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浅草
紺炉「そういやぁ…若…今さっき第8の連中から連絡がありましてねェ」
紺炉「例の伝導者絡みで第7の管轄にガサ入れしたいそうでして」
紅丸「めんどくせェ。無視しとけ」
桜備「すみません…もう来ちゃいました」
紅丸「あ?」
紅丸「急に押しかけてくるとはどういうつもりだ?」
桜備「新門紅丸大隊長は面倒な手続きがお嫌いだと聞いて直接来ることにしたのですが…」
紅丸「勝手に来ちまったことは…まぁいい」
紅丸「だが、伝導者の調査だかなんだか知らねぇが、オレたちのシマを勝手に荒らされるわけにはいかねぇんだ…」
紅丸「第7には第7のやり方がある」
桜備「第7は伝導者一味を無視していくおつもりですか?」
紅丸「伝導者も白頭巾も皇国が定めた敵だろ?興味がねェってのが正直な意見だな」
桜備「伝導者は人工的に焔ビトを創り出している。次はここの町民がターゲットにされる可能性もありますよ」
紅丸「それだって皇国の言ってることだろ?実際にその一味が人を焔ビトにしているところをオレが見たわけじゃねぇ」
紅丸「馬鹿正直に信じる気はねぇんだよ」
桜備「だからそれを確かめるために私たちはここに来たんです」
森羅「オレは実際に見ました!伝導者と繋がる男が人を焔ビトにするところを!!!」
環「私も見ました!」
紅丸「皇国の犬が何を見たなんてこちとら知らねぇんだよ。疑うことを犬っコロの話なんざ聞きたくねぇ」
森羅「疑うだけ疑って何もしねぇヤツに言われたくないね」
森羅「第7の大隊長!!!あんた、最強の消防官なんだろ!?強すぎて仲間にするしかねぇって町の火消しを皇国に認めさせたんだろ!?」
森羅「だったら今度はオレがあんたをぶっとばして認めさせる番だ!!!」
紅丸「家事と喧嘩は江戸の華ってか?」
新門 紅丸 によって鎮魂完了
紅丸「お前…第8所属なのか」
座っていた李袮の隣に座る
李袮「うん。つい最近だけど」
紅丸「…家族はどうした」
李袮「……」
李袮「…全員…」
紅丸「いい。それ以上は言うな」
李袮「…紅が聞いたんじゃん(笑)」
李袮「あ、そーだ」
李袮「紅、久しぶりに相手してよ」
紅丸「…はぁ…そういうところは昔と変わってねーのかよ」
森羅「よっし!これで今日は終わりかー…あ、そういえば李袮さんどこに行っ…」
ドォン!
炎が空に舞いあがる
森羅「!?焔ビト!?」
火縄「森羅!今の炎は…」
森羅「行ってみましょう!」