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コメント
1件
うわああタイトル「1」の第2話!めっちゃ面白かった〜!!😭💕 トントンとグルッペンの掛け合いが絶妙すぎる!!「豚やん」「誰が豚やゴラァ」の流れにもう爆笑したw キャラの個性が会話だけでバッチリ伝わってくるのすごいよ!! 終焉の世界って設定もエモいし、廃墟の中がめっちゃ綺麗になってるギャップに「えぇ…(困惑)」ってなるグルッペンの気持ち分かりすぎるw 続きめっちゃ気になる〜!!2人がどう生きていくのか、はやく読みたい!!😆✨
「 で、お前は誰だ 」
「 え、名前言わなあかんか? 」
「 …いや睨むな睨むな、俺の名前言えばええんやろ? 」
目の前の、赤いマフラーを付けた黒髪の天使は、こちらを弄ぶかのような行動ばかりする。
つーか黒い髪の白い天使なんて聞いたことねぇぞ
あとコイツの服装がすっごい天使っぽくない。すっごい……某赤い社会主義国っぽい軍服を身にまとっている。あと季節外れの赤いマフラー。なんだこいつ
「 …そんな俺の服装気になるか? 」
「 いや気になるだろ 」
「 …そうなんやな〜…… 」
不思議そうな顔を浮かべながら、あっ、と何かを思い出した様子でこちらの方へ視線を向ける。
てかコイツ身長でけぇな()
「 トントン 」
「 は? 」
「 やーかーら、俺の名前や 」
「 ……豚やん 」
「 誰が豚やゴラァ 」
不機嫌そうな表情を浮かべながら、そっぽ向く。圧が見えた気がするが…気にしないでおこう。
どこに向かうかも分からないまま、そいつの後ろを追いかける。
辺りに人らしきものは居らず、所々にある人工物だったものは、植物に侵食されており、まるで世界は終わったといっているように見える。
「 …なぜ辺りはこんな状態なんだ? 」
「 先に名前教えてくれたら全部言う 」
「 ……はぁ、グルッペンだ。 」
「 へー、グルッペン、か… 」
俺の名前を何度も復唱するコイツの表情は見えない。
でも、声色的にも何か良いことがあったんだろう。俺の名前を知って良いことってあるんか???
「 さっさと教えろ 」
「 はいはーい、で、この世界のことやろ? 」
再び振り返る。
眼鏡越しでこちらを見つめるガーネットの瞳と目が合う。瞳の奥には、何かが燃えているような、そんな感じがする。
「 人間だけが居なくなった、終焉の世界。 」
「 教えられることはそれしかないわ 」
#我々だ
躁鬱
19
ほしくずのけだるげ
520
ガブッと、新鮮で真っ赤なりんごをそのまま齧る。
りんごを齧っていくたびに口の中で、シャクシャクと少し細かい繊維を断つ食感が伝わってくる。
身近にあるような果物なのに、久しぶりに口にした感覚がする。
まぁ……りんごの値段高かったもんなぁ〜…普通に過ごしていた時。
そんな事を考えながら、りんごを贅沢に食べていく。
「 ええやろ、そのりんご 」
「 …まぁ、美味いな 」
そう言葉を返した時、隣りにいる天使は少し嬉しそうな表情を浮かべながら、バナナを一本、二本と食べ進めていく。
そんなに食べて大丈夫なのか、と最初は思ったが、人間が居なくなったからか、そんなに消費されることもなくなり、自然の中で実る食べ物は豊富らしい。
……食い物が沢山あるならまぁ良いか。と思ったが
「 …あ、そういや他に人間とか居ないのか? 」
「 んー、こう見えて俺も最近ここに来たばっかやからなぁ〜… 」
よく分からんわ、と三本目のバナナを手に取りながら、そう言う。
……本当に、不思議な世界だなぁ。
気が付いたら、自分が食べていたりんごが齧れる場所が無くなっており、仕方なく捨てることにした。(ちゃんと(この隣の天使が持ってきた)ゴミ袋に捨てたから安心しろ)
デカいりんごを食ったからか、先程腹は満腹になった。これくらいなら、動いた後の晩飯も今のところ必要なさそうだ。
少し時間が経ち、隣にいる天使も満腹になったのか、立ち上がった。
何処かへ行くのだろうか、と考えていると
「 この近くに拠点があるんや 」
寝るとこもないやろうし案内するわ、と言葉を落とし、足を動かし始める。
食べ終わった後やから、もうちょいゆっくりしたい気分でもあったが、折角案内してくれるのだ。
大人しく後ろをついていくことにした。
案外近かった。
まぁ、食い物があるところから近いほうが過ごしやすいしな〜と思いながら、いやでも案内するって言っとったからもうちょい遠いとこにあるんかと思った…と色んな思いが脳内で大乱闘を起こしている。
ちなみに案内された場所にあったのは、外見は少し古びた廃墟だった。
ここが拠点なのか……と、少し抵抗感が出てきた。
「 嫌そうな顔せんといてもろて??? 」
「 いや、廃墟で寝るってなんか…… 」
「 え、もしかして怖いん??怖いの苦手とかそういう系?! 」
「 いやちげぇよ 」
強がらんくてええと思うけどなぁ〜、とこちらを弄ぶような発言を次々とその場に落としていく。
だから怖いのは別に嫌じゃね−んだよ、どうにかコイツをボコせねぇかな
「 外見はまぁ…汚いと思うけども、さっさと入ってや 」
「 ……あぁ 」
未だ中に入る抵抗感はあるが、目の前にいるやつに促されるように、廃墟の中へと入っていく。
「 ……どこここ?!?! 」
「 すごいやろ、頑張って掃除とかしたんやで? 」
やから比較的住みやすいと思うけど…と呟く目の前のやつは気にせず、建物内を見渡す。
普通に家だ。これ。
いや、家ではないんやけれども…結構広い空間で、しかも綺麗なのだ。
先程、建物に入る前まであった謎の抵抗感もなくなっていた。
「 え、お前ってもしかして前世大工? 」
「 いや大工さんやったことねぇよ 」
つまり素人。そんなやつがこんな……えぇ…(困惑)
ちょっと想像の斜め上をいくような光景を見せられ、言葉が出てこない
コイツ、天使やるよりこれで仕事したほうが生活出来るんじゃね????
「 ちな1階は食堂とか風呂とか洗濯出来る場所とかあってな──── 」
建物内にある部屋の説明が始まったが、頭に入らん入らん
これ旅館やん。いや受付みたいなのはないんだけれども()
えぇ……ちょ、ついていけねぇよこれ
「 ─────で、お前が使う部屋は2階の─── 」
………自分が使う部屋の場所だけは覚えとこう(諦)
こんな状態だが、どうにか自分の部屋の場所だけは覚えれたんで良しとしよう。他の部屋はまた使う時に覚えれば良い()
終焉、という名が似合ってしまったこの世界。
これから大変な日が増えていくのが目に見えるが、どうにか生き残れるよう頑張ろうと思う
これが全部夢だったら良いんやけれどもな!!!