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私の名前はキリア、訳合って勇者様の召使いをすることになった
ディック・G・バーン「着いたか」
私はシャリズと手分けし、モンスター狩りの方に行った
ゴブリン「マジか餓鬼か!餓鬼の肉はうめぇんだよな!」
え?あれってボスじゃ無い?そう思ってゴブリンの方に目線を向けると、おなかが貫通して倒れていた
ディック・G・バーン「ゴブリンに委ねるは♪」
なに歌っているの?!ボスですよ?!なんで歌ってられるのですか?
ヒーラー「ディック・G・バーン様、薬草を買いに…」
シャニズ?!良かった、来てくれて良かったです。
ディック・G・バーン「それはどういうこと?」
ヒーラー「自分たちの役目は魔王を倒すのもありますが、残党が残らないように各地にいるボスを倒し残りの敵を一掃するという役目です。」
まぁ当たり前のように終わってしまったのですが
召使い「そ、それでは行きましょうか」
ディック・G・バーン「あぁ、了解した」
さすがにあんなことがあっては気分があがりませんね、そんなことを思っていると次の村に行くらしいです。魔術で戦ってくるらしいですが、また先ほどのように終わってしまわないですかね?
召使い「…また先ほどみたいに突いて終わらせましょう」
ディック・G・バーン「くっwそうだなw」
召使い「何故笑うのですか…」
さすがに引きますね、笑われると少々怖い感じがします。
四天王「おいおい、有名な勇者様がきているじゃねぇかw」
今度は四天王?!いくら何でも無理じゃ…
四天王「ぐはっ!」
え?
ディック・G・バーン「…あれ?貫通しないな
ディック・G・バーン「よいしょ」
え、うそでしょ?
ディック・G・バーン「よし、倒せた」
ヒーラー「勇者様?!そやつは四天王ですよ?!」
ディック・G・バーン「ふぇ?!」
え?!すごすぎません?その日はいろんな事がおき、全員眠りにつきました
召使い「…きてください!起きてください!ディック・G・バーン様!」
ディック・G・バーン「はっ!あぁ、すまぬ召使い…なぁ聞きたいのだが」
召使い「なんでございましょう」
ディック・G・バーン「お主の名はなんだ?ヒーラーもお願いしたい」
二人「え?」
予想外すぎました、名前なんてとっくに知ってるかと思いました
召使い「私はキリアと申します」
ヒーラー「私はシャニズと申します」
ディック・G・バーン「あなたたち最高神?!」
急にどうしたのでしょう…
二人「え?はい」
ディック・G・バーン「そう…だったんだ」
召使い「そのことは良いとしてですね、あなたの属性が分かりました」
ディック・G・バーン「ん?属性?」
町長の話をとことん聞いてないですね
召使い「あなたは「神殺し」の能力を持っています、あなたのステータスを見て分かりました。」
ディック・G・バーン「ほう…ほう?」
召使い「あなたの基本能力が高いのは勿論、神殺しの能力は神属性の敵にとてつもない一撃を繰り出せます」
ディック・G・バーン「まずさ、その…属性?って言う物は何?」
召使い「属性は主に三つあります、闇•魔•そして神があります。」
ディック・G・バーン「それってさ!自分が倒してきた敵が全員神属性って訳?!」
召使い「それがですねぇー…倒してきた敵全員闇属性と魔属性なのですよ…」
さすがに強すぎません?というかあの攻撃食らってたら私わんちゃん死んでましたよ?!
ディック・G・バーン「うん、うぇ?!じゃああの四天王は…」
召使い「あなたの基本能力だけで倒しました」
ディック・G・バーン「え…マジ?」
さすがに信じられませんね
ディック・G・バーン「じゃあ…」
召使い「はい、そういう事です」
召使い「あなたは一度でも絶対神を死ぬほど恨みましたね?」
ディック・G・バーン「…」
召使い「その恨みこそ神殺しの能力に繋がるのです」
ディック・G・バーン「…そうか」
召使い「ただ、この世界では神を貶す行為を禁止されています」
ディック・G・バーン「ということは…」
召使い「神殺しの能力をだれにもバレないようにしてください」
ディック・G・バーン「了解し…どうやって?」
…お母さんごめんなさい、私罪を犯しちゃいます
召使い「…今から使うスキルも、禁止されています」
ディック・G・バーン「ん?どゆこと?」
召使い「私はこの世の中で一番ステータス変更魔法が得意と言えるでしょう」
まぁ、使われることはあまり無かったんですけどね
召使い「そして今から使う禁断魔術は、ステータスを偽装します」
ディック・G・バーン「ということは…」
召使い「はい、神殺しの能力を上書きし闇殺しにします」
ディック・G・バーン「…その魔法、自分にも出来るか」
この人は何を言ってるんですか?!
