テラーノベル
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無表情少年
注意
デクがワンフォーオールを使っていない
デクがオールマイトファンじゃない
でもノートに取るのは変わりません
無表情で闇を抱えてる緑谷出久がみんなと過ごし
て少しづつ笑いを取り戻してきてる緑谷出久の様
子
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緑谷出久少しだけ表情が出てきたのは昨日のこと
だった
「デクくんっていつも無口よね」
「あー!分かるかも!
クール通り越して無口無表情」
「ちょっと怖いんだよな〜」
「でも優しいんだよね〜」
緑谷出久には優しさがある
みんなに無関心だし不思議な子だけど
誰よりも助ける気はあり、正義感がある子だ
だけどそれを見せれないだけ
「私は転びそうになったとき支えてくれたの!」
「俺は授業全くわかんねーって言ったらノート
見せてくれて、ちょーわかりやすい解説付き
だったわ」
「緑谷って何考えてるか分かんないけど優しいよ
ね!」
「結構不思議だよな」
「俺体育祭のとき勝つって宣言したら、別にって
言われた。だけど緑谷がお前の力だって言われて
励まされて視野が広がったな」
「轟のはでけぇことだけどよ、緑谷ってちょっと
したことでも助けてくれるよな。
目立たないけど。」
「目立った活躍だってあんまり見ないし目立って
誰かを助ける!なんてことないけど実力とかじゃ
うちのクラスじゃ1番強くない?」
「そうそう!デクくんって個性無個性じゃん!
だからよくナイフとか使って戦闘してるじゃん!
さすがに個性に頼りすぎかなって思ったからナイ
フの技術とか個性なしの戦闘方法も教えて欲しい
なーって思って!」
「じゃま」
その楽しさを破った一言
それを放った人…緑谷出久
「あ、ごめんね、!あn」
すぐに歩いて自分の部屋に入ってた
「あー、あれは時間かかりそう」
「えー!!仲良くなりたかった…」
「無理だろ」
遅れて入ってきた爆豪勝己が絶望するような一言
を放った
短い言葉だけど麗日には強く刺さった
「うっ…」
「そんなに硬いこと言わずに!な?爆豪!」
「諦めろ」
「えー!!そんなー(泣」
「うーん、…でも分かんないじゃん」
「私たちで笑ってくれる可能性だってあしね」
「あいつクラスに馴染むの…
あ、いや一生馴染んでねぇわ」
「…」
A組全員が絶望顔になる
「…ま、まぁ頑張ろーぜ!緑谷を笑わそうぜ!」
「そ、そうやね!いつかみんなで笑って写真撮り
たいし!」
「確かにー!!」
「あっそ…」
その日から緑谷を笑わそうとしてみんなが動き出
す
まぁ、別に笑わせなくたっていい
ただ驚いたり照れたり泣いたり、
その感情を見せて欲しい
「デクくん!」
「何?」
「あ、あ、その…」
「要件は?早くして」
「や、なんでもない」
冷たい視線にやられた麗日
「なー!緑谷!今日みんなで勉強会すんだけどさ
お前も一緒にやろーぜ!」
「やんない」
一言で終わらせられる
「わぁ!デクくん!驚いたー?」
「全く」
…
「緑谷!見て!美味しそうなご飯だよ!」
「ありがと」
真顔で感謝の言葉を述べられても…
「デクくんって何が好き?」
「なんで?」
「デクくんのこともっと知りたい!」
「別に、教える必要ないし」
「で、でも」
無言で麗日の横を通り過ぎる
「う、麗日諦めようぜ?」
「あいつら俺らに無関心じゃん」
「うーん。でも!話したいじゃん?」
「話せないと思うけどな〜」
「話せても短い会話だと思うぜ?」
「そんな奴にこんなに苦労してまで仲良くしよう
とするか?」
「でも俺も緑谷と話してみてぇ」
「轟も〜?」
「だよね!!!話してみたいよね!?」
「おう。あいつとちゃんと話してちゃんと笑って
る顔見てぇ」
「だよね〜」
「どうしょっか…」
「轟くん!」
「なんだ?」
「デクくんの部屋に行って話してこようよ」
