩 sida
 「好き」
 勇気を出して伝えた
 そしたら
 ウェンの
 「やっぱり リトだったか!」
 という発言と被ってしまった
 酔いすぎて誰か分かって居なかったのだろうか
 俺は そんな状態 で 気持ちを伝えてしまったんだ
 と 少し 複雑な気持ちだった
 それからまた 沈黙が続いた
 気まづくて 、 少し 怖くて。
 そうすると ウェンは
 うつむせに なり
 枕を 抱きしめながら ぽふ っと 枕に顔を埋めた
 眠たかったのだろうか ? と思いながら
 ウェンを近くで見ると
ひぐ っという 声が聞こえてきて
 理解するのに 少し時間がかかったけど
 ウェンは 今 泣いてる
 なんで泣いているんだろうか
 そう考えていると 枕元から
 少し枯れた声で
 「 すき 」
 
 と 言っているのが聞こえた
 
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!