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ここは、カントリーヒューマンズ達が
勤務する会社のオフィス。
そこに1人の社畜がいた。
俺の名は日本。
同僚の前では陰気な敬語キャラを演じている。
🇩🇪「おーい日本!ちょっと来てくれないか!」
🇯🇵「ドイツさん、どうしました?」
こいつはドイツ。
俺の同僚で、話のわかる奴だ。
🇩🇪「それが…」
🇮🇹「日本なんね!?いいところに!」
あぁ…またパスタを作りすぎたとかだろうか?
勘弁してくれ。
こいつの名前はイタリア。
こいつの作る料理—ピザとパスタはうまい。
…だがどちらも胃にたまる。
胃もたれはもうごめんだ。
🇯🇵「イタリアさん、どうしました?」
🇮🇹「あの野郎が変な薬作ってるんよ!」
🇯🇵「へ、変な薬…?」
そのとき、扉が開き、張本人がやってきた。
噂をすればなんとやら、だ。
🇬🇧「Hello。おや、みなさんおそろいで。」
イギリスは、おそらく例の薬が
入っているであろう試験管を持っていた。
🇮🇹「ioは逃げるんね~!」
🇬🇧「お得意の逃走ですか?逃しませんよ。」
イタリアの肩を掴む。
いや、握り潰そうとしている、の方が正しい。
🇮🇹「いったいんよ!相変わらず馬鹿力なんね!」
あーあ、もみくちゃだ。
その時、イギリスが持っていた試験管が
俺の方に飛んでくる。
🇯🇵「あ…」
🇩🇪「あ…」
🇯🇵「(案の定、服と身体にかかってしまった…)」
🇩🇪「(うわぁ、洗濯が大変だ…)」
🇮🇹「大丈夫なんね!?」
🇬🇧「おや、かかりました?すみません。」
🇬🇧「“うっかり”でした(笑)」
🇯🇵「(な〜にがうっかりだブリカス野郎)」
「(最悪じゃねぇか、仕事ができねぇよ。)」
🇬🇧「おや、それはすみませんねぇ。」
🇯🇵「あーいえ大丈夫ですよ…」
🇯🇵「え?」
日本が、自分自身の考えている事が
周囲に聞こえたことに気付くのは、10秒経った
後だった。
🇯🇵「(今…心の声が漏れていたのか?
俺としたことが…)」
🇬🇧「えぇ、ダダ漏れですねぇ(笑)」
🇯🇵「ドイツさん…(ドイツ…聞こえてねぇよな?
聞こえてないと言ってくれ…!)」
🇩🇪「聞こえてないぞ…w(…日本って、心のなかではそんな感じなのか…良いこと知った)」
🇯🇵「聞こえてんじゃねえかゴラ!」
🇮🇹「あーあ、完全に素を出したんね!」
次回へ続く
次回…いいね×20