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彼はか細い白い手でチビチビとパンを甘噛みして食べている。
腹減ってそうなんに随分遅く食べるなぁ。
彼が飯を食べ終わるのは随分時間がかかりそうや。
この時間に頼んどった奴が来るんやけど…。
【ピンポーン】
ゾム
「お、来た」
来たみたいやから音に敏感でビクビクしている彼からパンをとって皿に戻して、彼をゲージに戻して鍵を閉め、玄関に行く。
「こちらにお名前を…」
ゾム
「ん、はい」
「ではこちらです。ありがとうございました」
渡された小さめのダンボールを片手に部屋に戻る。
またゲージの鍵を外して彼を持ち上げて出し、彼の食べかけのパンをあげる。
またはぐはぐと食べだした彼は食欲は大丈夫そうやなと思う。
そしてさっき貰ったダンボールを素手で少し乱暴にガムテープを千切ったら中身が見えた。
ゾム
「以外とかっこえぇな」
丁度彼も飯食い終わったのか顔をあげて俺の部屋を探るような目で見つめている。
俺は「おいで」と言って彼を呼び寄せる。
だが彼は多分俺の言ったことがわからないんだろう、その場で俺のことを震えながら見つめている。
多分彼はずっと硬直したままだから半ば無理矢理彼をこっちに引きずり、彼の首に首輪をつける。
首輪をギザギザの歯で噛み千切ろうとしている彼は俺より位の高い天使という種族なのに今は彼のほうが俺より低位の種族に見えて愚かやなぁと思う。
シャークん
「ゔぅ…フシャーッ」
猫のような鳴き声を発する彼は無理だと悟ったのか諦めて白銀の翼が彼を守るように包んだ。
抵抗のつもり何やろうけど、ボロボロの翼だから可愛くて、一種の生きる俺だけのコレクションのように思える。
彼につけた首輪は革製で猫用のと似ている。
迷子やもし逃げたら困るからそれの防止として首輪に銀色の鈴をつけた。
彼が動く度にチリンチリンと音を鳴らす鈴は彼はうっとおしそうに顔を歪めた。
さぁて、俺は会社の準備でもしようかな。
俺も働いている身としては早く仕事場に行って仕事をしなければいけんねん。
いつ着ても着慣れないスーツを着て、鞄をもって部屋をでようとした。
そういや彼をゲージに戻してねぇな。
忘れるところだった。彼をゲージに戻して鍵を閉め、部屋をでた。
ゾム
「シャークん、俺言ってくるからな。大人しく待っとるねんぞ
あと、絶対に逃げちゃ駄目やからな」
シャークんのこと心配やけど大丈夫やよな…
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とんとん
「ゾムお前今日えらい集中してんな、どうした?」
ゾム
「はよ家に帰りたいから」
鬱
「めずらしっ」
〇〇会社、社内。
その社内では数々の事務員達が一人の事務員に驚きを隠せないでいた。
いつも「飽きた」と言って他の人に書類を押し付け、会社から早く帰る前髪の長い茶髪の事務員が、今日はパソコンに真顔で書類をバンバン終わらせていった。
彼の上司のトントンやオスマンは勿論、最近入社した後輩のチーノやショッピも彼の書類裁きには目をかっぴらいていた。
ショッピ
「ゾムさん、なんか急ぎの用事でもあるんスカ?」
チーノ
「おいバカショッピ君、ゾムさんはその場合エミさんとかに書類押し付けて颯爽と帰るに決まっとるやろ」
ゾム
「おいチーノお前」
溜まりに溜まった書類をゾムは裁きながら、淡々と書類をこなしていた。こんな力があるなら普段から真面目にやれと誰もが思ったが、そんなことを口走ったら彼の食害の餌食にされる。
ゾム
「ん、トントン書類終わったで、俺帰るわ」
トントン
「ええけど…ホンマにお前どうしたんや」
昼になる前に書類を全て終わらせたゾムは荷物を整え帰る準備をしていた。
いつもとは違う彼の姿に誰もが興味がでるだろう。そんな内の一人のトントンはゾムに問いかけた。
ゾム
「あー…ペットに昼ご飯を上げたいから」
少し面倒くさそうにぶっきらぼうに吐き捨てたゾムの言葉に糸目のオスマンでさえ目を小さく丸くした。
ロボロ
「え、お前ペットなんていたん」
ゾム
「最近買ったんや」
ひとらんらん
「犬?猫?」
ゾム
「んー…強いていうなら鳥(人間)」
コネシマ
「育てて食うんか」
ゾム
「食わんわ」
はぁ…といつも嬉々とした声を上げる末っ子気質の彼からは珍しく社畜のようなため息をついた。
彼としては彼が捕まえたペット…シャークんが人間のように昼も飯を食べるんかな?と思い早々に仕事を切り上げたんだが。
「俺もう行くわ」と言ってゾムは会社から出て家に会社員が出すとは思えない速さで家に直行した。
一方その頃
シャークん
「ゔぅ…」
狭いゲージに大きな翼と共に入れられたシャークんは狭くて暑苦しいこの感情を噛み締めていた。
唾液まみれの体やボロボロの翼に白い濁ったワンピース。口を開き鋭い歯をガシガシと噛む動作。彼にとっていつも天国で暇していた彼はこの人間界の地獄から這い上がりたくて仕方がなかった。