「そしたらなんかしら話せるんじゃない!」
「確かに…行ってみるか」
コンコン
「デクく〜ん」
「緑谷、いるか?」
シーン
「入ってみよっか」
がちゃ
「緑谷いるか?」
「いないみたい」
「刀、ナイフ、銃、スタンガン」
「拭いたんだな」
そこには丁寧に拭かれた緑谷出久の武器が置いて
あった
麗日は無意識にノートを手に取った
「なにこれ…」
「なんだ?」
轟がノートを覗き込む
「!、あいつ…」
「なにしてんの」
「あ、いや、デクくんと仲良くなりたくて
少し部屋に来てみてこれを見てただけ」
「緑谷ってこういうの得意なのか?」
「…早く出てってくんない?」
「あ、」
口が止まった麗日
なんにも言い返せない
「やだ。俺は緑谷と仲良くなりてぇ
だから仲良くなるまで出ねぇ」
「それ一生かかるけど大丈夫?」
「大丈夫でしょ?」
「あぁ、大丈夫だ」
「だって私たちデクくんと一生仲良くしてたいか
らね!」
「…」
「デクくん?」
「別に仲良くしたいなんて言ってないけど」
「私たちが仲良くしたいの」
「クラス全員が思ってると思うぞ?」
「別にそんなに仲良くする必要もなんもないし」
「でもさ、ほら!みんなで勉強会とかワイワイ
するの楽しくない!?」
「別に」
「みんなで風呂入って話すの楽しくないか?」
「別に楽しくない」
「全部鬱陶しい」
「そうか、…」
「でもデクくんと仲良くしたいな、」
「勝手に仲良しごっこしときなよ」
「仲良しごっこって」
「別にごっこなんかじゃねぇ
そんな中途半端な気持ちで仲良くしてるわけじゃ
ねぇし」
「あっそ。勝手にやっとけば?」
「勝手にやらせてもらうな」
「緑谷、一緒に飯食おうぜ」
「今日食べないから」
「デクくん!一緒に帰ろ?」
「一人でいたい気分だから」
「緑谷、一緒に自主練しねぇか?」
「今から勉強するから」
「じゃあ一緒に勉強しよ?」
「大丈夫。一人の方が集中できる」
「難しい…」
「緑谷と全然仲良くできねぇだろ?」
「もう諦めなよ」
「やだ」
「まぁ頑張れよ…」
がちゃ
「デクくん!」
「緑谷」
「あー、もうさ、なんでそんなに仲良くしようと
するの?仲良くしたくないって言ってんじゃん」
「言われてないぞ?」
「じゃあ、今言う。もう仲良くしたくないから
近くにも来ないで」
「デクくん、」
「俺、緑谷のノート見てすげぇって思った。だか
らもっと話を聞いてみたいし仲良くしたかった」
「私も、無表情だし無口のデクくんがA組のみん
なで笑ってるところ見たかっただけ。」
「それが嫌なら謝る。ちゃんと距離も取る」
「ごめんね」
「どうしてかな、それもそれで、やなんだよね」
「え、?」
「やっぱなんでもない。そうして」
「…」
「緑谷は、俺らと笑いたいって思ったことある
か?」
「ない」
「じゃあ独りになるって思ったら寂しい?」
「そういうことじゃないから、もう忘れて
出てって」
「ごめん、モヤモヤ溶けるまで居させて」
「緑谷ともっと話したかっただけなのに、」
「なんで、遠回ししちゃったのかな」
ぽつり、ぽつり、とこぼされる言葉
緑谷は笑ってしまった
「変な人(笑」
微笑む少し、少しだけ感情が出た。
「緑谷!今笑ったか?」
「笑ったよね…?」
「…は、?」
「そっか!そういう事ね!わかった!!」
「俺もわかった!」
「デクくんは笑わせて欲しいんだ!」
「は、?別にそう思ってた訳じゃないけど」
「じゃなんだよ?」
「…わかんない」
「わかんないなら当たりだ!」
「あー!もう出てって」
がちゃん、と大きな音を立てドアをしめる
それと一緒に轟と麗日も外へ出す
「どうしたんだよ」
「デクくんが笑ったよ!!!やったー!!」
「え、?まじで?」
「緑谷が微笑んでた」
「え!!お前らすげぇな!」
「良かった〜」
そこからもっと緑谷を笑わそうとして、A組の
緑谷笑わす作戦が開始されるのであった
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