恵「また他校に潜入捜査とかどーなってんだよ。最近多くないか?」
東京都内のそこそこな学校に潜入してこいと言われて今現在。
綺麗な校舎で高専とは全く違う雰囲気。
今時だな。呪霊が出るとしたら、裏か?
そう思い、学校裏へと向かうと、綺麗な黒髪ロングの俺と同い年くらいの女の人が段差に座っていた。制服には数々の悪口や落書き。ひどいなあれ。いろんなクラスで聞き込み調査を行ったけど、あんな奴はどこのクラスにもいなかったな。存在しない扱いなのか?
すると…
その人は、顔の前に手をかざしながら動かし始めた。
目が、見えないのか…?
恵「あ、あの。」
『あ、え、』
その人は戸惑いながら、段差から立ちあがろうとした。
そしたら、
つまづいて転びそうになった。
『あっ』
恵「えっ!」
咄嗟に支えてしまった。
『あ、ありがとうございます。ニコッ』
その人の笑顔は、今までにみたことのないくらいに素敵な笑顔だった____。
コメント
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続きが見た過ぎる❕