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悠「ここが…魔国…」


俺たちは重装備のメンバー1000名と共に魔国ジーンに突入した


兵士「動くな!」

早速鋭利な槍を向ける兵士たちに囲まれた


ザック「じゃあさっそく戦闘開始だ」


AKを構えたメンバー数名がザックの前に出て


ズドドドドドド!と兵士の鎧を貫通して撃ち抜いた


ザック「はぁ、葉巻よこせ」


部下「へい」

ザックはジュッと葉巻に火をつけた


悠「おい、手錠外してくれよ。動きにくいったらありゃしない」


ザック「我慢しろ、さぁ進むぞ」


ガーゴン「そぉらあああ!!」

突如、空からガーゴンが降ってきた


悠「はぁ?」


ズドーン!と地響きが鳴り響き、辺りに地震が起こった


ガーゴン「見つけたぞ、久しいな探偵」


悠「誰かと思えば、どこぞの海賊の裏切者じゃねぇか」


ガーゴン「クライス王からの命だ、お前を排除する。これ以上人間を連れ込み、この世界に被害をもたらすわけにはいかないからな」


悠「クライスめ…結局味方じゃねぇのか」


ザック「誰だお前は、お前ら撃て」

ズドドド!!とガーゴンに一斉射撃するもその巨体には一切傷がつかない


ガーゴン「貴様らに用はない、爆打!」

ガーゴンは地面に大きなパンチを繰り出し、爆発を起こした


ザックたちは吹っ飛び、衝撃で意識を失った


悠「あぁ、クソ…」

俺はヨロヨロと立ち上がり、ポケットからリボルバーを取り出しガーゴンに発砲した


ガーゴン「効かん!」ガシっと両手で俺の肩を掴み、民家の壁へ放り投げた


ガラガラ!とレンガの壁を貫通してぶっ飛ばされた


悠「うぐぁ…!」


ガーゴン「終わりだ、手刀 強刃!」

ガーゴンの右手の手刀が迫りくるなか


悠「今だ!」

手刀に手錠のチェーンを当て、そのまま手錠を破壊することができた


悠「やってくれたな、化け物がぁ!」

立ち上がり、右ストレートで顔面を殴るも微動だにしないガーゴン


ガーゴン「かゆいぞ探偵!」


悠「マフィアの銃を貸してもらうぞ」

落ちていたAKを拾いあげ、そのまま発砲した


ガーゴン「効かんといっているだろうが」


その瞬間、銃弾がガーゴンの右眼に命中


ガーゴン「うぐああああああ!!目があああ!!!」

その場に倒れ、苦しむガーゴン


悠「どんだけ強靭な肉体でも、目玉だけは強くねぇみたいだなぁ」


そのままガーゴンの左眼も撃ち抜き、ガーゴンは動かなくなった

異世界誘拐事件録

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