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アンタの生徒になれたなら

7 - 教育実習生と生徒

♥

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2025年09月21日

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ども(*^ᴗ^)














家に帰ると、自然と机に向かっていた。

答案用紙、参考書、問題集、昨日までのモヤモヤも、切なさも、全部置き去りにして、ただ目の前の数字と文字だけに集中する。

赫「 … 」


紫「 ここ 理解 しとけば 、次 は 落とさない から 。」


いるまの低く落ち着いた声が、耳に響く。

顔を上げると、いつものからかいも笑みもなく、真剣な眼差しで俺のノートを覗き込んでいる。


時間を忘れて、問題を解く。

ペンが滑って机から落ちそうになるたび、いるまの手がさっと出る。

その瞬間、肩が触れそうになる距離で、胸がドキドキする。


赫( 集中 しにくい … )


ゞ( でも 、やらなきゃ っ )


ページをめくる指先に力を込めながら、ふと心に決める。

赫( もし合格できたら、絶対、いるまに好きって言うんだ。)

頭の中で何度も繰り返すその決意に、胸が熱くなる。汗で髪が額に張りついても、震える手でペンを握り直す。 いるまは何も言わず、ただ真剣に問題に向かい続ける。 その姿を見るだけで、心の奥がぎゅっとなる。


赫( 絶対ッ 絶対 合格 する ッ ! )


紫「 明日、受験 。頑張れよ 」


赫「 ! 、うん  …よし 、」


ペンを置き、深呼吸する。

窓の外には静かな夜景。

その光を見つめながら、心の中でそっと誓う。 受験も恋も、絶対、諦めない。









受験当日 

赫「 … 緊張 してきた 。」


紫「 なつ 。」


朝。試験会場へ向かう途中、いるまがひょっこり現れた。


赫「 いるま ! 」


紫「 頑張れ 。受験 。」


低く落ち着いた声。

だけど、その一言が胸に刺さって、思わず息を飲む。


赫「 …… うん 」


なんとか返事をするけど、心臓がバクバクして手が震えた。













試験が終わり、頭はぐったりだけど、胸には達成感。 その帰り道、思い出すのは、さっきのいるまの顔。 低くて落ち着いた声、真剣な視線、少し赤くなった頬、

赫「 … ⸝⸝ 」









緊張で手が震える。

今日は結果発表の日。


赫( … 落ちたとしても、まだ チャンス は あるんだから )


一人で掲示板へ向かい、胸が張り裂けそうになるのを堪えながら目を上げる。


赫( どうか __ )


視線が数字に触れた瞬間、胸が跳ねた。


赫( … ! 








合格していた。


安堵と喜びで胸がいっぱいになり、自然と涙が滲む。 でも、今は喜びを一人で噛み締めたい気持ちもあった。


⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯



赫「 はっ はぁ … はっ 、 」


放課後、公園で待ち合わせ。俺は駆け足で公園へ向かった。


赫「 … ! 」


紫「 …… 」


ベンチに座っているいるまの姿が見えた。

少し微笑んで、俺をじっと見つめている。


赫「 … 合格 した … よ 。」


俺が結果を言うと、いるまは目を見開いた。

そしているまが少し前に出て、優しく視線を合わせる。


紫「 … 合格 、おめでとう 」


赫「 … 」


その声に、胸が熱くなる。

少し照れた笑み、でもまっすぐな目。


赫「 ありがとう 、… いるまっ … 」


そして、覚悟を決めた。

胸の中で何度も繰り返しあ想いを、ついに口に出す。


赫「 … 好き 」


紫「 ぇ … ? 」


赫「 いるま の 事 が ずっと 好き だった !」


ゞ「 俺 と … 付き合って ください ! 」


言い終わった瞬間、空気が一瞬止まった気がした。 いるまの瞳が大きく見開かれ、そして、少しだけ顔を赤らめた。

紫「 … 俺 から 言いたかった なぁ … ⸝⸝ 」


赫「 それって … 」


紫「 俺 も 、なつ が 好き 」


低く、でも力強い声。

その瞬間、全身が熱くなって、胸がぎゅっとなる。頬に水が通った。


赫「 … っ 、よろしく お願い します ッ ⸝⸝ 」


少し間を置いて、手がそっと繋がれた。

温かく、安心できる感触。


紫「 卒業 したら 、家 おいで 。それから きちんと 付き合お 。」


赫「 ぇ 、? 」


紫「 年の差 って もんが あんだろ ?」


赫「 … 確かに 笑 」


隣で頷く俺。

受験も、恋も、これからも。

二人で歩む未来を、心から楽しみに思った。









いるまの教育実習の1ヶ月間が終わった。

もちろん俺はその期間1回も体育に出なかったから、結構体育の評価は悪かった。 それもついでにいるまに怒られた。「 卒業 するまで は 出る 事 。」 と 。体育 に 参加 したら 、周り

