テラーノベル
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あぁ、もう朝か。
ー頭が痛い。…あれ、ちょっと気分も悪いかも。
とりあえず、起きないと…
母「ねぇ、最近すごい思い詰めてる顔してるけど、大丈夫?なんかあった?」
mf.「え、そうかな?全然そんなことないよ!」
母「…そう。なら良いんだけど…何かあったら言うのよ?」
mf.「うん!ありがとう!それじゃ学校行ってくるね!」
母「いってらっしゃい!」
ー危なかった。あー、頭痛すぎて何も考えらんない…。
いてっ、誰かとぶつかっちゃった…ッ
?「あッ!ごめんなさい!大丈夫ですか…?」
mf.「ご、ごめんなさいっ…!そ、それではッ…!」
?「あっ、ちょまっ…!」
やばいやばい。ちゃんと周り見とかないと…
とりあえず早く教室行かないと…ダメだよね…
ーどうしよう。なんか、体動かない。
こんな教室の前で突っ立ってたら、すぐあいつらに見つかっ…あ。
mob「おいおい、こんなとこに突っ立って何やってんのー?w」
mob「あ、もしかして俺らに見つかるまで待ってたー?」
mob「お前、どこまでキショいんだよw」
あぁ、もうほんとに嫌だ。逃げ出したい。
mf.「やッやめてください…ッ」
mob「あー良い気味w最初の頃はあーんなに強気だったのになぁ?w」
mob「今はクラスの除け者だもんなwいや〜成り下がったねぇ〜w」
mf.「い”…ッはぁッ…」
もう、殴られるのは嫌だ。学校に行くのが嫌だ。
ーー生きてるのが嫌だ。
mob「あれ、な〜んか落ちてきた〜!」
mob「なにこれ、キーホルダー?」
mob「え、これ俺知ってる!w小学生とかが見てる実況グループのやつだわw」
mob「小学生?wwお前何歳だよww」
もういいだろ。ほっといてくれ。誰が誰を推そうと、なんでもいいだろ…ッ!
mf.「…ごめんなさい」
mob「謝れば許してくれると思ってんだ?あとで覚えとけよー。w」
mf.「…すみません」
やっと学校が終わった。
ーあっ、今日は推しのじゃぱぱの配信だった。早く見よ。
ー「それじゃ配信始めるよー!聞こえてるかな?」
『聞こえてるよ!』
『大丈夫!』
ー「それなら良かった!っで、今日は相談に乗っちゃうよ的なコーナーをやってきまーす!」
『おー!何相談しよっかなー!』
ー「といっても、さすがに全部の相談には乗り切れないから、抽選で決めるよー!」
『まぁそっかぁ』
ー「それじゃ相談ある人てきとーにコメントしてー!」
…相談…当たらないと思うけど、やってみるか。
『相談乗ってほしいです』っと。
まだ推しがいるなら、俺はマシな方なのかな。分かんないな。
ー「はい!締め切りまーす!」
ー「えーっとコメント遡って止まった人の相談聞いてきまーす!!」
あれ、なんか、視界がぼやけてっ…
まぁ、いいか。アーカイブ残るし。
…ぁ、そろそろやばい…かも…
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