『今は』司類 地雷さん逃げて〜!
突然だがいま僕は
司「類♡」
監禁されている
類「えっと、司くん?」
司「ん?どうした?」
類「い、いや、これはいったい?手、足、首が拘束されているんだけど…」
司「ふっふっふ、類!お前には堕ちてもらう!」
え?堕ちる?堕ちるって、あの?まあ、僕は司くんが大好きだし、いい経験になるんじゃないかな。逆に僕が司くんを…………なんてね
類「堕ちる?そんなこと、司くんらしくないじゃないか!」
これは演技。高校性の頃一緒にショーをしていて、今は活動休止中。だから高校性の頃の磨き上げた演技力で司くんを騙してみようじゃないか!
司「すまないな、類。でもこれは、俺からの類に対する愛なんだ!」
類「ふざけないで!本当に僕が好きなら愛は普通に伝えて。司くんはこんな人じゃないはず」
司「もう、遅い。さて」
トコトコ
あ、司くんが迫ってくる。かわいい顔が僕の顔の近くに来るなんて。ウレシイ♡
司「類♡」
チュ
類「ん//」
ああああああああああ!いま司くんとキキキ…キスした!初めてなんだろうな。かわいいキスだ。
チュチュチュ(ほっぺ、首、鎖骨にキス)
類「ちょ…つか…さくん//」
あ、この喘ぎは演技。これは後々司くんを◯◯◯ために必要なんだ。っていうか、体の全身から伝わる。司くんの唇柔らかい
司「ふふ、気持ちいいか?」
類「どうだろうね」スン
司「気持ちは正直にならないと後から後悔するぞ?」
類「それはどうなんだか」
まって!いま、後から後悔するっていった?かわいい!それって、後から、後で悔やむって、言ってるようなもんじゃん!ほら頭痛が痛いみたいな!
司「手強いな。まあ、確実に堕としてみせるがな」
類「さて、どうなんだか。僕が君に堕ちるなんてありえないから。」
司「なに!?でもなあ、立場的には俺が有利だ!だから99.9%堕ちる!」
類「じゃあ僕は残りの0.1%を当ててみせるよ」
司「むむむ…」
司「とりあえず、ご飯だ」
類「じゃあこれ、外してくれないかい?」
司「いや、逃げられては困る。俺が食べさせてやろう!」
類「そうかい」
司「待っていろ」
ガチャ
かわいい!もうこんな日が来るなんて思ってもいなかったよ!なになに、いったいいつから司くんは僕のことが好きだったの!?僕の恋は…
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高校性
類「はあ、やっぱり屋上は良いな。中学と同じか。なんだかつまらないね」
バンッ(ドアが思い切り開く)
類「うわ!?」
司「はーっはっは!って、なに!?先客がいただと!?まあいい!名はなんという!?」
類「か、神代類」
なんだか、騒がしい人だな。鼓膜破けそう
司「そうか、類か!よろしくな!いつも昼休みはここに来ているのか?」
あれ?なんか落ち着いた?落ち着くと可愛らしいな
類「そうだね。一緒にお昼を食べる中の人もいないし」
司「そうなのか!では今日から俺と類は友達だ!一緒に昼ごはんを食べようじゃないか!」
類「え?」
司「あ、いやだったか?」
類「いいや、そんなことはないよ。ただ、嬉しいなって思ってね。」
司「ふっふっふ、そうだろうそうだろう!なんてったって、未来のスターとご飯を食べるんだからな!」
なんかうるさいって思ってたけど、意外といい人?てか未来のスターって…ふふ、面白い人だな
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そこから好きになってってで、今はこんな状態…え?なんで?よくよく考えたら、なんで?まあ、これもショーとして楽しめば問題ないか。僕と司くんだけのショー。主催は司くん。僕は司くんの恋人役。こんな感じに考えると楽しいね。まあ、恋人役じゃなくて、もう9.9割恋人なんだけどね
司「類!ご飯持ってきたぞ!」
なんだかこうしてみると、司くんは高校性の頃から何も変わっていないね。
類「………ギロッ((睨」
司「はあ、まず、食べてくれ」
類「野菜は?」
司「入ってない」
類「変な薬とかは?」
司「入ってない」
類「じゃあ、いただくよ」
あーん、パクッモグモグ ゴクン
司「どうだ?」
類「……良いんじゃないかな?」
司「…類、美味しいか美味しくないかだけでも言ってくれ。」
類「僕にこんなことをする人に、言う筋合いはないよ」
司「なに?」
あ、声のトーンが低くなった。かっこいいなぁ。
司「明日はお仕置きだ。」
類「詳細を教えてくれないかい?」
司「断る。じゃあ今日はもう遅い。類逃げるなよ」
類「逃げたところで、僕に勝ち目はないよ。」
司「わかっているじゃないか」
ガチャ(手と足を外す)
司「寝るときはちゃんと寝てほしいからな。ただベットに首を紐で繋ぐ」
類「わかったよ」
司「じゃあ、おやすみ」
類「…………」
ガチャ
あああ、今日はもう初体験が多すぎたよ!司くんとキスしちゃうし!まあ、ディープキスして欲しいなんてこっちからは言えそうにないから、少々我慢しなければいけないね。ホントは司くんが作ってくれたご飯の味が絶品だなんて言えないよ。
どの演技も全部司くんを◯◯◯ため。
たぶん明日はやることになるだろう。
コメント
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すんごい続き気になる…