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ウィール・マドナ宿泊ホテル。 墻音。
「、、!?」狂唖さんがいない、、俺はウィール・マドナが泊まっている部屋に入った。「、、、、」ウィール・マドナなの荷物も何もない、、「、、あ、、」血痕、、。もしかして連れ去られた、、??「、、っ、、クソッ!!」
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加内。
「え、、狂唖さんが、、」「ハイ、、まだウィール・マドナの追手がいると危ないのでと、、月城班長が組織にひとまず帰るようにと、、」「、、そっか、、わかったよ、曽破君、、」
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夜7時。 墻音。
「、、、、」どこにも居ない、、あれからもう5時間経ってる、、。ウィール・マドナを、追う手段もない。「、、どうしよう、、」プルプル、、!!「、、??」電話だ、、誰からだ、、「、、もしもし、月城です」『月城、今どこにいる』「、、まだ五茅町です、、」俺は電話相手の遊馬さんにそう答えた。『、、そうか、、一旦お前も組織に戻って来い』「、、でも、まだ何も『命令だ、戻って来い』「、、、、」
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何の手がかりも掴めないまま帰ることになった、、。「、、、、」遊馬さんなら狂唖さんを見つけることできるんだろうな、、何でもできるから、、あの人、、。グゥ〜、、「、、??ん、、」、、腹減った、、。ご飯食べて帰ろ、、。「、、このカフェでいっか、、」俺はそう、目の前にあったflower cafeというところに入った。
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「、、、、」いい匂い、、あの花は売り物なのかな、、綺麗に育てられてるな、、。「何名様ですか〜」そう聞いてきたのはお店の店員なのだろう。小柄で、肌が白く、綺麗な顔立ちをした男性だった。「あ、1人で」「わかりました〜、お好きなところお座りください」男性はそう言い厨房に戻った。「、、、、」1人で外食するのは初めてだな、、「いつもは狂唖も居たのに、、」
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「どうぞ〜ハンバーグランチです」あ、さっきの人だ、、。「ありがとうございます、、」「どうぞ〜」俺はハンバーグを一口食べた。「え、うま、、」「え??」男性は厨房に戻ろうとしていた足を止めた。「あ、す、、すみません、、こんな美味しいハンバーグ食べた事なくて、、」「、、ハハッwwありがとうございますww」「、、、、」本当に美味い、、何だコレ、、本当に何だコレ、、「ハハ、、良かった良かった〜」「、、、、」「、、お客さん、組織の方なんですか??」「え、あ、ハイ」組織の服着たままだった、、。「へぇ〜、光栄だな〜ww街のお偉いさんが食べにきてくれるなんて、、ww」「、、俺は組織でも大した人じゃないですよ、、」「いやいや、組織の一員として働いてるだけでも凄いんですからww」「、、そう言ってもらえて嬉しいです、、実は今日仕事で失敗して、、上司の行方がわからないんです、、」「あらま」「、、たった数時間会わないぐらいで、、心に穴が空いた様な、、俺にとってこんなに大きい存在とは思いませんでした、、やっぱり子供なんだなと思います、、」「、、ハハ、、俺も居るよ、何年も何処に行ったのかわからない人、、」「年??」「何処に行ったのかも、生きてるかもわからなくて、、でも、今アイツが幸せなら、、探さなくても良いかなって、、心から笑って暮らせてたらって、、みんなでそう話し合って、、」そう男性はにっこりと笑った。「、、俺は、、上司が心の底から笑ったところを見た事がありません、、いつも下手な笑顔ばっかり、、、一回で良いから、、あの人の笑った顔が見たい、、」「、、ハハ、、本当に大切な人なんだね〜」「、、まぁ、、上司ですから、、」「冷めるから早く食べな」「ハイ、、あ、デザートも食べます、このチョコパフェで」「かしこまりましたww」そう笑い、男性は厨房へ戻って行った。「、、、、」、、きっと、こういう店に連れて来て、、美味しい物いっぱい食べてもらったら、、「狂唖も笑ってくれるか、、やっぱり外食は一緒に来たいな、、」