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最近桃翠にハマっちゃったよ…
同士いますか。
今回は翠黄ですけどね。
ケーキバース初めてなので、大目に見てください🙏
2月14日。
世間ではカップルがデートしたり、
チョコレートを渡し合ったりして、
街が一段と甘く、賑やかになる日。
吐く息が晴れた空に白く映える。
これから会う彼のことを想って、
少し頬が熱くなるのを感じる。
マフラーに深く顔を埋めて、
寒さに悴んだ手で、インターホンを押した。
すると、『はぁい』というゆったりした声が聞こえた後、
しばらくして、玄関のドアがガチャリと開いた。
翠/いらっしゃい、みこちゃん(微笑
黄/お邪魔します…っ
手に持っていた小さな紙袋を咄嗟に後ろに回して、手招きされるまま玄関の中に入ると、
部屋いっぱいにすっちーの匂いが広がって、異様に緊張する。
声、裏返ってなかったかな
今、変な顔してないかな
緊張してるの、バレてないかな
なんて、余計な心配ばかりが頭に浮かんでしまう。
翠/外寒かったでしょ
翠/ココア飲む?
戸棚からマグカップをふたつ取り出しながら俺に優しい目を向けてくれるすっちーを見て、
不覚にも、新婚さんみたい、なんて思ってしまった。
黄/ココア、飲みたいっ
翠/じゃあ用意するね
キッチンで作業する姿でさえもかっこいいとか、
やっぱりすっちーってイケメンやな…
翠/はい、どうぞ(置
黄/ありがとう
差し出されたマグカップを両手で包み込むと、その温もりが冷えた手のひらにゆっくりと溶けていった。
ココアにひとくち口をつけて、そっと話を始める。
黄/ごめん、急に家来ちゃって…
翠/全然大丈夫だよ(笑
翠/どうしたの?
背中に隠していた紙袋をすっちーの前に差し出す。
黄/…ちょこ、作ったから、⸝⸝⸝
黄/渡そうと思って……⸝⸝
最後の方は恥ずかしさが勝って声が小さくなってしまったけど、
すっちーは頬を微かに染めて、それから優しく微笑んだ。
翠/チョコ?いいの?
黄/うんっ
黄/ぁ、でも、っ
黄/味見、出来てないから……
待ちに待ったバレンタイン。
今年こそは手作りを渡そうと思って、
らんらんに作り方を教わりながらでも、俺一人で作ったチョコ。
でも、どんな味になったかまでは分からなかった。
黄/甘すぎたらごめんね、
翠/大丈夫だよ(笑
翠/じゃあ、今食べていい?
黄/うん.ᐟ
すっちーは紙袋を開けて、
不格好にラッピングされた袋に入ったチョコを愛おしそうに見つめる。
袋を丁寧に開けて、アーモンドの乗った小さなチョコをひとつ、口に入れた。
翠/…ん、っ”
翠/甘…っ(笑
黄/あぇっ、.ᐟ
黄/ごめんっ.ᐟ大丈夫.ᐣ(焦
案の定、甘すぎたのか、
すっちーは口元を抑えて苦笑いを浮かべる。
やっぱり、味が分からないのに手作りは無理だったのかな。
机の上に置かれた袋に目を向ける。
こんなことなら、素直に市販のオシャレなチョコレートを買えばよかった。
なんて思っていると、すっちーは再び手を伸ばして失敗作のチョコを手に取り、そのまま口の中へと放り投げる。
考える時間も与えずに俺を引き寄せると、
少しイタズラに口角を上げたすっちーと目が合う。
綺麗な顔、なんて思う間にも、お互いの唇が重なる。
黄/んっ、…
久しぶりに甘さを感じた。
唇を優しく舐められたかと思えば、
無理やり舌をねじ込められる。
舌が触れ合う度、くちゅ、という卑しい水音と共に、
どんなチョコレートよりも甘い熱が口内に広がる。
翠/…っ、
黄/ぅ…っん、ぁ、.ᐣ
黄/っぅ…あ、ふ…⸝⸝⸝
時折、上顎を舐められると、反射的に腰が浮く。
溢れる甘さに頭が酔ったような感覚になる。
もっと欲しいのか、
これ以上、俺がおかしくなる前に止めたいのか、
自分でも分からない。
ただ、
甘い。甘い。甘い。
そのこと以外、何も考えられない。
黄/んぅ、っ…んん⸝⸝⸝(トントン
息が続かなくて、すっちーの背中を軽く叩く。
翠/……(ヂュゥ
黄/んぐっ、.ᐟ.ᐣ⸝⸝⸝
黄/ん”っ、ぅあ…っ⸝⸝⸝(ビクビク
意地悪く舌を吸われて、素直に身体が反応してしまう。
苦しさに涙が滲み始めて、ようやくすっちーは唇を離した。
黄/っ、はーっ”、はー⸝⸝⸝(潤
翠/…どお.ᐣ
甘いでしょ(笑
小悪魔みたいに笑うすっちー。
お腹の奥がずくんってした。
黄/……あ、まぃ、⸝⸝⸝(恥
翠/顔真っ赤だよ.ᐣ
