テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
【甲斐田side】
終わった…
ああ、もう僕のオタ活ライフは終了だ。本人たちに見られてしまった。絶対キモがられてるよね。だってFK2のファンってほぼ女性ファンだし。僕なんかが…推しててもいいの、?
ポロポロ
加「え、?」
剣「!」
不「ちょ、甲斐田?」
甲「ご、ごめんなさいっポロポロほんとに、ごめんなさっポロポロ…」
もう終わりだ。家族にだなんてなれるはずがないよね、こんなキモオタと、
ギュッ
甲「、、、へ?」
顔を上げるとそこには僕に抱きつく不破さんがいた。
不「甲斐田!!そんな風に謝らんといて!俺らすっごく嬉しいんやから!今までこんなにグッズ揃えてくれてる人なんて見たことなかったから驚いただけなんよ」
加「甲斐田さんごめんなさい。私が甲斐田さんの部屋を訪ねようと言ってしまったんです。でもこんなに私たちを好きでいてくれたなんてびっくりしましたし、とても嬉しいです」
剣「僕もグッズの量に驚いて圧倒されてたけど、それと同時に嬉しいなと思ったよ」
甲「みなさん僕があなたたちのファンだって気づいてたんですか、?」
不「俺ら割と最初から気づいてたで笑」
甲「僕、あなたたちをまだ、これからも推してていいですか、?」
剣「…当たり前でしょう。勝手にファンをやめるなんて僕たちは許しませんよ」
あ、この人たちはこんなにも優しいんだ…
僕はこの人たちに推していいと認めてもらえたんだ…!
甲「ありがとうございますポロポロ///」
不「あーほら泣かない笑」
よしよし)甲斐田の頭撫でる
甲「ちょっ!手が汚れますよ!!///」
不「何いってんねん笑。あ!そうや!ファンなら説明せなあかんことあったわ!」
剣「!そうですよ。信じちゃってるし」
加「甲斐田さん、私たちは兄弟ですが本当の兄弟ではありません」
甲「…へ?どういうことですか、?」
剣「僕たちはもともと施設の子だったんだ。みんな親が違う。僕らは施設の中で友達だった」
加「ある日、私たちの父様が私たちを拾ってくださったんですよ」
不「ほんと神よな父さん。マジ俺らにとっては救世主というか」
甲「だから顔立ちも違うし、名字も、!」
不「そうなんよな〜にゃはは」
加「私たちは、世間ではただ仲の良いアイドルメンバーとして活動しています。しかし、兄弟でもあります。血は繋がっていないけれど。そこをきちんと理解してもらいたくて」
剣「でも世間には秘密にしてくださいね」
甲「!わかりました!推しの頼みなら絶対守ります!キラキラ」
【加賀美side】
甲斐田さんってすごく明るく、人懐っこい。今もキラキラしちゃって犬みたいだ。なぜか、愛嬌が湧くような…可愛らしい方だと思った。
それに、FK2のファンだったのは驚きだった。
部屋中に私たちのグッズが溢れていて、正直嬉しかった。でも一つ疑問に思うのは…
加「甲斐田さんって最推しは誰ですか?」
気になってしまったのだ。
不&剣「!!」
甲「僕はFK2みんな平等に好き、なんです///」
不「…そりゃそうよな!笑。なんか均等にグッズ集めてる感すごいし」
剣「…見るからに箱推しだとわかりますよ」
なぜかこの回答を聞いた時、モヤっとした。
…なんで、だ?
【甲斐田side】
今日は母さんが歓迎祝いだと言って豪華なご飯を用意してくれていた。新しい父さんの方は、仕事が忙しく、明日にうちにやってくるらしいのだ。
そしてご飯を食べ終わり、、、
甲「あの、お風呂///どうしましょう、?」
不「…俺甲斐田と入りたいな〜!裸の付き合い的な?交流深めよーや!」
!?!?何を言っているんだこの人は!!そんなの僕が推しの刺激に耐えきれず倒れるに決まってるだろ!!!!?
