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神龍(シェンロン)はドラゴンボールに宿る意志、世界各国のあらゆる場所にて眠る唯一無二の財宝。七つの性質が異能力を呼び流離いの人々を今現在も惹き付ける魅惑の玉! 村人は安堵した……危機は去る!!
「サイヤ人って、皆誰もがAB型なのか!? 悟空も……」
「スカウターの故障で還って行ったっけ。怖ェ~」
「あのお守りは、噂通りの一個じゃねえのか?? あと六つはー」
「カカロット。我が最大のライバルー血は猛りゆく」
ベジータは不法放浪者の悪行の数々を地球に残しては母国「ナメック星」へと帰還した。類人猿の尻尾が“蛇の道は蛇”の仲間を呼応する……旅人よ、勝利を掴め!!
「オラの新しい技を見せてやる。かめはめ……」
ピッコロとデンデが下界に降り立った、サイヤの爭い! ハルマゲドンの天秤は【神の怒り】【ユグドラシルの審判の日】を実現するー悟空は仙豆を皆に配る。
「かめはめ波は強靭な破壊力を持つ気功法だ。未来で待ち受ける敵を一掃せねば、小僧! 鍛錬の努力だ」
「ああ。オラ、もっと強くなりたいんだ」
界王神は風の調べを説くー
揺るぎ無き信念の礎の戦旗の名の元に高らかにバトル・ファイトを宣告する。七つの秘宝を手中に収めるのは誰だ? スカウターの『戦闘力』が戦士達の気をプライド~矜持へと誘う、他意は無い!!
「天下一武道会!?」
「はい。最強を求めてあらゆる格闘家が雌雄を決する由緒正しき“舞台”です、是非エントリーを」
悟空はデンデに導かれ筋斗雲で駆けて行くー場所は日本北部! 自らの真価への道~氣の呼吸法と精神統一を精神感応に繰り出す……
「ここが会場か。こいつ等、皆出場者!? 楽しみだな~」
「優勝者にはドラゴンボールの玉が貰えるのです。あなたの胸の首飾りの二つ目の宝玉、分かりますね」
「任せろ! 体は鍛えてるんだ、手加減無しだぜ!」
アナウンスの声が聞こえる、悟空は舞台の裏袖でスタンバイした!
「始まった!! 面白ェ~、次がオラの出番だな」
対戦相手は……モンスター??
「いよいよ本番ですね、大丈夫ですか!?」
デンデが応援席から歩み寄る。二つ返事で悟空は皆の脚光を浴びた! 相手はひ弱そうなスライムだった、戰いの鐘が高鳴るー
「遠慮無く行くぜ、受けてみろ!!」
火花散る攻防戦、拳と拳の戦い……会場のボルテージが上がる!! その片隅でサイヤ人の一人がスカウターを装着していた。
「「孫悟空」伝説の始まり、か。神の御加護があらんことを」
「かめはめ波!!」
対戦相手は場外で倒れて再起不能、勝利確定。湧き上がる歓声ー優勝賞品へとまっしぐら!!
「イェーイ。ピース」
「勝者、孫悟空選手! 次の対戦をお待ちください!」
最強への第一歩。デンデとピッコロが落ち合った!
「彼なら行けますよ、片田舎の闘技場であんな掘り出し物があるとは。ピッコロさん」
「七つ揃えれば願いが叶う……世界平和を祈りたい」
ベジータがナメック星へと降り立った。仲間達同胞が勝気で飢えている、戦闘種族のサイヤの血筋が流れていたー
「帝王フリーザ。カカロットの首を手土産にくれてやる! 大戦争だ!!」
「ホホホ……戦闘力777ー瞬間移動で狙い撃ちますか。ギャリック砲の準備を」
フリーザの言葉にベジータが手を阻む。
「デザートは前菜の後にとっておけ。界王を人質にする、用意は良いな」
青空に笑い声がこだまする。七つの玉は誰の手にー!?