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続きみたいです!!!!!!!!!!!!!
ちらっとぐかの方を見ると
あらまびっくり。
瞳孔が縦になっており,牙を生えてる
角も····
さらには殺気に溢れた瞳でジン課長の肩に手を置いている
こりゃやばい···
🐣「じ、じゃあ!俺これから午後の仕事があるので!」
🐹《じみな···っ、?!》
助けてと手を掴んできた課長を放り投げて
速やかに逃げた。
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🐣「はぁ~···」
🐱[こら。]
といきなり書類のファイルで叩かれた
🐣「いて···っ」
🐱[集中しろ。]
🐣「ユンギひょん~···。」
🐱[ユンギ”先輩”な?]
〈説明しよう!〉
ユンギひょんとは···!ジミナの職場の先輩でもあるし。従兄弟だ!
以上!
🐱[早く仕事をしろ、]
🐣「分かってる~···!」
🐱[分かってない、大体いつもお前は_]
まぁーた始まったよ···
ながなが説教タイム···
🐣「ひょん。だから恋人出来ないんだよ···」
🐱[···余計なお世話だ、。]
強がっちゃって···
僕知ってるよ?
ヒョンが同じ職場のホビ先輩に恋心抱いてるの。
🐱[口じゃなく手を動かせ。]
🐣「···ねぇ。ひょん」
🐱[話聞いてんのか]
🐣「ひょんってサキュバスだよね。」
🐱[なんだ···いきなり、]
🐣「サキュバスって···ヒート(発情期)来るの、?」
🐱[ん~···来る種類もあるけど、基本は来ないのが多いな。]
🐱[俺は来ないぞ。]
🐣「そう···だよね~。」
🐱[なんだ?来てるのか?]
🐣「いや、来てないけど···」
🐱[あ、あー····思い出した。]
🐣「ん、?」
🐱[実際にヒートが来るのは···運命の相手にあった時なんだ。]
🐣「ぅえ、?」
🐱[ただ···出会ってすぐに来るんじゃなくて。]
🐱[む_]
そう言いかけた瞬間
社内が揺れた
🐣「···っ!?!?」
🐱[···っ、これは···まずい。]
揺れがどんどん広がる
そういえば
僕達の国は.数億百年に1度来るか来ないかで
訪れる.“魔の揺れ”がある。
🐱[じみな···、!行こう、!]
ひょんから差し出された手を受け取り
僕達は走った
走ってる最中はずっと、ぐかだけを考えていた。
大丈夫だろうか、
無事だろうか···
そんなことばかり。
次の瞬間.僕は転んでしまった
🐣「ぅわっ、!」
🐱[!、じみな!!]
ひょん、こっちに来ないで···
危ない、!
🐣「ひょん、!早く!!」
🐣「僕はあとから行くから!!」
🐱[でもっ、!]
🐣「早くっ、!!!!」
ひょんは此方を寂しそうな瞳で見た後.
闇の中に消えていった、
その後もずっと揺れており
僕はというと.転んだ影響で足首を捻ってしまった
歩くのもやっとで、歩く度に激痛が走る
🐣「はぁっ···゛、」
やっと階段の前へと着いた
地面はどんどん亀裂が走っており
早く階段に登らなければ
僕は····_
🐣「っ、···」
こういう時に羽が欲しかった。
僕の背中には羽根なんて存在しなくて
その場にしゃがみこみ
絶望が見えた瞬間_
🐰『大丈夫ですか···!?、ひょん!!!』
🐣「グカ···っ、!?」
なんでぐかがっ、!
🐰『僕には羽根があるので、ヒョンが無事か見に来てたんです、!』
とまるで僕の気持ちを察したかのように答えた
🐣「そっ···そっか~···、」
🐰『それよりも早く!ここから逃げないと!!』
グカが僕を立ち上がらせようとしたが
僕の足には激痛が走った
🐣「っ···い”、!!」
またもやしゃがみこんでしまった、
🐰『ひょん···!?、どうしたんですか、!?』
🐣「逃げてる時に転んじゃってさ···ㅎㅎ」
えへへと笑ってみたが.グカはため息をついた。
🐣「ごめんn_」
🐰『だから、僕は貴方から目が離せないんです。』
🐣「···え??」
予想外の言葉に頭が混乱する。
次の瞬間ふわっと体が軽くなった。
グカの背中に乗っているのに気付くのに数秒はかかった。
🐰『少しの間我慢してください。』
と言って.背中からは羽根が飛び出た
僕は思わず
🐣「綺麗···”。」
と言ってしまった
するとぐかは
僕の大好きな微笑みをくれた。
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🐰side_
🐰『~♪』
ジン課長とテヒョンさんと別れて.
自分の部署に戻る最中にそれは起こった。
最初は小さい揺れだったので気にしなかったが
次第にどんどん大きくなっていく揺れに流石に違和感を覚えた。
そういえば誰かが言っていた言葉を思い出した
この国では数億百年に1度起きるか起きないかで現れる.“魔の揺れ”があると_
まさか···、
他の部署の人達がみんな顔を真っ青に変えて.己を忘れて走っている。
その光景の中_
僕はただ。ジミニヒョンの事だけを考えていた
無事だろうか、
怪我をしていないか···
最悪の事態を考えてしまう
大丈夫···。ひょんなら···
そう自分に言い聞かせて。
その中ある1つの声が耳に入る
“「あの転んでた子大丈夫かな??」”
🐰『。』
次の瞬間には僕は己を忘れて無我夢中で走り回った
あれから数十分が経とうとしてる.
まだ揺れは収まんなくて.なんならどんどん大きくなっていってる
地面は亀裂も起き始めていた
僕の頭の中はもう何も考えられなくなっていった。
階段を目指すために廊下を走っていた時だった
ある1人の男性に目が行った
階段の前にしゃがみこんでいる
あの後ろ姿は···
間違いなく,僕の大好きな人だ_
すぐさま駆け寄り
🐰『大丈夫ですか···!?、ひょん!!!』