何度も何度も仲間の名前を呼び、次第に声はか細く、小さく、震えた声になった。
そしてシャークんは思った。
こんなに辛いならここから脱出すればすぐに帰れるじゃん。と
実際、彼は天界で天使騎士団団長を努めていた。
こんな古く錆びた檻なんて、彼の翼が羽撃くだけで吹き飛ぶも当然。
それができないのは、あの人間とは思えない笑い。そして、「絶対に逃げちゃ駄目」。この言葉は彼の心臓に強く巻き付いている。
あのドスの効いた低音。地を這うように支配されて動けなくなった体。何度思い出しても、身震いが止まらなくなり、涙が溢れ、体は重みを帯びる。
そして散々に弄られた体や、体に付着した自分の欲と彼の唾液。それが何処かに触れる度に、彼の体は敏感に反応し、熱が湧き出す。
だが彼は、それでもこの場から逃げ出そうと必死だった。
そして今日、決心が付き、檻をバキバキに砕いた。
彼の心に浮かび上がるのは開放感、後悔、恐怖。
それらがぐちゃぐちゃに混ざり合い、重くなる体を必死に動かした。
やっと部屋から出て、階段を下りる。
「……なぁ」
シャークん
「………ひッ…うぁ…ゃ」
そんなとき、あの低音が耳元から脳に響いた。
その低音の主…ゾムは不機嫌オーラをさらけ出し、彼の手首を片手で彼の頭の上で一纏めにして固定し、壁に押し付けた。
ゾム
「なぁ、なんでここおるん?逃げ出したん?駄目っていうたよな?」
シャークん
「ㇷ…フシャーッ!!」
ゾム
「なんやお前」
恐怖の瞳に染まった彼も、負けじと睨んで猫のように威嚇するが、ゾムに睨まれた途端、圧に負けて絶望の顔に変わった。
ゾム
「はぁ…躾しんなんいけんなぁ、このペット」
ゾムは彼を乱暴に姫抱きし、彼の部屋へと向かった。部屋に入ってすぐに目に飛び込む砕かれたゲージ。
ゾム
「…はぁ…」
ゾムは床にシャークんを放り投げ、買っていおいた手錠でシャークんの手を再起不能にし、ワンピースを脱がせた。
シャークん
「ㇷ、ヴゥん…ぅぅ」
いまだ恐怖で動けないシャークんは何をされるのか、怖くて仕方がなかった。
ゾム
「まぁ…俺も溜まっとったシ、丁度ええか」
ゾムはカチャカチャとズボンのベルトを外し、下着も脱いで自身の根を顕にする。中々の大きさのそれを前にシャークんはますます何をされるか疑問で仕方がない。
シャークんを床に押し付け、仰向けにして、そのシャークんの胸元にゾムは乗った。
シャークん
「フシャッ?!…ぅ…」
シャークんの目の前にはゾムの根があり、猛烈な雄の匂いが顔にむわっと広がる。
ゾム
「ほら、舐めろや」
頑なに口を開かないシャークんに痺れを切らしたゾムは、シャークんの鼻を摘んで息をできなくした。
口を開いてしまったシャークんに、自分の根を挿入れて、「噛むなよ」とシャークんの耳元で囁いた。
シャークん
「ん’’ん…んッ」
息がしづらく、息を吸おうとすればそれと一緒に雄の匂いが鼻に入ってきて、頭が真っ白になる。
ゾム
「はぁ…まぁ今日は溜まっとったし、許すわ。ほら、お前の口に流し込んでやるよ」
そうゾムは声をかけ、シャークんの口の中に自身の欲を吐いた。シャークんの小さい口では全てを受け止めきれなくて、口から漏れ出ている。
シャークん
「〜〜〜〜!!ん’’ん…」
軽くシャークんも欲を吐き、ワンピースが湿る。
ゾム
「はぁ…床に溢れたやつ処理すんのめんどいな…あ、そうや。シャークん、床に溢れたやつ全部舐めきって綺麗にしてや。これも罰やから」
シャークん
「ゴプッ…ゔぁ…ぅ」
シャークんの髪を鷲掴みにして溢れた欲に顔を押し付け、ゾムはズボンを履いてベルトを締め、「俺は昼飯作りに行くからそれまでに全部舐めとれや」と声をかけ、その場を離れた。
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ゾム
段々シャークんを乱暴に扱い出した。今日はキレただけと言っているが逆にソフトな時は想像しにくい。
シャークんの穴に挿入はしないんですか?そりゃしますよ。でもお楽しみは最後なんです。
シャークん
ゾムがトラウマ
あのあと頑張って床の性欲を舐め取りました。
え?人間の言葉がわからないっていう設定は?…都合です都合!
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あの…ゾムさんもうちょっとソフトにしたほうがいいですかね…
はいここでアンケート
ゾムをもっと鬼畜にしてほしいか少しソフトにしてほしいか
コメントでまってます!
コメント
13件
欲望を吐き出します、! 鬼畜で、お願いします~ニコォ
しゃけさんのためにソフトで、、 お願いします...!
これでnakamuが神様(創造神)でメンバーと一緒に助けに来るパターンがあったら面白そうだな〜…と考えた僕はやばいだろうか?