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smside.
────何年か前に、この場所を見つけたんだっけ……
Broooockと一緒に散歩をして、いつも歩かない場所を歩いてたらたまたま見つけたこの場所。
俺たちはここを秘密基地にして、よく2人で遊びに来たんだ。
俺はこの場所が落ち着くし、好きだった。
sm「────辛いこととか、悲しいことがあったら……か」
結局、Broooockに何も言わないまま……
ここに来て、消えようとしている。
でも、未練はない。さっさと消えたほうが楽だ……
brside.
br「ここだ…………」
僕たち2人の、秘密基地……
きっと……ここにいる。
br「スマイル!!」
sm「……Broooock…………?」
スマイルの目は虚ろで、アメジストのように綺麗な紫の瞳は、黒く雲がかかっているようだった。
br「やっと見つけた……何があったの?何か辛いことがあるんでしょ……?ここに来るってことは……」
sm「……さい…………」
br「え…………?」
sm「……うるさい…………!!!」
sm「俺はもう……疲れたんだよ!!」
sm「お前たちといても……足りなかった……!!
お前たちといれば……昔みたいに何か感じられると思って……!!」
sm「でもそれも……全部……全部全部……無駄だった……!!」
sm「何も感じられないまま生きるくらいなら、こんな人生さっさと終わりにしたほうがずっと楽だ……!!」
────僕たちといても……足りなかった……?
br「────ごめんね……スマイル……でも……まだ、僕が納得してない。僕が────僕たち5人が、絶対救うから────」
sm「…………………………俺のことなんて何も分からないくせに……勝手に救おうとするなよ…………!!」
sm「お前たちといても何も変わらなかったんだから……俺はもう、消えるしかないだろ……」
sm「……もう……帰ってくれ」
br「……うん……でも、絶対救うから……待っててね、スマイル」
次で多分終わります!
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