テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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rdr×gtit

第1話 - 【Trick or Treat】rdrgt🔞

595

2024年12月20日

#868

#ご本人様には関係ありません

#stgr

#BL

#夢が叶う街

#nmmn

あゆ

rdrgt (レダー×ぐち逸)

【Trick or Treat】

______________________________

○注意事項(全体を通して)

･この作品は私(あゆ)の妄想になります。

･実在する方のお名前をお借りしておりますが、ご本人様とは一切関係がございません。

･BL要素あり

･コメント等して下さるととても喜びますが、ご本人様の迷惑とならないように検索避けをして頂けると幸いです。(例音鳴さん→otさん、🔈さんなど)

･視点の人の発言「」

視点じゃない人の発言『』

○注意事項(今回のみ)

･🔞です

･rdr×gtitです。

以上のことが理解できた方のみこの先をお読みください。

書き終わったあとの作者

何が書きたかったよかよく分からない、伏線を貼れるだけ貼って全て無視して走り抜けたかのような、本当に駄作なので流し目に適当に読んでください。

そして読み終わった後に素晴らしい作品を書いてくださっている他の字書き様の作品を楽しみに行ってください。

もしくは私の過去のお話でも読み返してください。

目を浄化しましょう。

______________________________

ぐち逸視点

少し冷えた空気を感じて目を覚ます。

まだぼやけた視界で窓を見るとまだ薄暗い空が広がっていた。

枕元の棚に腕を伸ばし手探りで眼鏡を探す。手に当たった感触で眼鏡を取って、スチャッ、とかける。

壁にかけられた時計を見ると6時を過ぎたところ。

いつもと同じ時間だ。

医者という職業柄かのか、まあ、関係は無いかもしれないが、朝は強いし、あまりにも遅く寝たりしない限りは毎日同じ時間に目が覚める。我ながら規則正しい生活を送っているなと思う。

肌寒さを感じて起きたが、すぐに横から温かさが伝わってくる。

みると、離さない、と言わんばかりに横からぎゅうぎゅう抱きついてきているレダーさんが居た。

レダーさんよりは早く起きるからレダーさんのかっこいい寝顔が見れるのは私だけの特権。

…なのだけど、今日は昨日と段違いに寒いせいか顔を埋めて抱きしめられているせいで見れない。残念。代わりに手ぐしをしながら頭を撫でることにした。

撫でながら今日の予定や今からすることなどを考える。

確かレダーさんは今日は休みって昨日寝る前に言ってた気がするから早く起こす必要は無いだろう。

自分も特に仕事の取引とかそういう予定もないし、朝ごはんとか諸々終えたら医者として働こうか。

とりあえず朝ごはん…そういえばあと少しで手持ちのご飯も無くなるな。レダーさんが起きた時に居なかったら不安だろうからレダーさんが起きてからご飯屋さんに買いにいこう。

レダーさん寒そうだしもう1枚毛布を掛けた方がいいだろうか。医者として風邪をひかせては行けないし。

ここまでを一流の医者であり高学歴な頭で一瞬で考え、いざ行動し始めようとしたところでレダーさんに捕まっていて動けないことに気づく。

レダーさんの腕を離そうとしても全く動かない。さすが日々肉体を使った労働をしているだけある。

しかし離して貰わないと動けないため、先程よりも強くほどこうとすると、レダーさんの腕にさらに強く締められる。

ここまで来たら起きているのではないか？とさえ思えてくる。そうで無ければ逆に怖い。

好きなおもちゃを離そうとしない子供のように見える。いや、それだと私がおもちゃになる。一流の医者なのに。それは良くない。まあ、それだけレダーさんに愛されてるということなのかもしれない、と思うことにする。

