プリ転売
この作品はフィクションです。
自分
違和感を感じて3日後。
とうとう異変に気づいた。
街を歩いていると、指をさされる。
主に男性。
これはなんなのか。多分プリクラが関係していると、思う。
波瑠
自販機でお茶を買う。
お茶を買おうとすると、財布の中にあるプリのバーコードが反応した。すると…画面が変わり、
なんなんだ。これは。
と思ってスクロールすると…私たちの撮ったプリもあった。慌てて定員を呼び出す。
すると…
「お客様のプリのお写真ですね。これ…これ…も、もう…」
なんだ。とても慌てている。
「もう、在庫なくなってます」
ということは…売り切れ?まさかの?
「一番売れてないプリは在庫400枚…つまり、四百枚以上買われているってことです。」
なんでだ。プリクラ撮っただけなのに?てことは、あのバーコード…?
怖い。そのことにしか頭に浮かばない。
ああ、これは誰のせいなんだ。
連絡、しないと…。
自分
波瑠と同じような現象が私のとこでも起きた。
在庫ゼロ。つまり、私たちのプリがたくさんの人に渡されたということだ。やっぱり、あのバーコードが…バーコードが…?無断で売っていたんだ。
プリの値段は平均700円。
これは誰がなんの目的でやっているのだろうか。
このプリに隠された複雑な秘密を私たちはまだ知る由もなかった。
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