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来ると思ってなかったからさぁ、書くしかないよね!
空港へ入る一歩手前。ドアの前でケインとJDが 見送りに来てくれた構成員達と話している。
「鯵も行きたいって言うなら一緒に行けばいいのに」
「いやー、俺もそうしたいのは山々なんですけどね?酔っちゃうんで無理なんですよ」
「だから着いたら電話を繋げ、と」
「お願いします☆」
JDが鯵と話しているとき、ケインがとあることに気づいた。
「会長はどうしたんですか?あの人も見送り来るって言ってましたよね」
「あー、会長ならk…むぐっ」
何かを言おうとした鯵の口を慌てて抑えるジョシュア。近くにいたトピオも何故だか焦っている。
「俺達もよく知らないんですよね。どっかに行っちゃいました。」
「…そうですか」
まだ話していたい気持ちはいっぱいなのだが、そろそろ飛行機の時間である。
何かを隠そうとしている構成員たちに後ろ髪を引かれながら二人は空港内へと入って行く。構成員たちは「お土産待ってまーす!」と子供のように手を振って見送りをしていた。
「ケインさん、ロボ装甲で飛行機乗れるんですか?」
「ひろくんがどうにかすると言っていたので大丈夫だと思います。肌装甲で行っても目立ちそうですしね」
「なら大丈夫ですね」
少し不安な検査も無事に通り抜け、これから飛行機に乗る、というところで二人の目にとある人物が映る 。
「よぉ、二人とも。遅かったやん」
赤と黄色のツートンカラーの髪色に、 少し派手だが似合っている服装もまさにあの人物である。
「会長?なんでいるんですか?」
「いやなんかおもろそうやなと思って。荷物も全部自力でやったんやで!」
少し膨らんでいるように見えるキャリーケースも自分でやった、と得意げである。
「ジョアもなんか呼ばれとったらしいけど、ウェッさんが来るからアイツは留守番や」
「ウェスカーさんも来るんですね」
「俺も聞いただけやけどな」
そんな事を話している間に飛行機に乗る時間となった。三人分のキャリーケースを転がして搭乗口へと向かう。
「あ、そや。うさぎたち貸してくれへん?俺持ちたい!」
「いいですけど…落とさないでくださいね」
「大丈夫やって!流石に仲間の印を落としたりはせぇへんよ」
子供のように大はしゃぎの音鳴が転けそうで不安だが、仕方がない。
「さて、行きましょうか」
会長、ありがとうございます…!!!
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ラジオ楽しみーっ!