力ではかないそうにもないので、レダーさんには申し訳ないが起きてもらおう。

体を揺すって声をかけようとする。

「レダーさん、レダーさん」

全く反応が帰ってこない。余程ぐっすり眠っているのだろう。

それでもまた呼び起こそうとする。

「レダーさん、起きてください。もしくは腕を離してください。」

『…』

だめかもしれない。

「レダーさんー？起きないですか？起きないなら鎮静剤打って無理やり腕ほどきますよ？」

『…ん……』

まるで反応がない。ここまで来ると申し訳なくなってくるし、次で最後にしようか。

……そういえばこの間

『明日大事な仕事があるから朝いつもより早く起こしてくんない？』

「はい。いいですよ。」

『あ、もしオレが声掛けても全然起きなかったら、目覚めのキスよろしく。』

「は？…よく分からないことおっしゃいますね。レダーさんならそんなことはないでしょう？なんなら1人でも起きれるくらいには朝強いですよね。」

『まあまあ、やっぱ眠り姫が目覚めるにはオージサマのキスでしょ？』

「確かに眠り姫はそうですが、レダーさんはそ」

まだ言いかけてる途中だったがレダーさんは

『じゃ、おやすみー。明日よろしく。』

と言って寝室に向かってしまった。

結局声をかけようと寝室に戻ると普通に既に起きて色々を確認していたため、それを実行するときは来なかったのだけれど。

…本当にこれで起きるだろうか。

レダーさんの言っていることはどこまでが冗談なのか冗談じゃないのかが分からない。

それをこの前レダーさんに伝えると『お互い様だよ』と言われたが。『真顔で言われると冗談でも冗談に聞こえない』ということらしい。そんなことないと思うのだけれど。割と自分では表情豊かだと思ってるのに。心外だ。

まあ、物は試しか。

とまで思ったが顔が埋まっていて出来ない。

せっかくやる気になったのに。

…じゃあ言葉でいいか。

「レダーさん。今起きてくれたらご褒美あげますよ？だから、」

『ごほーび！？』

まだ言っている途中なのに食い気味に飛び跳ねておきてくる。寝起きなのに反射神経凄すぎないか？

ベッドの上に座って

『ごほーびって何くれるの？』

と目を輝かせて見下ろしてくる。

やっと解放された体を起こして目線を合わせ、思っていたことを言う。

「…おはようございます。レダーさん。」

『うん。おはよ。』

「レダーさん起きてました？」

『いや？……うん。起きてたよ？ぐち逸が俺を起こし始める前くらいから。』

一瞬否定しかけたのに普通に開きなおってけろりと言うレダーさん。

「なんで起きてくれないんですか。」

『だってぐち逸あったかいんだもん。』

『それよりさ！ご褒美！ご褒美って何！』

「そんなに喜んで頂いても大したことないですよ？」

手を頬に当てて大体の位置を把握し、目を瞑って顔を近づけ、唇を優しく触れてそっと離れる。

『これがご褒美？』

「はい、終わりです。」

『嬉しい、ぐち逸からキスしてくれる日がくるなんて…かわいいな』

『予想と違ったけど』ﾎﾞｿｯ

「まあ、こんなので喜んで頂けたなら良かったです。」

「レダーさんもう起きますか？腕離して欲しかっただけですので、もう一度寝て頂いてもいいですよ。」

『いや、起きる。ぐち逸と話せる時間減っちゃうし。』

「そうですか。じゃあ朝ごはんにしましょうか。」

買ってあった朝ごはんを2人で食べ終わって片付けも済ませ、立ち上がったとき、レダーさんが抱きついてきて、『そういえばさー』と切り出してくる。

『はっぴーはろうぃーん』

『んで、Trick or Treatー。』

ハロウィンお馴染みのセリフを言われて気づく。

そういえば今日は10月31日、ハロウィンか。確かに街が鮮やかだが不気味さがあるような装飾がされていたし、ご飯屋さんに行くとやたらとさつまいもやらかぼちゃやらのオレンジとか紫色のものを『やっぱビジュいいやつには季節に合わせたかわいいもの食べて欲しいよね！』とか言われて渡された気がする。

