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コメント
3件
かきのたね様のこの作品だいだいだいだいだいっ好きなんですよ😭😭 待ってました😭😭
どうもみなさんこんにちは!かきのたねです!
お久しぶりの桃赤連載ですねw
まじお待たせしましたぁッッ!!!(((
それでは早速どうぞ!
あの出来事からはや3ヶ月、佐々木からの連絡は一切なくなり、これ以上心配することはないとないこさんに言われた
それからというもの、なんの変哲もない日々を過ごしていた
ただ最近、ないこさんが仕事から…いや、ないこさんが彼自身の家族と会った日に限り、極度に疲れて帰ってくる
心配だが、なぜ家族と会った日に疲れるのか…孤児であったりうらには理解し難い
そんなある日だった
桃「あの…今度僕の親戚の結婚式があるので…よければ一緒に参加していただけませんか?」
彼の親戚の結婚式に行くことになった
赤「もちろんです!♪」
りうらには佐々木から助けてもらった義理があるから、次はりうらがないこさんを救う番だ
だからこれは、彼の疲れる原因を探れる絶好のチャンスかもしれない
__結婚式__
結婚式というものは、知り合いのものでないとなるとここまで長いのか
正直疲れが出始めていたその時だった
兄「あ、ないこー♪」
桃「ッ…!!」
桃「兄さんッ…」
男の人が話しかけてきたと同時に、ないこさんの顔が一気に暗くなった
赤「…ないこさん…?」
一言声をかけると、ハッとしたように返事をした
桃「あッ…すみません…w」
兄「ないこ、父上が呼んでるぞ♪」
桃「……俺をですか…?」
少し強張った表情のまま、話を続けている
ないこさんが、実の兄に何か怯えているのは見てとれる
兄「いや?俺とお前♪」
桃「……ッ…」
赤「…!」
今までに見たことのない顔
憎しみや恐れ、悲しみなど色んな感情が混ざったような顔
赤「…ないこさん…?」
こんなとき、どうしたら良いかわからなかった
少し彼に近づき、肩に手を置き、優しく撫でた
すると彼は私の手に手を重ね、優しく笑って言った
桃「…ありがとうございます♪」
彼の大きく、暖かい手に意識がいって仕方がない
そんな甘酸っぱい時間が流れる中、それを遮る声が聞こえた
兄「…あなたがりうら嬢?♪」
赤「…ッ…!」
ないこさんの声に比べ、低く重い声に思わず顔がこわばる
それに気づかれたのだろう
彼の兄はさらに続けてこう言った
兄「あ、驚かせてしまいましたか?♪」
兄「それは失敬♪」
兄「……ないことはうまくいってますか?♪」
兄「噂のりうら嬢♪((ニヤッ」
不敵な笑みを浮かべながら、りうらに向かってそう言った
赤「……噂ッ…?」
警戒心が高ぶる中、気になったことを静かにきく
するとないこさんがりうらの前に立ち、左手を少し広げ、りうらを庇うように言った
桃「兄さん、りうらにはやめろと言いましたよね?」
なんのことやらさっぱりわからない
しかし、ないこさんがりうらのことを守ろうとしていることだけは伝わった
兄「…なんだ、まさか家族ごっこのつもりか?w」
兄「ないこ、その娘は_(((」
桃「やめろ兄さんッ!」
ないこさんが止めたが、彼の兄はりうらに向かってお構いなしにこう言った
兄「孤児の娘ではないかw」
兄「それでよく、大神財閥だと澄ました顔ができるなぁ…りうら嬢?w」
赤「……ッ…!?」
なぜ彼がそのことを知っているのか、驚きでほとんど声が出ない
誰にも言わないという、父上が決めていて、大神財閥の者しか知らないはずの情報なのに
しかしそれ以上に、ないこさんはそれを知っていたことに驚きを覚えた
赤「…なッ…ないこさん…」
赤「知ってたんですかッ…?」
桃「…………ッ…」
何も返事をしない彼
なんとも言えない空気が漂う中、また彼の兄が口を開いた
兄「安心してください、りうら嬢♪」
兄「類は友を呼ぶ…あなた達2人はまるでそうですからw」
突然敬語になったかと思うと、嘲笑うような話し方でそう言った
言われっぱなしは性に合わない
赤「…失礼ですが…奥様は?」
兄「先月婚約を破棄した♪」
兄「我儘な女と…綺麗な血のもの以外、受け付けないもんでねw」
まだりうらのことを馬鹿にするのかと思いながらも、怒りをグッと押さえ一言言った
赤「私も、苦手なタイプがいまして…」
赤「傲慢な態度の方や、自分の行いを振り返らず、人の血や出身などステータスばかり気にしている人は受け付けなくて…♪」
赤「…婚約破棄された元婚約者の方…不憫なものですね♪」
兄「なッ…!?」
本当はもっと言ってやりたい
しかしその気持ちを心に留め、兄の元から離れるため、ないこさんと一緒に控室に入った
__控室
桃「……ごめんなさいッ…」
桃「知ってたことずっと黙っててッ…」
最初にそう口を開いたのは彼だった
赤「…いえ、いつか言うつもりだったので、 そこまで気にしてませんw」
赤「でも…いつから知っていたんですか…?」
桃「……婚約する前…からです」
ないこさんはもうずいぶん前に、りうらの過去について知っていた
なぜ知っているのかも気になるが、知っていてなぜ、りうらと婚約したのかも気になる
そしてもう一つ
さっき彼の兄が言っていた、”類は友を呼ぶ”
あれはどういう意味だったのか
するとまた彼が口を開いた
桃「……もう俺も隠すのはやめます」
桃「…俺も…ほんとは乾財閥の息子じゃないんです」
なんか全然尊いを入れることができませんでした、すみませんw
まあだいぶ話は進んだかな?と思います
長らくお待たせしましたほんとッ…!!←またせすぎ
よければちょっと前から読んでいただけると、わかりやすいかなと思いますw←読み返した人
それではまた次のお話で!
バイバイ👋