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突然だが私は、恋をした
私が夏に死んで約七年
私が死んでからこの部屋には、誰も
住まなくなった。だが、その時
一人の青年がこの部屋に引っ越してきた
正直私は、驚いた
そこにいたのは、完璧なイケメンだったのだ
これが私の恋の始まりだ
その人は、私が何をしてもなんにも言わない
私は、死んでいるから見えないのだ
その事実がとても悲しくなった
ある日、彼が女の子を連れてきた
髪の短くてとても可愛らしい女の子だ
自分とは、全く似もしない
そして、夜
彼は、寝ている彼女にそっとキスをした
私は、それがとても憎らしく悲しくなった
私には、何もできなく心臓もない
彼の心臓は、ドクドクと波打っている
私の恋は、ここで散った
だから次の夏私は、彼に言葉を送った
「さようなら…」