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ハァ….
このため息から始まる朝。
ドク…ドク…
心拍数も至って平常だ
『あぁ…死にたい..今日も死んでなかったのか』
っと。ほとんど毎朝呟く。
ほぼ口癖だ
そう思いながら、重い体を起き上がらせる。
『いってきまーす。』
そういいながら俺はドアを開けた。
眩しい日光。俺には到底似合わない。
俺は自分でもわかっている。どんなやつかってことを。
それを知らしめてくるのが
バシャッ
バケツが落ちてくる
ポタポタと額から水が垂れる
もう慣れた。これはいわゆる『いじめ』だ。
クラスメイトは俺を見て笑ってくる。
俺はもう…笑うとこが出来ない
笑顔にただただ恐怖心があるからだ
そんなことより急いでジャージに着替える
『あぁ..ほんとに憂鬱だ』
そういい..急いで教室へ向かう
教室はいつも変わりない
俺の机には悪口がびっしり書き付けられ
中にはゴミが引き詰められている
他にも嫌がらせ
飽きないのかと思うばかり
先生も助けようとはしてくれない
面倒事に突っ込みたくないのが伝わってくる
『いつ死のうかな…』
なんて考える毎日
死ぬ予定を立てている
こんなことを安易にできてしまうなんて
そんな世界狂ってる
いっその事、死のない世界になったら
こんなこと考えずに済んだのだろうか
なんて考えが頭を過ぎる
放課後_。
いつも通り屋上へ呼ばれる。
普段は立ち入り禁止だから先生が来ることは無い
まったく..いじめるのにこんなに適した場所はない
毎日殴られ、蹴られ、意識が朦朧とする
『もう..限界だ』
っと。情けなく、涙目になりながらそうこの世に告げた。
それからは遅くはなかった。
すぐさまフェンスに足をかけ、空に飛び立つかのように、俺は落ちていった__。
その途端目が覚める。
ここはどこだ…学校ではない
一体….
すると見知らぬ女性に声をかけられる。
『大丈夫ですか?』
首を傾げながら手を差し出してくる女の人
年齢は…俺と同じぐらいか。
頭を下げながら手を取り立ち上がる
周りを見渡すと、自然が多く広がっていた。
島のような場所。
考え込んでいたら、
『名前は何ですか?』
そう…尋ねられた。
あまり人と話す機会がない俺は緊張していた
それを悟ったかのように女性は
『私照川《てるかわ》めーや!ここの住民だよ』
明るく、先に名乗る彼女に、緊張が徐々に解けていった。
『山陰好月《やまかげこうづき》です…』
弱々しくも挨拶ができたことにホッとした
そんな俺に彼女は、
『よろしくね』
と。優しく微笑みかける
だがまだもやもやは消えていない
ここはどこなのか。
まず第一はそれだ
しかしここはどこだと言っても、伝わるのに時間が掛かってしまう。
なので、
『俺…さっきまで学校にいたんだけど..事情があって、屋上から落ちて…その..多分死んだと思うんだけど。そしたらここへ来て..』
ごちゃごちゃながらも必死に伝えたいことをまとめていたところ
それとはまったく異なるところに疑問を持っている彼女がいた。
『死んだ…?それってどういうこと?死んだってどうすればなるの?』
『え…』
驚きのあまり口を開けてしまった
聞いてる限り、生命の『死』について知らないみたいだった。
『死ぬって…その..この世からいなくなる..みたいな?』
焦るあまり、上手くまとまらない
『この世から..消える?なにそれ..そんなことあるの?』
また不思議なことを発言する。
その途端学校へいた時を思い出す。
死のない世界_。
まさにそうだ。
本当に来てしまったのだと
少しの不安と、明るい未来があるのではないかという少しの期待。
そんな気持ちから、この世界を案内して欲しいと彼女に頼む。
困惑状態になりながらも、承認してくれた彼女に頭が上がらない。
まずは街へ行こう。
目的地を定め、歩き進めた
その途中俺はある疑問が芽生えた
『俺は何故か自然の中で倒れてこの世界にやってきたけど…だけどここの人達は全員こういう風自然の中で生まれているの?』
と、首を傾げ彼女に尋ねる
『いいや..ちゃんと親から生まれたよ!でもたまに自然の中で倒れてる人がいるんだよね 。その人たちはきっと他の世界から来てるんだろうね。』
その説明を聞き少し納得した。
でも生まれるということは彼女も死んでここへ来た。それは誰もが一緒なはずなのに..なぜ生まれ方が違うのか_。謎が深まるばかり。
その前に彼女に世話になりっぱなしだということに気づいた。
『その_なにから何までありがとう..えっと..うんとえーと..照..川さん?』
名前を呼んでみたはいいものの、不自然すぎて自分でも驚くぐらいだ
『いいよめーやで』
と、微笑みながらそう伝えてくれるめーやさんはとても輝かしく見える。
いやー…本当はコンテストに出そうと思っていた作品だったんですけどー。やめました☆やっぱり気軽にかけるのが1番ですよね!これはあんまり人気か出ないことも承知の上なので、もし!もし!もし!気が向いたら目を通していただけると幸いです。
ばいちゃー