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永遠の「愛してる」を君に

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永遠の「愛してる」を君に

1 - 第1話 「愛してる」は終わらない

♥

45

2024年03月01日

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初ノベル✨️


~⚠️ATTENTION⚠️~

死ネタ注意

🎲🤪×🎲🍣です!!

地雷さんとかとかご自衛ください🙇🏻‍♀️

突然始まるZE☆

🤪‪「」🎲🤪さんセリフ

🍣「」🎲🍣さんセリフ

🤪()🎲🤪さん心情

🍣()🎲🍣さん心情

🩺「」医者セリフ

あとはノリと雰囲気で読んでくださいw


《DiceNo.5視点》

ピッピッピッピッ

規則正しく鳴る機械音ももう何度聞いただろう

🤪「ないこぉもう1ヶ月やでぇー」

彼が救急搬送されてから1ヶ月

彼は1度も目を覚まさない



🩺「脳腫瘍ですね」

「グレード4なのでおそらくもう、」



医者からそう言われたのも大体1ヶ月前

あの後俺も俺なりに情報を集めた。

と言っても調べただけだが…。

脳腫瘍のグレード4は2年生存率が30%以下、5年生存率が10%以下、平均生存率は3ヶ月から5年と振れ幅はでかいものの決して長いとは言えない。

🤪「最期は意識障害か、」

「喋りてぇな」

「ちょっとでも良いから目覚ましてくれよ」

最愛の彼女を失うことはきっと避けられないだろう。

無駄に頭のいい俺には彼女の死を理解することができてしまった。

🤪「ないこぉッッポロポロッ 」

【理解する】と【受け入れる】は違うのだ



《DiceNo.4視点》

どこだろう、ここは

視界が悪い

立ってるのか座っているのかはたまた横になっているのか

何も分からない

🍣(今は何時だ、)

(仕事しなきゃ)

(あれ、もしかして俺…)

(死んだ??)

🍣「脳腫瘍かぁ、あーやっぱみんなに伝えておくべきだったかなw」

「急に死んで怒ってるかなwwッッ」

「まろに、会いたかったな、ポロポロ」

??「──────ポロポロッ」

🍣「??泣いてる、??誰だろう、」

「行かなきゃッ」


🍣(ん゛ッッまっぶし)

🤪「ないこ!?」

「ないこッ!!わかる??」

🍣コクッ

🤪「待ってな今ナースコール押すから」

大好きな彼がいる

目元には涙の跡

俺が泣かせたんだと理解する

🍣(泣くなよ、)

(俺もうすぐいなくなっちゃうんだからさ)

(そんなんじゃまろのこと置いていけないじゃん)

🩺「ないこさん目覚めましたか!!」

「今呼吸器外しますね」

「少し苦しいですがすぐ酸素マスクするので焦らずゆっくり呼吸を続けていてください」

🍣コクッ

🍣「ヒュッケホッ」

🤪「ん、ないこ、大丈夫やで」

「ゆっくり息し」

🍣「スゥーケホッケホッハァー」

🩺「はい、もう大丈夫ですよ」

🤪「ありがとうございます」

🩺「何かあればまた呼んでください」

🤪「はい」

🍣ペコッ

🤪「ないこ、なんか言うことあるやろ」

いつもと違う低い声

怒りを含んだ声

🍣「う、あッ、」

思わず声が詰まる

🍣「ご、ごめんなさッッ」

何に対する謝罪だろう

自分でも分からない

怒らせてしまう、そう思って恐る恐る顔をあげるとそこには困ったような顔をしたまろがいた

🤪「あーちゃうちゃう」

「ごめんな怖かったな」

「でもな、ちゃんと説明して欲しいねん」

「俺、ないこの彼氏やろ??」

🍣「ッ引かない??」

🤪「引くわけないやろ大好きな彼女のことやで」

🍣「あッ、あのね、俺ッ、」

「俺ッポロポロッッ」

🤪「ゆっくりでええよ」

🍣「俺ッ脳腫瘍ッ、なのッッ」

「グレード4で、もう、あんま持たないのッ」

「だからッ別れてッッほしいッッ、」

🤪「は??」

《DiceNo.5視点》

🍣「だからッ別れてッッほしいッッ」

🤪「は??」

は??何を言うてるん

別れる??嫌に決まっとるやろ

なんで大好きな彼女が苦しんでる中、死への恐怖と戦ってる中俺はッ

🤪「嫌に決まっとるやろ」

「何言うてんの」

🍣「やなのッ」

「まろにはッ幸せになってほしいのッッ!!」

あぁそういう事か、

俺の幸せ…??

じゃあ、

🤪「じゃあ一緒にいさせてや」

🍣「え、??」

🤪「なんで大好きな彼女が苦しんでる時に一緒におったらあかんの??」

「俺の幸せにはないこが絶対ってわかっとるのになんでそんなこと言うん??」

「こんな時まで意地悪せんといてや」

🍣「してなっ!!」

「俺は本当に、まろに幸せになってほしいだけなの、わかってよ、」

「ね、最期のお願いだから、」

嫌、やめて最期なんて言わないで

🍣「ねぇ、まろ、大好きだよ」

やめて、そんな最期の言葉みたいなのいらない

俺はないこがいればそれでいいから、だから、

🍣「ねぇ、答えてよ、」

🤪「俺もッッ大好きやで、」

「愛してる」

「こんな一言じゃ収まらんぐらい愛してる」

「やから毎日言うからな」

「俺が言い切るまでどこも行くんじゃねぇぞ」

🍣「…うん」

🤪「自信なさげやなぁ」

「脳腫瘍グレード4でも長生きした例はたくさんあるやで」

🍣「でもッ俺はッッ」

🤪「ないこ、最期の最期まで諦めんなよ」

「俺はずっとここにおるから」

「やから、諦めんと生きてやッッポロッ」

🍣「ん、ごめんポロポロッ」

あれからないこに、最愛の彼女に「愛してる」と伝えられたのは5回だけだっただろうか

🍣「そろそろ、寝る、」

🤪「ないこ、」

「愛してる」

🍣「俺も」

「愛してる」

「ありがとう…」

「まろ、幸せに、なっ、て、、」

ピーーーッッッッ

🤪「ないこっ!?ないこ!!!」


🤪「ないこ、お待たせ」

🍣「うん、お疲れ様」

「俺はまろに幸せになってほしかったんだけどなぁ」

🤪「幸せやったよ、俺は」

🍣「…そっか」

🤪「ありがとう、何も無かった俺に幸せをくれて」

「ないこ、愛してんで

🍣「忘れたのかと思った」

🤪「あれからも1日も欠かさずに言うてたやんか」

「んで、返事は??」

🍣

【俺も愛してる】






~後書き~

これ書きながら若干泣きかけてましたねw

最後のいふくんの「ありがとう、何も無かった俺に幸せをくれて」のとこでうるっとしましたねww自分で書いたんですけどね!!!

この後5回の「愛してる」についてのエピソードを書くのでぜひお楽しみに!!

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