確かに、言われれば街からのハロウィンのアピールが凄かった。

今の今まで全く気が付かなかったのだけれど。

…つまりはお菓子なんてものは全く用意していない。

普段からご飯買うなら腹がすぐに満たされて腹持ちのいいようなものを買うし、そもそもおまかせで頼むからお菓子とかは買わない。

レダーさんには申し訳ないが、後で買ってきて渡すことにするか。

「あー、そういえば今日ハロウィンでしたね。」

『そうそう。てことでちょーだい？とびきり甘いの。』

「申し訳無いですが、ハロウィンの存在を完全に忘れてたので、後で買ってきてあげますね。」

『えー？いや、今がいい。今あげないといたずらしちゃうよ？』

いたずらの幅がどれくらいあるのかが未知なため、怖い。なるべく受けたくないけど、無いものは無いし。

「あー、そうですね。いたずらは避けたいですけど、今お菓子無くて。」

『えー、甘いの食べたいのに。じゃあいたずらしちゃうか。』

そこで何を思ったのか、いたずらが怖くて変なことを口走る。

「じゃあ “私” 食べます？」

こんなこと、普段なら絶対言わないのに。何故か言ってしまった。レダーさんが大きく目を開いて驚いたように見つめてくる。恥ずかしいことを言った自覚はあるので直ぐに訂正しようとする。

「いや、冗談で」

『じゃあそれでいいよ？』

この流れはまずいかもしれない。

「え、いや、ほんとに、？」

『じゃあ準備できたら寝室来てね。ぐち逸から提案したんだからさ。まさか、拒否する訳ないよね？俺が譲歩してやったわけだし。まあ俺優しいから準備時間まで与えてあげるし。』

