▼サンチェーン▼

チェーンの形態フランチャイズチェーン出店地域東日本・関西・九州1号店開業1976年11月26日　駒込店・町屋店・富士見台店（東京都）チェーン本部株式会社サンチェーン←*株式会社TVBサンチェーン*本部所在地東京都台東区上野公式サイトなし最盛期店舗数約1000店（1988年12月）チェーン解散1989年消滅1994年

◆コンビニ黎明期から1990年代前半の間に存在したコンビニチェーン。チェーン本部株式会社TVBサンチェーン（ダイエーグループ入りした際に株式会社サンチェーンに名称変更）の母体となった株式会社トライアル・ベンチャー・ビジネスはかつてキャバレーを経営しており、斜陽になったキャバレー業界から転業のために参入した。新しい事業の候補はいくつかあったが、当時目新しい業態でありながら急速に店舗数を増やしていたセブンイレブンの影響を受けたと言われている。1976年に東京都に3店舗を同時にオープンさせ、以後全国各地の大都市の市街地を中心に店舗を拡大していった。1980年に当時ダイエー傘下で関西のローカルコンビニだったローソンジャパン株式会社と業務提携し、ダイエーグループ入りをする。この提携はかつて小売業界の雄として君臨していたダイエーの経営力に魅力を感じていたサンチェーンと、首都圏で勢力を築いていたサンチェーンに魅力を感じていたローソンの思惑が一致したものであった。提携後に看板のデザインを一新し、キャッチコピーも「フレッシュコンビニエンスストア」から「シティコンビニエンス」に変更された。1989年にサンチェーンとローソンジャパンが合併して株式会社ダイエーコンビニエンスシステムズとなる。サンチェーンの店舗は1994年までに順次ローソンに転換された。