テラーノベル
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瑞『来世はさ~』
『ふたりだけの世界で
けーきとか食べたいよね』
あなたはそう言ってケーキを頬張った
桃『いいね~笑』
『じゃああたしは~…』
『いちごがいっぱい乗ったケーキたべたいな』
そんなことをいいながら
あたしはあなたの口にいちごを押し込んだ
瑞『ねぇきいてよ!!』
『今日また親に殴られたんだけど!!』
あなたは当たり前みたいにそう言って
愚痴をこぼした
桃『うちもお母さんがまたヒスってさ~』
あたしはそう言葉を返した
あたしたちの出会いは児相で
親から暴力受けてたり年齢も近かったからすぐ仲良くなった
家に帰らされてからもよく夜に家を抜け出して会いに行ってた
それから二人で色んなことをした
誕生日には1切れのケーキを二人で食べたり
夜道を散歩して海に行ったり
両思いになった時は指輪を買って
廃墟になった教会で二人で結婚式をした
もちろんキスもそれ以上もね
本当に楽しかった
もう戻れないけど
桃「でもあたし今が一番幸せだよ」
瑞「なんで?」
桃「だってもう殴られないし否定されない」
「手は血で汚れちゃったけどね笑」
瑞「まぁでも2人だけでけーきたべれるなら」
「それでいいかな笑」
桃「たしかに笑」
「あともうちょっとだね」
瑞「うん笑」
「あ、サイレンなってる」
桃「もうパトカー来たの?」
「こーいう時だけ仕事早いよね笑」
瑞「それな笑」
桃「あなった」
「0時」
「18歳の誕生日おめでとうこさめ」
瑞「ありがとうらんちゃん」
「世界で1番愛してるよ」
桃「わたしも」
そう言ってあなたの口にキスをして
ふたりで落ちていく
来世なんてなくていいけど
もしあったら
2人だけの世界で
えいえんに
ケーキを食べれますように
読んで頂きありがとうございました。
実はこれプリ小説でも似たようなのを書いているのでもし見かけてもパクリなどではないです!!
すこし設定を語ると2人は最終的には親を殺して警察に追われながらもふたりで綺麗に落ちていけたんじゃないかと思います!!
一応メリバでかいてます!!
違うどこかでふたりケーキを食べれたらいいね
あらためて読了ありがとうございました!!
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稀灯 夏成🩵🍸
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コメント
1件
読ませていただきました……。冒頭の「来世はふたりだけの世界でケーキを食べたい」が最後に「来世なんてなくていい」と反転するところ、すごく胸にきました。きっと今この瞬間が全てで、その濃さだけで二人は生きてきたんだなって。笑い合いながら落ちていくラスト、苦しいけどなぜか温かくて。素敵な作品をありがとうございました🌷