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-——❁ ❁ ❁——-

叶わぬ恋 咎人×ChroNoiR

違う世界から,2パターンのコイの行方をお伝えします。

ChroNoiRは,魔界に住んでおり,配信業は行っていません。

咎人は,私たちと同じ世界を生きており,配信業を行っています。

また,kmは高校も通っています。

gkは,神の力を半分も捨て,虐められていたkmが人気者になるというおまじないをかけました。

連載 START

——-❁ ❁ ❁——-

「行ってきます!」

母親の返事を聴きながら外に出る。

いい天気だなぁ…僕には眩しすぎる。

今からは憂鬱な学校。親に心配させたくないから,楽しそうに登校する姿を装っている。

どうせまた椅子か机,もしくは両方にマーカーで落書きされているんだろうな。

授業中は後ろからコンパスでうなじをチクチク刺されて,まともに受けることが出来ない。

この前は血が出てしまった。

こんなサイアクな人生ならば,さっさと終わればいいのに。来世に期待しよ。

【僕は平凡な高校生。なんも出来ない。】

——-❁ ❁ ❁——-

「ピーッス!gkっす!」

今日は「おはガク」をやる。

正直もう飽きてしまった。

何だかもっと刺激が欲しい。

神様に祈れば通じるのでは…!?と思い,自分で自分にお願いをした。

先日見たラピュタに影響され,俺は「可愛い女の子が降ってきて,自分の手に落ちる」という現実では絶対にありえないことを願った。

心が少し暖かくなった…ということは。

「イヤッタァァァァァ!!!!」

成功だ。いつ降ってくるのだろう。

楽しみで仕方がない。

【俺は神様だからなんでも出来る!】

——-❁ ❁ ❁——-

「っるせぇー!!!!!」

どいつもこいつも!!

何が吸血鬼の雑魚だよ!!

【俺は金持ちんとこの貴族だぞ!】

あ”〜イライラする。

こういう時は外に出て飛び回るのが1番だが…

何を思ったのか,俺は近所の公園のブランコに座っていた。

気づいて羞恥心が襲ってきた。

まだ餓鬼も多いのに。

すると背中をポンっと叩かれた。

どうせ餓鬼が変われって言ってんだろうな。

「なんですかー。」

と乾いた返事をした。

後ろから聞こえたのは,隣の国の…貴族の…なんかのなんかのなんか…の声だった。

あ。コイツ。神父だ。

命の危険を感じた俺は,自分の親指をガリッと噛み,血で作った槍をそいつに向けた。

「んふ……w。」

何こいつ笑ってんだよ。怖。

「大丈夫。怖がらないで。」

声優しすぎるだろ。怖ぇ。

——-❁ ❁ ❁——-

『kn様!!何をしていらっしゃるのですか!!』

『やだ!!knさんと一緒にいたいの!!』

『ダメよ!!kn!!こっちにしなさい!!』

どいつもこいつもうるさい。

僕のすきにさせてよ。

餓鬼は嫌いだ。でもうるさい他人はもっと嫌いだ。

今が一番綺麗だから,今のうちに…。

まあいいや。どうせ300までには。

もう少しこの退屈な世界を生きよう。

僕はいつもの公園に居た。

強い魔力を感じた。餓鬼からか?そんなはずは無い。

見渡してみるとブランコにだるそうなヴァンパイアが居た。

倒さなければ。本能的に思い,ヴァンパイアの肩に手を乗せた。

「怖がらないで。」

彼は驚いたように僕を見る。

その顔はすっごく魅力的で欲しくなった。

持っていた薬で気絶させ、家に持ち帰ることにした。

【僕は人気な神父。なんでもやるよ。任せて。】

——-❁ ❁ ❁——-

1話目 終わり

気が向いたら2話目描きます

——-❁ ❁ ❁——-

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