『とびきり甘いの楽しみにしとくね。』

一息に捲し上げられて、否定するタイミングを逃してしまう。頭の中がどうしようか、といっぱいになって、ハッと気づいた時にはもうレダーさんは居なかった。

あれ、本気でやばいかも…？

準備…準備ってなんだ？何をすべきなんだ？

多分だけど、レダーさんはいつもと同じ感じじゃなくて、何か特別なことをして欲しいのでは？が今の予想。

そうでないと、準備時間が用意されてるのがおかしい。いつもなら強制的に持ち上げられていつの間にかベッドにいるし。

レダーさんは何を求めてるんだろう。

ヒントとしてあるのが、『とびきり甘いの』だけ。

言葉通りだと“とびきり甘い私”を求めてるよな。

甘い、甘い…？

私の少ない知識で、甘い、と言うので思いついたのが、自分から甘える。

けどそんなの素面でそんな恥ずかしいことができる気がしない。

…じゃあ薬のむか。

そうすれば全部薬のせいにできるし。

あ、でも勝手に飲むのはどうなんだろう。

レダーさんが薬飲んでするの嫌っていう可能性がある。

…よし、直接聞こう。そうすればみんな幸せだ。

プレゼントととかも、サプライズでも喜んでくれるけど、直接何が欲しいか聞いた方が喜んでくれるものをプレゼントできる。それと同じだ。

私の中の考えが決まったので、いくつかの薬と水をポケットに入れて寝室に向かう。

入ると薄暗い電気に灯されベッドの縁に座ったレダーさんが手をひらひらと振って迎えてくれる。

「すみません。遅くなりました。」

『うん。長かったね。大丈夫だよ。』

『じゃ、準備は出来たってことで、さっそくしよ？』

ベッドまで手を引かれてすぐに押し倒される。

「あ、その前にご相談があるのですが。」

『？　何？』

「あの、これ飲んでいいですか？」

上半身だけ起こして、ポケットから用意した薬を取り出して見せる。

『…薬？キメセクしたいの？』

「まあ、目的が少し違いますが、そうですね。」

『え、じゃあ俺も飲まないといけない？』

「いや、私だけです。」

『なんで？』

理由を聞かれて、さっきまで考えていたことを話す。

「とびきり甘いのを要求されたので考えたところ、自分から甘える私が見たいのかなと。ですがそれをするのは正気では出来る気がしないので、薬の力を借りようかなと。」

『…なんの効果？』

「いくつかありますが、ここにあるのは催淫薬と媚薬と心の中読めるようになる感じのやつですね。飲むとしたら安全面の関係でどれか1種類だけですが。」

『へー。自分で作った薬？』

「まあ。」

『じゃあ安全か。自分で飲むためにそんな薬自分で作るのなんか、いいね。』

「薬作るのは仕事なので。」

『でもそんな効果の薬、患者には配んないでしょ？』

「患者さんには処方しませんが。まあ、物好きな方に売りつけれるので。」

『へー。んで、薬飲んで薬のせいにできる状況で、自分から甘えようっていうのがぐち逸の作戦？』

「はい。」

『うーん。じゃあだめ。』

『自分から薬のむって言うのはえっちで好きだけど、それはまた今度しよ？今の、正気のぐち逸がえろいこと言ってんのが見たいなー。』

意地悪して私の反応を楽しむような顔してる。

『てか、ちゃんと甘いの意味を考えるあたり真面目だね。』

と目を細めてにこにこと笑う。

レダーさんなら乗ってくれると思ったのに。

今までこういう薬を作ってることを伝えたことはなかったし、初めて明かした情報だから、未知のものには探究心が凄いレダーさんが食いつかないわけないと想定してたのにな。

「じゃあ短期間の記憶消す薬飲んでもいいですか。」

『んじゃ、いいけど代わりにやってる時動画撮っていい？記憶なくなっちゃった後に見せてあげる。』

「…やっぱり大丈夫です。」

『ん。やりたいことは出来た？』

「やりたいことはできませんでしたが言いたいことは言えたので大丈夫です。」

『おっけー。じゃあ甘えてくれるとの事だけど、もうぐち逸に流れ全部任せちゃっていいの？』

「…まあ。分からないことあれば聞かせてもらいますけど。」

『ん。じゃあよろしく。』

「…キスしていいですか。」

『おお、わざわざ聞いてくれるんだ。もちろん。いいよ。』

「では失礼しますね。」

レダーさんの首元と頬に手を添え、首とか耳とか目元とか、バードキスをしていって最後に唇に何度も軽いリップ音を鳴らす。

一旦はなれて一呼吸置いて、また口をつける。レダーさんと目があったのが恥ずかしくて目をとじる。

視界が無くなるとより感触と、いつも匂っているタバコの匂いが多めな好きなレダーさん匂いをより感じられる。

しばらく口をつけたり唇ではむはむとくわえたりして楽しんだ後に舌を出してレダーさんの閉じてる唇をノックする。

それに応えてくれるように口が開き、ちょっとずつ舌を侵入させる。レダーさんの口の中に入り、動こうとした舌はレダーさんの分厚い舌に掴まれて絡ませられる。

自分の開いた口からは小さく息が漏れ、レダーさんの開いた口からはくちゅ、くちゅ、ぴちゃ、と言うような興奮させる音が鳴る。

息が苦しくなる前に2人分の混ざりあった唾液を吸って離れる。

いつもよりも顔を赤くしたレダーさんがそこに居る。