黄/や、やって.ᐟ
黄/すっちーがいきなり変なことするから……っ⸝⸝
翠/ごめんごめん(笑
謝りながらも笑顔を隠せていないすっちーの肩に頭を乗せて、強く押し付ける。
こんな時にも、すっちーの方が余裕があるのは、負けた感じがして悔しい。
子供みたいな対抗心から、
彼の上に馬乗りして、すっちーのことを見下ろす状態になる。
黄/…俺がすっちーのこと食べるもん
翠/えぇ〜、(笑
翠/例えばどこ食べるの.ᐣ
上から下まで彼のことを眺めてから、フリーになっている彼の手に俺の手を重ねて、指を絡める。
黄/…指、食べる
翠/ぇ…、
翠/指はちょっと…、、(困笑
俺より一回り大きいすっちーの手が、俺の頭をそっと撫でる。
このあったかい手が大好き。
翠/みこちゃんのこと、撫でられなくなっちゃうよ.ᐣ(撫
黄/……じゃあゆるす、(撫受
翠/ありがとう(笑
ほんの数秒の沈黙。
ふと、すっちーの首元が目に入って、
おいしそうだな、なんて思っている頃には、そこに甘噛みしていた。
翠/っ、ちょ….ᐟ(ビクッ
黄/…ぁ、ごめんなさぃ、、(離
我に返って、すぐに離れる。
すっちーの頬が少し赤く染っていた。
翠/……、
黄/…ぁ、その、、(困
何も言わなくなってしまって、嫌われたかな、なんて言葉が脳裏によぎる。
黄/…っ、ごめ……(潤
謝ろうと言葉を紡いでいた最中、
すっちーに思いっきり手を引っ張られる。
構えていなかった俺は突然のことに体のバランスを崩して、
そのままふたりしてソファに倒れ込む。
黄/…っ、.ᐣ.ᐣ
気付いたら、すっちーに抱きしめられていた。
黄/…、す、っちー、.ᐣ
翠/……みこちゃんさあ、
黄/っ…⸝⸝(ビクン
すっちーの声が耳のすぐ横で響く。
耳に息がかかって擽ったい。
翠/誘ってる.ᐣ
黄/ぁえ…⸝⸝⸝
甘い低音で囁かれると、頭の中で何かがビリビリしてる。
翠/…続き、したい.ᐣ
黄/っぁ、…⸝⸝⸝
黄/ぅ…、⸝⸝⸝
どうせ、拒否権なんてないし、
拒否する理由もない。
口にするより先に、すっちーのことを強く抱きしめ返した。
黄/っひ、”っ〜〜〜、…♡
黄/ぁ、…っあ、…⸝⸝⸝
随分と淫らに、俺の下で鳴き喚くみこちゃん。
力が上手く入らないまま、
それでも何かに縋るかのようにズレたシーツを弱々しく掴む。
フォークのくせに、食べられる方が向いてるんじゃないかってくらいに、
次々と襲う快楽にただ溺れている。
翠/きもちい.ᐣ(ズチュッ
逃げないように彼の腰を掴んで、さらに奥へと沈める。
みこちゃんはまた一段と大きく身体を震わせて、何度目かの絶頂を迎えた。
黄/ひ、”…っぁ”…♡⸝⸝⸝
黄/ぉ”くっ…、っ♡(ビクンッ
翠/すき.ᐣ
黄/ゃら、…っやぁ、”…♡
翠/やなの.ᐣ(ピタ
黄/っ、”、ぁ”〜〜〜〜っ♡⸝⸝⸝(キュゥ
黄/…ぁ、う、、っ.ᐣ♡
少し意地悪をしてみたいという邪な考えが頭によぎって、
みこちゃんが達する直前で動きを止めた。
翠/もうやめる.ᐣ
黄/あ…ぇ、、(潤
黄/や…っ、やだ、っ
涙目に震えた声で懇願される。
こんな可愛いお願いに応えない人なんていないでしょ。
翠/…じゃあ、
翠/次はみこちゃんが____
自分で動いてよ、
と俺が口にするより先に、みこちゃんが俺の体を引っ張る。
首筋に歯が当たる感触がして、びっくりしてみこちゃんに目を向ける。
翠/ちょ、っ、.ᐟ(押
翠/くすぐったいって…っ(笑
黄/っ、んぅ…、⸝⸝⸝(ヂュウッ
翠/…っ、(ビク
翠/ほんとに…っ、⸝⸝
なかなか離れようとしないみこちゃんを無理やり引き剥がす。
翠/…っ、いきなりどうしたの.ᐣ
黄/…んふふ、笑
黄/俺とおそろい(指差
そう言って指差されたみこちゃんの鎖骨には、俺が付けた赤いキスマ。
みこちゃんって、こんなに大胆だったっけ、なんて思いながら、
彼の両手を指で絡めとり、先程までよりも強くシーツに押し付ける。
翠/…随分と可愛いことしてくれるね
黄/いややった….ᐣ
翠/んーん、
不安そうに俺を見つめるみこちゃんに軽いキスを落として、
そっと髪を撫でる。
翠/かわいい♡
彼の柔らかな唇にひとつ接吻をして、
それからおでこをくっつける。
翠/久々だし、ほんとは優しくしてあげようと思ってたけど、
翠/必要ないよね(微笑
黄/ぁ、…う、⸝⸝⸝
潤んだ目で、これでもかと言うほど頬を上気させたみこちゃんは、
それでもどこか喜んでいるようで。
2人だけの夜はまだ続きそう____。
___end.