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第6章 体育祭
数週間後。
学校では体育祭が行われていた。
あかねはクラス対抗リレーの選手になっていた。
「頑張って、あかね!」
「絶対一位取ろう!」
クラスメイトから声援が飛ぶ。
そして、いよいよあかねの番。
「位置について――」
スタートの合図。
あかねは一生懸命走った。
「頑張れー!」
その中で、一際大きな声が聞こえた。
「……あかね!」
ボスキだった。
「……!」
その声を聞いて、あかねはさらに速度を上げる。
無事にバトンを渡し終えると、息を切らしながら戻ってくる。
「お疲れ」
「ボスキ……」
「よくやったな」
「応援してくれた?」
「……少しな」
「嘘。すごく大きな声だったよ」
「うるせぇ」
二人で笑う。
その光景を見ていた友人が呟いた。
「なんだかんだ、仲いいよな。二人」
「……そうかな?」
あかねが笑う。
ボスキは少しだけ顔を赤くして、そっぽを向いた。
コメント
1件
読み終えました🌷 体育祭のリレー、走るあかねの姿が目に浮かぶようでした。何より印象的だったのは、ボスキが一際大きな声で「あかね!」って叫ぶところ。あの声を聞いてスピードを上げるあかねも、後でちょっと照れながら「応援してくれた?」って聞くのも、青春そのものって感じでほっこりしました。最後に友人が「仲いいよな」とつぶやくシーン、本当にその通りだなって思わず頷いてしまいました。二人の距離が少しずつ縮まっていく感じがたまらないですね。続きも楽しみにしています!