レアなレダーさんに満足すると同時に、もっと違う1面を見たいとも思う。

「っは。　…レダーさんって私のことレダーさんが解かしたいっとかいう願望ありましたっけ？」

服をゴソゴソと脱ぎながら問う。

『ん、？　あー？部分的にそう、かな。かわいい反応するぐち逸見たいんだもん。』

「じゃあレダーさん解きたいですか。それとも私が自分でするの見たいですか。」

『究極の二択してくるね。んー、俺がする。』

「分かりました。じゃあお願いします。」

去り際に頬にちゅっ、と触れ、ごろん、と後ろに倒れる。

ゴソゴソとローションやらなんやらを準備し、

『じゃあ入れるねー。』

とレダーさんのがっちり太めな指が後ろに入ってくる。

直近でしていなかったが、慣れてしまったのかすんなりと指を咥えていく。異物感はまだあるが初めの頃と比べるとあまり感じない。

少しだけ広げられるような動きをして、すぐに気持ちよくなれるところを探す動きに変わる。

レダーさんがもう慣れているのかすぐにそこは見つかってぐっ、と押される。

パチパチと快感が頭を走って、すぐにもっとその刺激が欲しくなる。

「っああ゛♡　そこっ　きもちっ」

『んふふ。ここだよね？ぐち逸のきもちーとこ。もっと欲しい？』

「ほしっ､　ほしいからっ ♡　くださっ」

『素直でいい子のぐち逸にはいっぱいあげるね。』

気持ちいいで頭がいっぱいになって、考えるのも放棄したいくらいに、身体が快感をさらにもっとと求める。

ああ、頭が溶けてるのを感じる。何も考えたくない。このまま流されて快楽に沈んでいたい。

既に働く気がない頭でぼーっと考えているといつの間にか

『もうだいぶ解けたよ？』

と教えてくれる声が聞こえる。

そういえば私に今主導権的なものがあるのか。

……めんどくさいな。

引っ張って見たい気持ちはあるけど、こんな感じでできるとはもう思えない。

というかもともとハロウィンはお菓子でお菓子は食べる人が好きに食べるんだから別にお菓子が頑張る必要はないのでは？

食べ方は人それぞれでどうぞ、じゃないか。

つらつらと言い訳のようなものを並べて考えることをやめる口実をつくる。

「…は、っ…れだーさっ」

『ん？なに？』

「ここから、もう、れだーさんに、任せていいですか、」

『バトンパス早くない？いやまあ、いいけど。』

『ここからはぐち逸のこと好きにし放題ってことでしょ？』

「…まあ。今日だけはどこまででも許しますよ。」

『え、やったー。じゃあこれからする質問とかぐち逸は全部正直に答えてね？』

「…ぜんしょします。」

『はい、でしょ？言わないと今日もうイかせないから。』

今まで優しく甘やかしてくれてたのに急に強行突破な提案、というかほぼ拒否権がない命令をしてきた。

そんなことしなくたって私はもとよりそのつもりなのに。

不服、という気持ちを顔に出しながら

『…はい』

と受け入れる。

『よし。じゃあぐち逸今俺に何して欲しい？』

何して欲しい…？

今はレダーさんへのプレゼントという体で私をあげてるんだから、レダーさんの好きなようにすればいいのに。

「…？　レダーさんがしたいことをすればいいと思います。」

なんか思ってたのと違う、と言うような微妙な顔して

『ん…まあ、それでいいか。』

と残すと、カチャカチャと脱いでいく音が聞こえる。

『俺もぐち逸がしたいことがしたかったから聞いてみただけ。』

「んー、じゃああの答えは困るのか…じゃあぎゅってしながら入れて欲しいです。」

『はーい。じゃあそれしよっか。』

少し濡れて熱を持ったレダーさんのソレが先程解かされた入り口に当てられる。

それだけで興奮するし、早く飲み込みたい。入り口が開いて外の冷たい空気を熱い中で感じ、強請るように勝手に口がひくついている気がする。

『ははっ。ぐち逸のくぱくぱしてて、欲しいってしてるの　かわいいよ。』

「ん…はやく、くださっ　レダーさっ」

お腹の奥がキュンキュンとレダーさんを求めてる。

『はいはい。　んじゃぐち逸が欲しーやつ入れるね。』

グググと広がった中をさらに押し広げるように熱を持ったソレがゆっくり入ってくる。

「っふぁ …っは」

『あ、ぐち逸起き上がる？ぎゅーするなら寝ながらって下にいるぐち逸がしんどくない？』

「…っんぅ　ど、ちでも、だいじょぶ　ですっ」

まだ入れてるときに話されて途中で止められたのが、もどかしい…？というか言葉に出来ない複雑な感情になる。

そのおかげで上手く話せなかったけど、レダーさんには伝わっているだろうか。

『そっか。じゃあ起き上がってしよ。』

ゆっくり挿入され、中が満たされたなと思ったら、背中とベッドの間に腕を入れて、入れられたまま、優しく起き上がらせられる。

あぐらをかいたレダーさんの上に跨るように座る。

『ぐち逸ぎゅーできる？』

「ぅぁ　　は.. い ..　できます」

レダーさんにもたれかかるようにして腕を背中にまわす。

『ん、いいこ。じゃあ動くね』

と言われると、腰を少し持ち上げられて、下からレダーさんの足がぶつかる音と、とちゅ、というぐちゃぐちゃの中から聞こえる水音と共に、急に中が満たされて指の時と段違いに強い刺激が脳まで届く。

