_天界。そこは神様と天使の住まう世界。
天使、それは
人間を守護する者、 敵対する悪魔と戦う者、
……そして、
「僕ら、美味しいりんごを作る者!!!」
「なわけないだろ!!」
「あいたっ!?」
元気に全く別の事を言う元気な水色髪の天使…つまり僕、ほとけは…仕事仲間とでも言うのかな?赤髪の天使のりうら、通称りうちゃんに頭をペシって叩かれてしまった。
「うぅ〜…酷いよりうちゃん、別にリンゴを作るのは間違ってないでしょ?」
「いや、間違っては無いけど…りうらたちの本業は守護天使として人間を守る こと。ってかリンゴ作りが本業の天使ってなんだよ」
「でもさ〜僕らまだ人間の姿すら見た事ないんだよ?それなら別にリンゴ作りが本業の天使って名乗っても良くない?」
…そう、僕もりうちゃんも実は守護天使とはいえ、最近守護天使として昇格した言わば見習い天使なのだ。だから下界にいくことはもちろん。人間の姿を見たことすらないのだ。
「ねぇ、いむ?今日何の日か覚えてる???
「え?何の日って…リンゴ収穫の日?」
「いい加減リンゴから離れろ!!ってか本当に覚えてないの!?」
「…なんかあったっけ?」
「…嘘でしょ?…今日リンゴ取ってる場合じゃないし、下界に研修に行く日だよ」
「…………あ」
……りうちゃんに言われるまで完全に忘れていた。そういえば今日なんだっけ。研修…
あ、研修って言うのは、
僕ら見習い守護天使が守護対象を見つける。
そして何が危険があった場合は対象を守る。
…って言っても危険なんてそうそうないんだけどね。
「その様子だとほんとに忘れてたの…?」
「あ、あはは〜()」
「はぁ…はやく行かないと先輩達になんか言われそうだから早めに行くよ」
「えまって僕のリンゴ…」
「リンゴは後で!!」
コメント
3件
リンゴに目がない水くんらぶです😭😇あと絵うますぎませんかっ!?😵💫🫵🏻悪の召使&娘パロでも思ったんですけど、、横顔、服、構図、顔、手、言葉選びのセンス、読んでて違和感のない文才、、、え、ほんとにフォロワーさん1000人いておかしくないレベルですよ???((