コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
空白 無
軽い設定
青 高校生 亡くなっています 。桃に片思い。
桃 高校生 青に片思い。
桃 side
ある日突然 、 いつもの様に学校に行くと
俺の好きな人は見えなかった__ 。
担任から突然聞かされた想い人の死 。
突然突きつけられた状況に俺は1日中頭が
回らなかった 。
なんで 、 なんであいつなのか 。
なぜ知らせてくれなかったのか 。
何があったのか 。
疑問が俺の中で渦巻く 。
食欲もわかず 、 生きる気力すらない 。
ああ 、 俺はなんのために生きていのか 。
会いたくて仕方がない 。
心拍数が上がっている 。
考えるだけでドキドキしてしまうようなそんな人。
俺をひと目で引きつけた人 。
どこにいますか ?
放課後
俺は決意し 、想い人の家に行くことにした。
せめて線香だけでもあげたい 。
ホームルームが終わり無我夢中で走った 。
すぅっと息を吸い深く吐く。少し身だしなみを整えインターホンを押す 。
彼とそっくりな顔が出てきた 。
彼の母親だ 。当分寝ていないのか目の下は黒いような紫色で染まっている 。
彼女が1番辛いはずだ。
桃 「 ど 、 どうも 笑 ( 苦笑 ) 」
どこか気まづくて上手く笑えているのか分からない 。
母親 「 あら 、 さとみくんじゃない 。 ( 微笑) 」
母親「 上がってちょうだい 、 笑 」
いざ仏壇を目の前にすると様々な感情が溢れてくる 。
遺影には満面の笑みの彼 。
本当にこの世に居ないなど信じられないほど幸せそうだ 。
しばらく手を合わせ目を瞑っていると想い人の母親が申し訳なさそうにCDのようなものを渡してきた 。
母親 「 お家に帰ったら見てちょうだい 。」
母親 「 生前にお願いされてたのよねぇ 、 笑」
母親「 彼なら絶対来るからって 、 必死にお願いされちゃって 笑」
桃 「 ありがとうございます 、、 ? 」
なにかよく分からないが気になるため 、足早で自宅へ向かった 。
自宅
あれから俺は色々と済ませ 、 CDを見ることにした 。
かちゃっ 。
そこには病室にいる想い人とが居た 。
青 「 みてるかな 、 ? 聞いてるかなぁ ? 笑」
ああ 、 俺の好きな人 。
目尻が熱い 。 俺は知っている 。
涙だ 。
俺は泣いているんだ 。
青 「 今世では叶わなかったけど 、」
青 「 生まれ変わったら 、 さとみくんの恋人になれますよーに 。 笑 ( 微笑) 」
ああ 、 息が詰まる 。
涙が止まらない 。
青 「 なんて 、 言ってみたり 、 ? 笑 」
青 「 諦め悪いよね 、 僕 。」
少しの間が空いた 。
なんだろうか 。
涙を拭き前を向く 。
青 「 さとみくん 、 大好きだよ 。」
青 「 また 、 ね 笑」
青 「 離れたく 、 ッ なかったよ 。」
彼から大粒の涙が溢れる 。
声も震え 、 泣くのを我慢して伝えてくれたのだろう 。
そんな所も愛おしく感じてしまう 。
青 「 さとみくん 、 ッ 」
青 「 僕やだよ 、ぉッ 」
青 「 怖いよ 、 ッ 」
今すぐにでも抱き締めてやりたい 。
ころんが泣いた時も毎回 、 抱き締めてやってたっけ 、笑
青 「 さとみくん ッ 。」
青 「 どうしてッ 、 僕なのッ ?」
泣きながら話す彼 。
一生懸命生きていることが伝わる 。
青 「 さとみくん ッ 、 だいすき 。 」
青 「 あいしてる 。 」
青 「 、 ? 笑」
青 「 ! 笑」
たった3分半しかないこのビデオレター 。
いや 、 違う 。
この3分ものビデオレター 。
3分半のこのビデオレターには 、
俺ところんしか知らない約束が結ばれました。
end
最後はどのような約束をしたのでしょうか 。
約束の内容は貴方の解釈通り 。
TikTokにて 花丸 まるこ さんの音源を参考にさせて頂きました🙌🏻