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ラルセイとクリス

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ラルセイとクリス

38 - 第38話

2024年04月26日

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「少し前だけど」

僕が3、4歳位だった時

僕の村が全焼した

僕以外全員火事で死んでしまった

「お母さん、お父さん」

「お兄ちゃん、お姉ちゃん」

「みんなどこに居るの?」

大きく火が燃えて居た中で僕は一生懸命に叫んだ

「教えて、お願い」

そう呟いた時大きな影が火の中から浮かび上がった

僕は怖くなった火の中から村を燃やしたモンスターが出てきた

「ひっ」

「まだ生きてたのかよ」

「やっやめて」

モンスターは僕の前に刃物を持った

「さっさと死ね」

モンスターは僕の片目を刃物で切った

「うっうぅ」

「次は首だ」

「ひっぐ、うぅ」

「やめないよ」

そこにフェイアが来た

「何だよ」

モンスターがイラついた表情で言った

「ふん、所詮アンタも心が無いのね」

「小娘ふぜいが 」

モンスターが刃物をフェイアに向けた

「あらそう、殺しやすくて助かるわ」

「後で後悔するぞ 」

「アンタこそね」

二人が武器を向け合って居た次の瞬間フェイアがモンスターの腹に刃物を突き刺した

「げほっ」

モンスターは口から血を吐きながら倒れた途端フェイアはモンスターの首に刃物を刺して殺してしまった

ラルセイとクリス

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