から おどろかれていた 。

そして、今日は卒業式。

校門を出ると、春の光が柔らかく差し込んでいた。

赫「 … はぁ 、泣いた 。」

少し寂しさが胸を締めつける。

すると、校門前にいるまが待機していた。


赫「 ぇ 、… 」


紫「 なつ 、卒業 おめでと 」


赫「 ん 、ありがと 照れ ⸝⸝ 」


まだまだ照れくさいけれど、胸の奥がじんわり温かくなる。


紫「 うち くる ? 」


赫「 う、うん っ 」


俺は心臓が少し早くなるのを感じながら、いるまの家へ向かう。

春風が頬を撫で、学校では見せなかった緊張と期待が入り混じる。


赫( 今日 は 、ゆっくり 話せる … )






部屋には柔らかな日差しが差し込んでいた。

いるまの家のリビングで、二人きりの時間。

学校でも家庭教師でもない、ただの“二人だけの空間”。



赫( …… やばい 、やばい … )


ゞ( めっちゃ 心臓 バクバク する ッ !!! )


なぜか心臓が跳ねて、手のひらがじんわり熱くなる。 思わずソワソワしてしまい、靴を脱ぐのも手間取った。

紫「 WWW 、… 大丈夫 そ ?笑 」


赫「 だ、 大丈夫 … 」


ソファに座ると、いるまも隣に座って俺の顔をじっくりと見る。とても視線が聞きなる。


赫「 集中 できん … ⸝⸝ 」


紫「 WWW 、可愛い ~ 」











夕食を食べ終わり、リビングで一緒に勉強やゲームをしていると、気づけば夜も遅くなっていた。


赫「 もう こんな 時間 …  」

紫「 泊まる … ? 」


軽く聞かれ、思わずドキッとする。

カップルなだけでまだちょっとしか経ってない。流石に…な?

心臓がバクバクして、思わず顔を赤らめながら小さく頷いた。


紫「 じゃあ 、決まり 。」


ゞ「 俺 先 風呂 入る から。俺 上がったら 、お前 と 風呂 入って きな 。」


赫「 ぁ 、うん … 」











赫「 上がった … 」


パジャマ着替え、部屋に戻ると、いるまがソファに座って待っていた。 ラフな格好で、少し髪を乱したままの彼に、自然と胸が高鳴る。

紫「 ん 、おいで 」


手招きされて、そっと隣に座る。すると、肩を寄せられる。


赫「 …… ⸝⸝ 」


手が触れるたび、心臓がバクバクと鳴る。 軽く頭を撫でられ、唇がふと近くに寄る。 短く甘いキス。

紫「 顔 真っ赤 … 笑 」


赫「 … うるさい ⸝⸝ 」


そのまま、手を絡め、肩を寄せ合い、少し押し倒すようにベッドへ。

ぽすっ

赫「 わっ 、… 」


紫「 本当 可愛い … 」


赫「 … ばか ⸝⸝ 」

 

顔を赤らめながらも、笑みがこぼれる。

手を握り合い、身体を寄せ合い、夜の静けさの中で甘い時間が続く。


ベッドに並んで、身体の温もりを感じながら、心の奥で強く思う。


赫( これから も … ずっと 一緒 に 居たい )





これは、教育実習生と生徒の話。



… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽








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コメント

6

ユーザー

書いてくださりありがとうございました!😭✨️もう大満足です!💯 リク難しいかなと思ったんですけど投稿頻度が多くて嬉しい反面、意外と書くの楽しかったりしてるかなぁって思いながら読んでました🤫 頼んで良かったです!🥰🥰完結もおめでとうございます!👏👏

ユーザー

うッ…合格してよかったぁぁぁ泣、藐くん優男すぎるッ!! 完結ありがとうございます!!おめでとうございます!! お二人共末永くお幸せに~!!!

ユーザー

え、もうめっちゃいい😭 投稿頻度めためた、はやいね 頑張っててすごすぎる

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