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🟦井視点
人の声がしてぱちぱちと目を開ける
目の前には個性豊かな人たちが居て思わずわっと声が出る
目の前の人たちは少し驚いたような表情をした後おはようとか調子どう?的なことを聞いてきた時々言われる”らっだぁ”という言葉に俺は誰だろうとなりながらとりあえずおはようと返した
個性豊かな人達の中で1人考えこんでいる人がいた
身長は周りと比べると小さくて、魔法使いみたいなぼうしを被ってるかわいらしい子だ
その子が突然口を開いた
「ネェ…君…ラダオクンじゃ…ナイヨネ…」
「えっ…らだおくん…?」
らだおくん?初めて言われたと思う
おそらくさっきからいっている”らっだぁ”て人のあだ名だろうか
正直頭がクエスチョンマークでいっぱいだ
「…確…かに…いつもとちょっと雰囲気ちゃうなぁ…誰や…お前」
「だ、誰って言われても…青井らだおですけど…?」
「青井…らだお…」
しばらく俺の周りにいる人達は黙り込んで俯いてしまった
その時自分の服装をふと見てみるといつもとは違うなんだか不思議な格好だった
なんか…変な服…と思っているとおそらく病室?の扉が開かれた
見覚えのない人だ
「はぁ…はぁ…、失礼…します”ぅ”…」
声を聞いた途端目を見開いた
市長と同じ声だった
だかその一瞬で疑問も生まれた
なんで俺は今声で誰なのかわかったのだ?と
また頭がクエスチョンマークでいっぱいになりぽかーんとしていると市長の声の人はこう言った
「やぁ、青井らだおくん。混乱していると思うけど、今ここは君で言う夢の世界だ。今君は自分の魂と歪みで入れ替わってるんだ…」
どどどどと情報が頭に溢れて混乱してしまう
魂と入れ変わってる?
どうして???
しばらく頭をぐるぐると考えていると市長が言った
「今らだおくんの魂は、ロスサントスでらだおくんの体にいる。この歪みの解消法を今探しているから、しばらくこの夢の世界で暮らすことになるんだ、いいかい?」
「な…るほ…ど…?」
とりあえず納得しておく
しばらくはこの人たちと生活…でいいのかな?
どうやら俺の魂、らっだぁは今ここにいる人達、らっだぁ運営さん達とよくゲームをしたりしている…らしい
この歪みがいつまで続くかはわからないが、でもなんだか楽しそうだ
赤色がレウクラウドさん、紫色がコンタミさん、緑色がみどりさん、黄色が金豚きょーさん…
これからどうなるかはわからないが…
正直少し楽しみだ
今まで警察業務ばっかだったし…
普通の市民としての生活も楽しみだなぁ
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