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彼女に嫌われた


いつも優しい彼女が、僕を遠ざけたのだ


嫌だ、嫌だ嫌だ!!


彼女は永遠に僕のだ!誰にも渡さない、死にゆく最期の瞬間も、魂も、


全部僕のだ


それが分からない、僕を遠ざけた悪い子の彼女には、


僕のモノだと分かるまで、どこかへ閉じ込めて、永遠に愛で続けよう


________________



彼女は私を置いて、仲間を助けに行ってしまった


どうして?どうしていつも1人で行くの?


私と一緒にいれば安全なのに、あなたを一番愛しているのは私なのに


私が嫌いだから?


いや、そんなの彼女に限って絶対有り得ない

そんなの絶対認めるはずがない


あぁそうか、彼女は遊んで欲しいのか!


一緒に行動してきて、彼女はよく私と同じようなイタズラを仕掛ける事がある


そうだったんだ!でも、今回のは流石に傷ついたな、


彼女を見つけたら、真っ先に抱きつきに行こう


そして、私と彼女だけの空間で

私だけを見つめてもらうまで、永遠に一緒にいよう


_______________________



何故?何故??


彼女は言った、私が好きだと、愛していると!!


何故?何故彼女は私を置いて行った?


彼女の先程まで感じていた体温は?温もりは?あの愛くるしい声は?


全部私のモノのはずだろう?何故私の腕の中にないのだ?


あぁそうか、彼女は私が愛しているかどうかを試しているのか!


私から離れて、私があなたを追いかけるかを試しているのか!!


可愛らしい彼女の事だ、きっとそうだ!


じゃなかったら、彼女が私を遠ざけるはずがない


彼女が偽りの愛を私に捧げるはずがない!


早く彼女を追いかけて、私も彼女に愛を囁こう


そして、彼女をどこかへ隠してしまおう


彼女がまた逃げ出さないよう、私は彼女を抱きしめ、愛を永遠に囁こう


一生愛しているという証として


________________



「、、、」


キーンッとする耳鳴りの中、ヤギ頭とのかくれんぼが始まった


もう、何も考えたくない


全てを捨て去って、この場から逃げ出してしまいたい


私は拳銃を天井へと向け、


「ソイツを、いじめんなつってんだろ

クソ怪異」


私がヤギ頭の頭に向けて銃口を定め、そのまま発砲しようとした瞬間


「ッ、、」


ぐにゃりと視界が歪み、そのまま意識を手放した


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幽霊退治に来たら怪異に誘拐された(?)

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