~地下室の執事室~
[ガチャ]
ラ「ミヤジ先生、話したい事があります。」
ミ「話したい事?」
ラ「主様の事なんですが。」
ミ「……ラト君、主様の事は忘れようか。」
ラ「何故ですか?」
ミ「理由は言えないかな。」
ラ「?分かりました。」(心がザワザワします…)
~一階の執事室~
[コンコン…]
べ「どうぞ。」
[ガチャ]
ラ「失礼します。ベリアンさんに話したい事があります。」
べ「はい。」
ラ「主様の事なんですけど、アモンさんは[主様はもう少しだけ街を歩いてから帰る]と、その後ムーと内緒だと話していて、 ミヤジ先生に聞いても主様は忘れてと言ったんです。」
べ「……一日様子を見て、帰って来なければ探しましょう。」
ラ「分かりました。では、失礼します。」
[ガチャ]
べ「主様がお一人で動く事は無いはず……」(ラト君にはああ言いましたが、やっぱり 心配です!!街に行って主様を見つけに行きましょうか…)
屋敷を出て、街に行く
~中央の地 エスポワール~
探し始めて一時間後…
べ「主様は一体何処に…」
[ザワ…ザワ…]
街の人「そういや、さっき、悪魔執事の主 ってさ?」
べ「?」
街の人「あぁ、確か攫われたんだよな。」
べ「え…」(主様が攫われた?!)
~ホール~
[バンッ]
べ「大変です!」
ル「!ベリアン、そんなに慌ててどうしたんだい?」
べ「はぁ…はぁ…あるっ…じ様が…」
ル「一度落ち着いて。」
数分後……
~食堂~
ル「落ち着いたかな?」
べ「はい…」
ハウ「一体何があったんですか?」
べ「それが…」
私は街で聞いた事、ラト君から聞いた事を話しました
ル「成程…」
テ「………」
ハ「人に聞けば見つかるんじゃない?」
ラ「ふむ…私は私達全員で探した方が早く見つかると思います。」
ナ「ですが途中で道が分からなくなり、 帰れなくなる可能性も有ります。」
フェ「もう今からでも探しに行かないと、主様が危ないんじゃない…??」
バ「とりあえず、先に周辺を探してそれでもいなかったら違う場所を探せばいいと 思うが。」
べ「なら、バスティン君の言った通り、先に周辺を探しそれでも見つからない場合は、フィンレイ様にも伝える、私達が普段行かない場所に行き探すという形で宜しいですか?」
執事「はい。」
そうして主を探し始めた
コメント
3件
パセリくんナイス!!でもミヤジは何故聞かないようにした…?