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jeongyeon side
私には、今彼氏がいる。
だけど、その彼氏は特殊?な人で、
束縛がすごく激しい人なのだ。
ある日、友達から1件のメッセージがきた。
『今から遊ばない??』って。
私は打とうとしたメッセージを止めた。
遊びに行きたい。ずっと行けてなかったから。
だが、このままだと絶対彼氏に怒られる。
私は一旦、メッセージを送るのをやめて、
彼氏にこのことを言うことにした。
「ねえ、じひょや…」
『…ん??』
「ちょっと、聞いて欲しいことがあるんだけど…」
『なに、??』
「友達と、遊びに行ってもいい…??」
微かに震える声で私はそう言った。
すると、じひょは黙った。
さっきまでの優しかったはずのじひょが一瞬で別人のじひょへと変わった。
『誰と??』
じひょの低い声。
「なよん、っていう子なんだけど…」
『…それは女の子なの??』
「うん…女の子だよ。」
私はそう言うと、じひょが微かに口を開いた。
『…いいよ、行ってきな。』
「え、いいの…??」
『うん。でも、今から私が言うことを守ってくれる??』
「…なに、??」
『まず1つ目。』
“ 必ず 位置情報 を外さないこと ”
『2つ目。』
“ 私からのメールがきたらすぐに送ること ”
『3つ目。』
“ 必ず 23時 までには帰ること ”
『わかった??』
「うん、わかった…」
…ちょっと約束事が多い?けど、
友達と遊ぶの、許してくれてよかった。
それからしばらく経つと、スマホに1件のメッセージがくる。
『もう準備できたから迎えに来て。 』
私はそれに気づき、スタンプを送ると、
スマホをカバンに直して家を出た。
友達の家に着き、私は電話をかけた。
「おんに、もう着いたから降りてきて。」と言うと、
『ん、わかった〜。』と返事が来た。
そして、ドアが開き、いつもとは違うメイクのおんにがやってくると、運転席の隣に座った。
「おんに、シートベルト忘れてるよ。」
『あ、ほんとだ。笑 ごめん笑』
おんにはこう見えて天然。
かちゃ。と音を鳴らして、シートベルトをつけたおんにを見て、
私はアクセルを踏んで車を走らせた。
それから、私はおんにと一緒にいろんな所へと遊びに向かった。
ずっとおんにが「行きたい」と言ってた遊園地や、ショッピング、そしておんにの好きなお菓子なども買って。
気がつけば空は暗くなっていて。
おんには疲れたのか、私の腕に頭を寄せながら歩いていた。
「ふふっ、おんに疲れたの??笑」
『うん…ちょっと色んなところまわりすぎたわ…』
おんにの目は眠たそうにしていた。
私は思わず微笑んでしまった。
だが、この時私はまだ気づいていなかった。
私のカバンに入っているスマホが、たくさんの通知と着信を鳴らしていることに。
jihyo side
じょんよんが友達と遊びに行ってから結構な時間が経ち、
時刻はもう門限の ” 11時 ” を 超えて 、現在は10分も遅れていた。
しかも約束を破ったのはこれだけじゃない。
“ 位置情報を外すな ” と言ったはずなのに、じょんよんの位置がアプリに表示されていない。
そして、メールをしても既読がつかず、電話しても不在着信になる。
…だから私はじょんよんを遊びに行かせたくないの。
前だって、あの子はルールも守れずに、
最終的にはお仕置になったんだから。笑
じょんよんが帰ってきたら、
どんなお仕置をしようかな。
そう考えていると、ドアが大きな音を立てて開く音が響いた。
私はドアに視線を向けると、そこには、
荒い息を整えているじょんよんがいた。
「じひょや…ごめんっ、約束守れなくて…でも、これにはちゃんとした理由が…」
私はソファーから立ち上がり、いつもの言い訳を聞き流してじょんよんをドアに押し付けた。
jeongyeon side
友達を家に送り、私は急いでアクセルを踏んで家に帰った。
スマホには、何十件のメールと不在着信が画面に残っていた。
そして、いま私はじひょにドアまで追い詰められて、体を押し付けられている。
いつも優しいじひょが、今は別人のようだった。
じひょの鋭い目が、私の顔を見ている。
『ねえ…なんでまた約束を破ったの??』
『私言ったよね??』
“ 必ず 位置情報 は外さない “
” すぐに 既読 をつける ”
“ 必ず 23時まで には帰る ”
『すべて破ったじゃない。』
「ほんとに、ごめん…でもこれはちゃんと理由があっ…」
『言い訳はもう聞き飽きた。』
じひょはそう言うと、私の耳元で低く囁いた。
“ 覚悟しといて ”