召使い「はい?!あなた様ならやる気になったらやれるでしょうが、何週間かは動けませんよ?!」
ディック・G・バーン「だからだよ!」
召使い「…へ?」
え?なんで…?
ディック・G・バーン「それって、お前がやったらキリアの体はどうなる?!」
召使い「一晩は力尽きて動けませんね」
ディック・G・バーン「絶対にそんなの駄目だ…自分の為に罪を犯させて、その上寝込ませる?!そんな非道になるくらいなら、自分は…死んでみせる!」
え…なにこの気持ち…初めて人に必要にされて、嬉しくて…召使いなのに
召使い「ディック•G•バーン様…」
ディック・G・バーン「一つ言って良い?」
召使い「なんですか?」
バーン(w)「バーンって呼んで」
…この気持ち、なんなんでしょう。まるで恋をしたような、愛したい。
召使い「分かりました、バーン様w」
バーン「あ、笑ったでしょ!?」
召使い「ふふwすいませんw」
今からこの人に犯罪を教えるのか…
召使い「それではバーン様、さっそく方法なのですけど」
バーン「うむ」
召使い「まずステータスを開いてください」
バーン「ん?ステータス?」
召使い「知らなかったのですか?」
とても可愛らしいですね、赤子の様に無知なあなたもとても可愛いです
召使い「それでは、ステータスと言ってください」
バーン「ステータス」
〔ステータスを起動します〕
バーン「おぉ、いかにもだね」
召使い「そしたら、プラム•グアフと三回唱えた後闇を恨んでやると言ってください」
気分が乗りませんね、まぁお言葉に甘えさせていただきましょう
バーン「うむ、分かった」
バーン「プラム・グアフ」
バーン「プラム・グアフ」
というか、なんで神を恨んだのでしょう?
バーン「プラム・グアフ」
考えれば考えるほど気になりますねぇ…これが恋という物なのでしょうか?
縺溘>縺「なにがあろうとも、「私」は神を許しません」
召使い「バーン様?!」
〔ステー繧ソ繧ケの変更縺ォ成功死ました〕
私とシャリズは吹き飛ばされ、バーン様は眠りについてしまった。シャリズは咳き込むほどヒールを行ったが、変化は無かった。そして一週間後
バーン「…ん」
召使い「バーン様!?」
良かった!起きた…自分が悪かったです
バーン「自分は…長い間寝ていたそうだね」
召使い「一週間寝込んでいました」
(ギュルルルルルル)
バーン「…///」
召使い「ふふwご飯ですね」
可愛い///食べさせる前に食べたいです
バーン「いただきます」
召使い「今ここで報告させていただきます」
バーン「…ん?なんだ?(モッモッ)」
召使い「スキルが文字化けして見えません」
バーン「どゆこと?」
バーン「ステータス」
〔ステー繧ソ繧ケを起動死ます〕
バーン「なんだよこれ…」
召使い「所々エラーが生じているのですよ」
これは一体どうなってるんですかね?
バーン「何よりスキルが…神の神殺しになっているぞ?!」
召使い「こちらから見ると変な文字がたくさんあるのですよね、神の神殺しについては…まだ分かりません」
無能でごめんなさい。
バーン「あれ?それってさ…結果的に隠せたくない?」
召使い「そうですね、一件落着です」
バーン「意味無くならなくて良かったー!」
よし、思い切って言ってみましょう
召使い「…私で良ければ、お話伺いましょうか?」
バーン「いや…もう終わったことだし、大丈夫だよ!ほら!(作り笑顔)」
召使い「…」
教えてくれなかったです…
バーン「あー今日の久しぶりのご飯美味しかった!さぁ、冒険にいこう!」
召使い「はい…」
バーン「次の島はどこだっけ?」
召使い「天空島になります」
あそこにも四天王いますがバーン様ならいけますよね!
バーン「それってどうゆう意味?!」
ヒーラー「ここからは私、シャリズが説明させていただきます」
あ、完全に忘れていました
バーン「よろしく頼む」
ヒーラー「まず、皆を魔法で掴み天空にひっぱります」
バーン「うん、まずから分からないや」
ヒーラー「え?あぁ、そうですか」
シャニズ!なにバーン様が察し悪いみたいに見ているのですか!悪魔で6歳児ですよ!
