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彼女に嫌われた
いつも優しい彼女が、僕を遠ざけたのだ
嫌だ、嫌だ嫌だ!!
彼女は永遠に僕のだ!誰にも渡さない、死にゆく最期の瞬間も、魂も、
全部僕のだ
それが分からない、僕を遠ざけた悪い子の彼女には、
僕のモノだと分かるまで、どこかへ閉じ込めて、永遠に愛で続けよう
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彼女は私を置いて、仲間を助けに行ってしまった
どうして?どうしていつも1人で行くの?
私と一緒にいれば安全なのに、あなたを一番愛しているのは私なのに
私が嫌いだから?
いや、そんなの彼女に限って絶対有り得ない
そんなの絶対認めるはずがない
あぁそうか、彼女は遊んで欲しいのか!
一緒に行動してきて、彼女はよく私と同じようなイタズラを仕掛ける事がある
そうだったんだ!でも、今回のは流石に傷ついたな、
彼女を見つけたら、真っ先に抱きつきに行こう
そして、私と彼女だけの空間で
私だけを見つめてもらうまで、永遠に一緒にいよう
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何故?何故??
彼女は言った、私が好きだと、愛していると!!
何故?何故彼女は私を置いて行った?
彼女の先程まで感じていた体温は?温もりは?あの愛くるしい声は?
全部私のモノのはずだろう?何故私の腕の中にないのだ?
あぁそうか、彼女は私が愛しているかどうかを試しているのか!
私から離れて、私があなたを追いかけるかを試しているのか!!
可愛らしい彼女の事だ、きっとそうだ!
じゃなかったら、彼女が私を遠ざけるはずがない
彼女が偽りの愛を私に捧げるはずがない!
早く彼女を追いかけて、私も彼女に愛を囁こう
そして、彼女をどこかへ隠してしまおう
彼女がまた逃げ出さないよう、私は彼女を抱きしめ、愛を永遠に囁こう
一生愛しているという証として
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「、、、」
キーンッとする耳鳴りの中、ヤギ頭とのかくれんぼが始まった
もう、何も考えたくない
全てを捨て去って、この場から逃げ出してしまいたい
私は拳銃を天井へと向け、
「ソイツを、いじめんなつってんだろ
クソ怪異」
私がヤギ頭の頭に向けて銃口を定め、そのまま発砲しようとした瞬間
「ッ、、」
ぐにゃりと視界が歪み、そのまま意識を手放した
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