甲「しっ刺激が強すぎるんで無理です!ていうか、僕は入る順番の話してたんですけど!」
加「すいません、甲斐田さん先に入ってもらっても良いですか?」
甲「え、?」
加「今メールが来て、確認したところ私たちのマネージャーからでした。少し仕事の、スケジュールの確認が3人とも…」
不「はー?タイミング悪すぎやろっ!」
剣「ほら仕事なんだからやらなきゃ。甲斐田くんごめん先入って」
結局僕が最初に入ることになった。母さんはいつも最後に入るので、順番は関係なく、みんな入り終わったら教えてと言っていた。
甲「僕が入った後に、FK2が…///」
って!何想像してんだ!気持ち悪いだろ!!
甲「でも、これから一緒に暮らすのか…」
やばい、推しとの共同生活はやばい!楽しみすぎる!全国のFK2のファンの皆様ごめんなさい!許して!!!
【不破side】
剣「ふーっやっと終わった…」
加「思ったよりハードスケジュールですね、」
不「甲斐田と風呂入りたかったなー」
なんかさ、甲斐田って可愛いんよな。あの犬っぽい感じ?虐めてやりたくなるっていうか。
加「…不破さんは甲斐田さんのことどう思ってるんですか?」
不「え?そりゃ可愛いなって…」
あ!俺のばか!!思ってたことつい口にしてもうた!!!
加「私もそう思うんです」
剣「…へ?」
不「え、社長も?!?!」
加「見てるとなんかほっとけなくなるというか、なんというか…可愛いなって、///」
剣「…」
不「お、俺もっす!!これってどういう感情なんだろうか…なんか見てるとつい虐めたくなるような、」
剣「…ほら、風呂入りますよ」
加「あ!待ってください剣持さん!」
…なんかもちさん怒ってる、?
【剣持side】
僕だって甲斐田くんのこと、可愛いと思った。
2人と同じ気持ちなのが、なぜかモヤモヤっとイライラっとしてしまう、。
加「剣持さん!止まってください!まだ..」
ん?社長が何か言ってる?
ガララッ
加「甲斐田さんが!」
…遅かった
甲「…へ///」
そこには上裸の甲斐田くんがいた。
風呂からはすでにあがっており、着替え途中だったのだろう。髪は濡れていた。腰にはタオルを巻いていた。
そして、彼の胸元には可愛らしいピンクの突起物が。
正直クソエロい。
彼は恥ずかしそうに両手で体を覆う。
そして目に涙を浮かべ、顔を赤らめ、上目遣いでこう言った。
甲「え、えっち…!///」
【不破side】
もちさんを追いかけると、そこには上裸の甲斐田が「え、えっち…!///」と赤面+涙目+上目遣いをして、俺ら3人を見ていた。
その瞬間、俺は甲斐田のエロさに耐えきれず、
2人を押し退けて、
甲斐田を押し倒していた
加&剣「?!」
甲「ふっふわさ…?///」
ああ、やめてくれ甲斐田、!無自覚なんだろうけど…甲斐田が煽るせいで、ムラムラするんだよ、!
甲「!!///」
俺のが甲斐田の体に当たった瞬間、甲斐田はガチガチのそれに気づき、驚いていた。
甲「がちがち…///」
…だから!煽んなって!!そんなエロい顔で見られたら、!歯止めが効かなく…
加「ストップです!不破さん!」
【加賀美side】
不破さんが甲斐田さんを押し倒した。不破さんの息遣いは激しく、今にも甲斐田さんを襲いそうだった。
加「ストップです!不破さん!」
ガシッ
不「しゃ、しゃちょ、」
加「甲斐田さんがエロい。それは分かるが、襲ってはダメだろう」
甲「?!///」
不「すいません、歯止めが効きませんでした」
加「甲斐田さん、剣持さんがドアを開けてしまい、申し訳ありませんでした。止めたのですが…」
甲「だっ大丈夫でしゅ、!///」
チラッ
エロいな…
【甲斐田side】
なんやかんやあって事は加賀美さんのおかげでおさまった。本当にとんでもないハプニングが起きた。
あのまま襲われていたらどうなっていたのか、
あの時の不破さん、大人の魅力がすごかった…
ていうか、あのガチガチでおっきくなってたあれ、どうしたんだろ…///
ていうか、僕に興奮要素ある、、?
ガチャッ
ドアが開いた?誰だろう…?
next→♡100
コメント
3件
甲斐田を襲いテェー…
優勝です👍👍👍👍ありがとうございます☺️☺️☺️ もう、すべてが整っててうちの心は💘です! 頑張って下さい!