ヒーラー「まぁ自分が天空島に送るということです」
バーン「あぁ、そういうことか。理解した」
召使い「それでは行きましょう」
バーン「あぁ行こうか」
バーン「えーっと…」
召使い「なんでしょう?」
バーン「これどういう状況?!」
最高ですね、この状況
バーン「なんで二人分が無いの?!」
ヒーラー「バーン様が食欲ありすぎてですよ」
召使い「自業自得って奴ですよ」
いやー…これはむしろご褒美ではありませんか?
召使い「それでは行きますよ」
ヒーラー「キリアよ、ちゃんとバーン様をしっかり抱きついておきなよ」
召使い「分かったよ!」
シャニズよナイスです。
バーン「……///」
召使い「あれ、バーン様喋らなくなっちゃった」
バーン「あー…そのな…///」
召使い「?!バーン様熱?!頭に湯気上がってますし?!」
バーン「気にしないでくれ…」
照れてる…可愛い//
ヒーラー「着きました」
召使い「ここでは、主に敵が浮いています。そして、神属性です。」
バーン「お!ついに神属性?」
召使い「一体どれほどの威力が出るのでしょうかね」
またあのかっこいい姿が見れるんですか!?
???「あ、勇者君じゃん!」
バーン「…誰?」
???「いやっほーい!それ聞いちゃう?」
バーン「まず名からでしょ」
イルキミ「そっかそっか!ボクの名前はイルキミ•リルト!ボクを仲間に入れてよ!」
り、リルト?!
召使い「リ、リルト…聞いたことがあります」
バーン「うむ、なんだ?」
召使い「魔法の中でも最上位の魔法を操る家系ですが、最高神になるのを拒んだという…」
イルキミ「ピンポーン!大正解!」
イルキミ「虎英…(ささやき)」
バーン「ん?なんて?」
イルキミ「いや、何でも無いよ!さぁ、入れてくれるの?」
なによこの女の方、何故か分かりませんが幼なじみ的立場の方な気がします
召使い「バーン様、やめた方が…」
バーン「よし、分かった!ようこそ、勇者パーティへ!」
イルキミ「いやっほーい!」
二人「えぇーーーーー!?」
えぇー!?ライバル登場してしまった?!
イルキミ「これからよろしくねん♪」
バーン「あぁ、よろしく」
イルキミ「ねーねー」
バーン「どうした?」
イルキミ「お近づきの印として、一戦しない?」
バーン「あぁ、いいぞ」
ヒーラー「いや、いいんかい」
バーン「ん?どうした?シャニズ」
ヒーラー「いや、なんでもありません」
バーン「それじゃあしようか、シャニズ」
ヒーラー「かしこまりました」
き、消えた…まぁすぐ勝って帰ってきますよね。
5分後
無事来たのですが、なんでですかね…余計に仲良くなってます。バーン様達とリルトはここにボス案内をしてもらったようだ
イルキミ「あ、儀式中だったか」
ヒーラー「今すぐ治療を!」
な、なんですかこれは?!
イルキミ「待って、次ボクじゃな…」
バーン「イルキミ!?」
イルキミ「待って!離して!やめてぇ!」
バーン「イルキミ!」
イルキミ「助けて!虎英…」
腰が抜けてなんのバーン様の役に立てない…
バーン「…指揮者の杖」
四天王「ほう、そんなぼうっきれで私を倒そうとするのですか」
バーン「シャニズ、あれを」
ヒーラー「了解しました!」
消えてった…
イルキミ「ねぇねぇ」
召使い「…何よ」
イルキミ「バーン君のこと好き?」
?!?!?!?!?!?!?!
召使い「ふぇ?!えっと、その…」
イルキミ「安心して、その恋サポートしてあげる」
召使い「え?あ、ありがとうございます」
ヒーラー「戻ってきたぞ、看病を…」
召使い「ぴぎゃーーー!?」
び、びっくりしました
ヒーラー「ぴぎゃー?」
召使い「忘れてください//」
イルキミ「おーい!勇者様ぁー?!」
バーン「お、おはよう」
イルキミ「おきたぁー!」
バーン「う、うるさいなぁ」
イルキミ「酷い?!」
え、今起こす?!ていうか、その手に持ってる杖…まさか?!
召使い「恐らく、あなたはウェポンスキルを持ち合わせています」
イルキミ「自分も持ってる!ほら!」
イルキミ「あれ?ギリおそろじゃね?虎英…あ」
バーン「イルキミだけこっち来てくれない?」
イルキミ「ふぁーい…」
あの方は本当に不思議ですね
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第8話
「私」の本当の名前