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6 - 6,事故物件

♥

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2024年03月23日

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前置きやら話すのがめんどくさいので、もう本編どぞ(∩´。•ω•)⊃


ず→頭痛

ま→まっちゃ。

み→みぃぱ



【事故物件】



頭痛side_


はじめまして!頭痛です

実は本日引越しをしまして…、夢の一人暮らしをすることになりました!

引越した理由は、通う予定の大学がなんと徒歩5分ほどで着くこと!!良くないですか!?

私よく寝坊をしてしまって、いつも遅刻ギリギリになってしまうのでとてもありがたい…✨️

それに家賃が安いんですよ!金欠になりがちなので、これもありがたい😭

そしてもう1つは、うちの両親が極度の心配性で…..

既に引越し先に着くまでに30件ほどのメールと電話が…


まぁ、それはとにかく置いといて…

新しいマイホームに早速入ろうではないですか!あ、ちなみに家具等は引越し業者の方にお願いして、既に置いてもらってます

では、早速入ろうとしよう!!!


ガチャ



ず【うわぁぁ~!✨️✨️】


すごぉッ!?写真で見るより何倍も良いんだけどぉッ!!!神物件じゃん!!!!!


ず【…あ、せっかくだしお姉ちゃんに自慢しよ~】


そういって、僕はリビングをバックに自撮りをし、お姉ちゃんに送った


ず【っへへ~♪お姉ちゃん、きっとびっくりするだろうなぁ~】



   数分後_



ピコン♪


しばらく家の中を見て回ってると、ポケットに入れてたスマホの着信音が鳴る


ず【お姉ちゃん、どんな反応するかな~?♪】



━━━━━━━━メッセージ内━━━━━━━━━━━

ま【頭痛、あんた凄いとこに住んだね】

                                                               ず【でしょ~!マジで神物件だよ~😆】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


やっぱり、お姉ちゃんびっくりしてる~

まぁ、そりゃあ僕のマイホームですからッ!✨️  なんちゃって(´>∀<`)ゝ


ピコン♪


また着信音が鳴る

ただ、お姉ちゃんのメッセージに私は全く意味が理解できなかった


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ま【は?神物件?何ふざけた事言ってんの?】

                                                                ず【へ?僕そんなふざけた事言ってないよ】

                                                                ず【なに?もしかして羨ましいの?😏】

ま【いや、全く…】

ま【え、あんた何も分かってないの?】

                                                                ず【分かってないって、どうゆう事?】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


さっきからお姉ちゃんは何を言ってるんだろう…

そう思ってると、またお姉ちゃんからメッセージが来た


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ま【どうゆう事って…】

ま【あんたもしかして、うちに送った写真見てないの?】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ず【写真?写真がどうしたんだろ…】


そう思い、僕が送った写真まで遡って見てみると…

僕はそのまま硬直してしまった…..

僕は確かにふざけた事を言っていた

ここは、大学から近いけど、家賃が安いけど…神物件なんかじゃない…





『事故物件』だ




僕の送った写真には、笑顔で自撮りをしている僕と…

『下半身の透けた男が写っている…』


嘘だ…..

嘘…、絶対嘘…..

そんな事を思ってると…….


?【やっと気付いた?】


えっ…


?【気付いてくれて良かったよ~】


ここには僕1人しか居ないはずなのに…ッ


ず【ッ…..】ポロポロ


?【…、ってぇッ!大丈夫ッ?】


ず【…ッ、!!】ポロポロ


あまりに恐ろしくて泣いていると…、肩をガシッと掴まれる感覚と共に

僕の目の前に、あの写真に写っていた男がいた


?【あ、ちょッ…ティッシュッ…!】サッ


ず【あッ…】


急に肩が軽くなり、目の前にいた男も消えてしまった


ただすぐに戻ってきて…


?【はいッ!これで涙拭いてッ!】


ず【あッ…、うん…】


そう言い、僕にティッシュを差し出してきた


?【ごめんねッ…、泣かせるつもりじゃなかったんだ】


ず【…ッ、大丈夫ッ…。僕が勝手に、…泣いただけだからッ…】


?【…そっか】

?【って、自己紹介がまだだったね】


み【僕はみぃぱ。この家で死んじゃった元人間さッ!よろしくね】


ず【僕は頭痛…。えっと…、よろしく】


この幽霊…、なんかフレンドリーだな…


み【君、ここに引越して来たんでしょ?一人暮らしじゃないけど、僕死んでるから存在してないって事だし、普通に暮らして大丈夫だからねッ!】

み【てか、君見えたり喋れたりするってことは霊感があるんだな?】


ず【…、まぁ、人よりは…】


み【だよね~。あ、じゃあ普通に暮らせないか…】

み【じゃあいっその事出ていくしか…。でもここ離れたくないんだよなぁ~…】


…..

ちょっと怖いって思っちゃったけど、悪い幽霊じゃ無さそうだな

てか、初めてこの街に来たし不安もあるけど…

この幽霊がいるなら、大丈夫…かも


ず【…ねぇ】


み【…..あッ、ごめんごめん。どうしたの?】


ず【ここ、離れたくないならさ…一緒に住む…?】


み【…えっ!?…あ、い…、良いの?】


ず【…うん。賑やかな方がいいでしょ…?】


み【…ッ!!!】パァッ

み【うんッ!!!ならさ…】


ず【…ん?】


(手を取り…)

み【これからよろしくねッ!頭痛!】


ず【…うんッ!よろしく、みぃぱッ…!】






終わり

((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆オツオツオツオツオツオツオツオツオツオツ

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