「ふあっ…　ああ”っ　やぁばっ”　♡」

そのままゆったりと律動を続けられる。

『んはっ　ぐちいつのナカ気持ちっ

』

レダーさんはいつもちゃんと言葉で伝えてくる。

だからちゃんとレダーさんも気持ちよく出来てるのかな、とか不安に思ったことはない。

「れだぁさっ♡　きもちっ？

わたしもっ…きもちぃっ//♡　すきっ♡」

『ぐち逸はした事ないからわかんないよねぇー。んじゃ今日は教えてあげるよ。』

『今ぐち逸のナカに俺のが入ってるけど、ぐち逸のナカはふわふわ？してて気持ちいの。で、ぐち逸の奥とんとんしたり、ぐち逸に好きだよ〜って言うと、ぐち逸のナカもキュッって締め付けてきて、それが程よい刺激でさらに気持ちよくなれるの。そこがぐち逸の可愛いところでもあるよね。それからね〜、』

もう回ってない私の頭でも理解出来るようにか、いつもよりもゆっくり喋って良さとやらを伝えようとされている。

別に求めてもない解説をされても正直何を言ってるか理解出来ていない。

ただ、何となく、傍から見たらすごい会話をしているんだろうな、ということは理解していて、さらに顔が熱くなってる気がする。

そんなに力説されたら、こちらも対抗したくなる。

『んで～…ってもうあんま聞いてない？

まあまあ、ぐち逸は一生童貞のまま死ぬんだから、これからもずっと感じることは出来ないけどね。可哀想だね笑。』

｢っふ　れ、れだぁさんもっ　わたしがいまかんじてるっかんかくを　かんじれずにいつしょうをすごして　かわいそっですよ♡｣

少しニヤついたレダーさんが

『あー、それは俺可哀想かも。で、その俺が一生味わない感覚ってどんなの？わかんないから俺にも分かるように教えて？』

と問うてくる。

「えと、きもちいとこ　ぜんりつせん？をごりゅごりゅされたりっれださぁのがっおくきたらちかちかってなってあたまばちばちしてとろーって気持ちよくなります ♡ 」

『こんな風にっ？よいしょっ』

「ぁあ”あ”!?♡ ぅ　はいっ”♡ ｣

言葉で説明していた以上の快楽の波が急に押し寄せてきて思わずイッてしまう。

『あ、イッちゃった？まあいいけど。

ぐち逸が気持ちよくなれてることよーくわかったしもういいや。』

「ん♡　れだあさんがしてくれることならぜんぶきもちいのでっ♡ このままわたしをすきにしてください//♡」

『ああ──!!もうそんなこと言っちゃうんだぁ？』

『ぐち逸はかわいいね。』

「んぅ♡　しってます//♡

れだーさんが　いつも教えてくれるのでっ」

『あはっ　そうだね。ちゃんとかわいいの自覚して行動してるんだ？』

「あたりまえじゃないですかっ」

『じゃあ俺がそんなにかわいい子から煽られたら我慢出来ないのも知ってる？』

「…れだーさんにはこれがきくだろうなって思ってやってるんですよ♡？」

『はああぁぁ──……好きﾎﾞｿｯ』

『好きだよ、ぐち逸。』

「ありがとう、ございます。」

『ぐち逸は？言ってくんないの？』

「ふふっ　好きですよ？れだーさん。」

『んふふ　俺って幸せだなあ。』

「私もです。」

『…離さないから。』

『まだまだぐち逸いけるよね？余裕でしょ？』

『俺まだイッてないしぐち逸も1回だけでしょ？』

『もっと、愛し合お？』

「ああ、もちろん。あいしあいましょう」

催促の意として、レダーさんの首に腕を回し、唇を奪いにいく。

正直何か特別なことをした訳じゃないけれど

こうやってまたレダーさんとの愛を確かめ合える機会になって

もう今日1日は良い日だったな

…まだ始まったばかりなのだけど

これからもっともっと、今日という日は良い日になるんだろうな

______________________________

後書き的な場所

ここまで読んでくださりありがとうございます。

後書きはまた後日【雑談】にて書かせて頂きます。

本日の一言

vcrgta3ファイナル🌵右の作品待ってます。

よろしくお願いします。

10115字お疲れ様でした。

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あゆさんが書くファイナル右が見たいです🫶

あゆ

プロフィール

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