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(アルヴァがレインツの淹れた紅茶を飲んでる構図)


「レイ」

「はい、お嬢様」

「この紅茶、すごく美味しいわよ。あなたも飲んでみたら?」

「私が口を付けられるほどお安い品ではないでしょう。ご遠慮しておきます」

「いいのよ、気にしないで」

「では、また後日味見させて頂くことにします。私はキッチンに入る権限を持っていますし、お嬢様もそろそろご予定のお時間でしょう」

「……」

アルヴァはカップを持ったまま立ち上がり、

「い”いから飲”みなさい”ッ!」

「い・や・で・す!」

レインツにそれを押し付けた。

「紅茶に毒を入れるなって何度言ったら分かるのよ!どうせお父様の差し金でしょうけど」

「お嬢様が危ない目に遭わないようにと旦那様なりの愛情でございますよ?」

「じゃあレイが『私が必ず守るのでその必要はありません』くらい言ってくれればいいのよ」

「私はお嬢様よりもか弱いのでその保証はできかねますね」

「プライドとか無いわけ?」

「プライドですか。お嬢様のお世話をする時点でそんなもの持ってはいられないでしょう(笑)」

「それどういう意味よ!もう、ああ言えばこう言って可愛くない奴ねっ」

「そりゃ俺の方が歳上だし。ほらほら、こんな無駄話をしていたら予定に遅れてしまいますよ?」

アルヴァはちら、と懐中時計に一瞥を送る。

「……帰ってきたらお仕置きだからね!」

「いってらっしゃいませ。私はその間にそのとっても美味しいらしい紅茶を頂くとします。____もちろん毒なしで」

「……っ……!!勝手にすれば!」

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