中也side
羅鬼「兄貴ー ただいまー」
中也「おぉ、おかえり」
羅鬼「ねぇ兄貴」
中也(ギクッ まさか……)
羅鬼「ねぇ芥川君のこの写真どー思う? めっっっちゃ可愛くない? もう天使! 神! ウチが貸したサングラス付けてくれたんだよ?! もうこのサングラス一生手放さない! 決めた! んもう可愛い! しかも『有難うございます』ってよ?! もう神! 本当最強! 鬼可愛いガチ可愛いウチの推しが世界一、この写真世界中に広めたい、このかわいさを世界に知ってもらいたい、ファンクラブ創設できちゃうって本当、マジ無理可愛い、芥川君が付けたサングラスになりたい、それかズボンかコートになりたい」(ノンブレス)
中也「そう、か……よかったな!」
中也(ホントにコイツが準幹部なんて誰も思わねぇだろうな……)
そう、羅鬼はああ見えてポートマフィア準幹部なのである。
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羅鬼side
今日は仕事終わったから、飲みにでも行こーかな。
羅鬼「って……、太宰!」
太宰「おや、羅鬼ちゃんじゃないか」
羅鬼「久しぶりー……って、でかくなったなぁ、アンタ」
太宰「君、中也よりかは大きかったけど、そんな伸びてないね」
羅鬼「アンタが伸び過ぎだっての」
太宰「ははっ、君は如何して此処に?」
羅鬼「仕事帰りだからさ、ちょっくら飲みに行こーかなってよ」
太宰「君らしーや」
羅鬼「ほぉーん? 未成年で酒飲んでたアンタも云えないでしょー?」
太宰「それは今言わないっ!」
ベシッて叩かれた……あんまいたくないけど。
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ー1時間ー
太宰side
羅鬼「んで! 芥川君めっっちゃ可愛いのー!! 私の頭にあるこのサングラス掛けてくれたのー!!もう死ぬかと思った! 写真あるよ!見る?」
太宰「君、1時間も経っても語るんだねー…」
羅鬼「だって可愛いもんは仕方ないでしょう?!」
太宰「ちょ……飲み過ぎだって、、君酔うと饒舌になるんだから……」
羅鬼ちゃん。 私の想い人。
中也がポートマフィアに入って直ぐに羅鬼ちゃんも入ってきた。
見た目とかは今と余り変わらず居る。
初めて会った時は確か14と言っていた。
だけど、14とは思えないほどの大人っぽさがあった。
可愛いというより_______綺麗って感じの子。
ポートマフィアの姉貴って立場。
___________だが、そんな羅鬼ちゃんにも”好きな人”が出来た。
太宰『ねぇ中也』
中也『ンだよ、用がねぇならとっとと死ね』
太宰『羅鬼ちゃんって好きな子居るのかな』
中也『羅鬼ィ? あぁ彼奴か』
中也『彼奴、芥川が好きなんだってよ』
太宰『は___?』
中也『一目惚れだの何だの言ってたぜ』
太宰『….』
私がポートマフィアに居た時、中也とした会話。
今でも鮮明に覚えている。
唯々切ない。
太宰「私のことだって見てくれ給えよ………」
羅鬼「太宰ー? なんか言ったー?」
太宰「……いや、何も言っていないよ。」
羅鬼「そ、」
彼女は今でも芥川君の写真を見つめている。
その顔を見るのが辛くて、私は彼女から目を逸らした。
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キターーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎ウェーイ‼︎好き好きマジ好き‼︎‼︎天才だ千織さん‼︎