小我太の家。 風磨。
「ハハ、、何か夜まで寝ちゃってたな、、あ、ケーキ作ったんだ〜」そう机の上には豪華な食事が並べられていた。「、、おぉ、、流石小我太、、」「へへ、よし!!今からクリスマスパーティーしよ!!」「おう!!」
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狂唖の家。 午後11時28分。 狂唖。
「、、、、」、、墻音が帰ってこない、、「、、もうお酒無くなったし、、日付も変わっちゃうよ、、」どこ行ったんだろ、、寝ちゃいそう、、すると、、ガチャ!!!!「、、!?」玄関の鍵が空いた、、、??「狂唖さん!?起きてます!?」そう墻音は慌ててリビングに来た。「、、??お、、、起きてるけど、、」「、、あぁ、、よかった、、すみません、プレゼンと間違えて違うの渡されてて、、慌てて取りに行ってて、、」「、、あぁ、、そうだったんだ、、」「夜ご飯食べちゃいました??」「い、、や、、まだ、、お酒飲んだだけ、、」「、、そうですか、、」「、、、、」き、、気まず、、何これ、、本当に無理、この空気、、「、、、、」早くビンタしたこと謝ろ、、それで墻音説得して、組織やめてもらって、、「、、狂唖さん、、」「、、!?は、ハイ??」「、、少し一緒に外行きませんか、、??」
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組織。 加内。
「うわぁ!!何コレ、、」俺はそう狂唖さんの机をの上を見た。「、、みんながプレゼント置いたら、、床までお菓子だらけに、、」「ハハ、、僕も下に置いておこう、、」
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とある公園。 狂唖。
「、、っ、、」寒っ、、もうそろそろ雪降るのかな、、「、、、、」こんな所にクリスマスツリーあったんだ、、「、、、、」墻音全然喋んないな、、「、、、、」早く謝ろ、、「狂唖さん」「、、!?ん、な、何??」「、、すみません、、養成守れなくて、、図体だけデカくなって、、弱いままで」「、、、、」「これでも8年前よりは強くなったと思ったんですけどね、、子供1人も守れなくて」「、、ち、、違っ、、養成を守れなかったのはもちろん怒ってる、、けど、、誰もが大切なもの全部守れるとは限らない、、俺は、、ただ、、墻音に組織を辞めて欲しくて、、過去の復讐何かの為に、、いて欲しくない、、」俺はそう墻音の袖を掴んだ。「、、、、」「、、お願いだから、、やめて欲しい、、」「、、何と言われようが俺は組織を辞めません」「、、、、」「アンタがどれだけ願っても、、俺に何度組織を辞めろと言おうと、、結果は変わりません」「、、何で、、そこまで組織に居たいの、、」「、、、、」すると墻音は少し俯いた。「、、ただ、、組織で働くのが楽しいんです、、」「、、、、」「幹部達のような優しく、厳しい上司がいて、、ふざけ合えられる団員達がいて、、可愛がえる子供達がいた、、組織で働くのが結構楽しかった」「、、、、」「ずっと、心の中で決めてたんです、、生涯大切にするのはアンタ1人だけで良いって、、じゃなきゃ、、大切な人が増えると、いつか壊れると思ったから、、」すると墻音は俺の手を少し握った。「、、けど無理だった、、自然と大切なものが増えた、、でも何より大切なのはやっぱりアナタなんです、、アナタを守るとか、、面倒見るとか、、みんなにはそう言う理由であなたの側にずっと居たけど、、何だかんだ言ってアナタと1ミリも離れたくなかった、、1日の間、、1秒でも長くあなたと一緒にいたかった、、」「、、、、、」「、、だから組織に居たい、、復讐の為じゃない、、ただアナタと一緒にいたい」そう墻音は俺の手を強か握った。「、、、、」「、、??どうしました??狂唖さん??」すると墻音は俺の顔を覗き込んだ。「、、ずっとね、、」「、、??」「、、ずっと、、養成と墻音を天秤にかけてたの、、何度かけても、、俺の心の奥には養成が代わりに死んでくれてよかったって、、ずっと思っちゃってて、、俺は、、教官として、、養成を1番に考えなくちゃいけないのに、、でも、、」「、、、、」「、、間違いだった、、俺を1番大切にしてくれて、、側にいてくれてるのは墻音なのに、、墻音以上に、、俺が大切にしなきゃいけない人なんか、、いないのに、、」そう俺は手を少し握り返した。「、、ごめん、、殴ったりして、、」「、、泣かないんですか、、??」「へ??」「こういう時、普通は泣くらしいですよ」「、、墻音も泣いてないじゃん」「涙腺強いんで、、」すると墻音の顔が俺に近づいた。「、、??」「、、狂唖さんは泣きませんよね、、ずっと、、」墻音は自分のおでこを俺のおでこと擦り合わせた。「、、??」「狂唖さん冷たいですね、、手」「んー、、ちょっと寒いかも、、」「、、そろそろ部屋に戻りましょうか、、あ、そうだ、、プレゼントとあげる、、ピアスです」「へぇ〜、、!!ちょうど新しいの欲しかったんだよ〜」俺はそう墻音に笑った。「、、付けますね、、少し首触りますよ」すると墻音は俺の耳にピアスをつけた。「、、ん、、」「できた」「、、??どう??」俺はそう墻音に聞いた。「、、似合ってます」「本当〜、俺も後で鏡見よ〜」「部屋に戻りましょうか、、」「うん!!」俺はそう墻音の跡を着いて行った。
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