とある実況者グループの方々の名前をお借りしています。本人達は全く関係ありませんのでご迷惑になるような行動はおやめ下さい。
Kn🎤× Sm😊
・現パロ
・別れ話です
・Rはないです
※以前𝕏(旧Twitter)にてあげたSSです
『貴方との時間に縋って』
🎤
「別れよう。」
さよならは一瞬だった。
あんなに愛を囁いて、あんなに身体を重ねて、あんなに長くの時間を共にしたのに。それでも最後はたった数秒のたった一言だけだった。
😊
「なんで、なんでだよ….」
俺の何がだめだったの?
あの時囁いてくれた愛の言葉は嘘だったの?
本当に別れたいと思うなら最後の涙はなんだったの?
その理由を聞きたくても、答えてくれる相手はもういない。寂しいという感情と終わってしまったという虚無感が雨のように俺に降りかかってくる。
😊
「ずるいじゃん、もういないのに….」
部屋中に散らばる彼の痕跡がさらに俺の胸を締め付ける。俺が好きそうだと言ってプレゼントしてくれた装飾品も、お揃いで買ったネックレスも、俺の薬指にはめられたシルバーのリングも。全部全部、彼がくれたものなのに。
😊
「1番肝心なきんときがいなくてどうするんだよ…」
このまま月日が経てば全て過去の記憶に昇華される。彼と過ごした日々が、ただの苦い思い出に変わってしまう。
楽しかったのに。彼に貰った全部が嬉しくて、彼と過ごした全部が大切な思い出なのに。
──貴方はもう隣にいてくれないんだね。
ベッドの上にある狼の人形を手繰り寄せて抱きしめる。ふわりと漂った彼の匂いにまた胸が痛くなる。
😊
「残したの、物だけじゃねぇのかよ….」
きっと彼は知らないだろうけど、人が五感の中で最も長く相手を覚えてるものは嗅覚なんだよ。
😊
「最後まで、嫌いって言わなかった癖に。」
意気地無し。
それが彼女としての最初の言葉で最後の言葉になった。
End.
コメント
1件
ええええええなんで振ったんですかknさん、(( そんなことしたらとられますよ!!!!!!!!!!!!! とりますよ!!!!((帰r 居なくなって寂しそうなsmさん可愛すぎました、、