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誰にも言えないこと

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誰にも言えないこと

1 - 誰にも言えないこと

♥

327

2025年08月30日

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⚠︎ dzl社 qnor 微R モブ視点です



実在する方のお名前をお借りした創作作品です。ご本人様には一切関係ございません。


初投稿なので、 何か至らぬ点があればご教示ください。問題があれば削除いたします。














___________________




私には好きな人がいます。


その先輩はとってもイケメンで、勉強もスポーツも完璧で、おまけに性格もいいの!


常に女の子からモテモテなんです!


でも、一目惚れで全然喋ったことないしライバルもいっぱいいるはず。



私なんか釣り合うはずもないけど、人生初の恋だからなんとしてでも後悔したくない!


付き合えなくても、先輩にちゃんとアピールして私のこと少しでも覚えて欲しい。




先輩と同じクラスの部活の先輩が、放課後はいつも教室に残ってるって教えてくれた。




教室から誰もいなくなって、先輩が一人になったタイミングで声をかける。



部活の先輩にも協力してもらって頑張るの!





「さっきおんりーくん一人だったよ! 今がチャンス!話しかけてきな!!!」






憧れのおんりー先輩と話せるチャンス。



メイクも前髪も完璧。



「一緒に帰りませんか?」って言うだけ。


私ならできる!…はずだけど。



「…ふぅ、緊張してきた。」



心の中で自分を落ち着かせながら、一歩ずつおんりー先輩がいる教室へ向かう。



あれ、教室の前になにか落ちてる、?




「ハンカチだ。」




右下にかわいらしい雪だるまのマークがついた水色のハンカチが落ちていた。



これもチャンスだ!話すきっかけができた!



「教室の前に落ちてたんですけど、これっておんりー先輩のですか?」って聞けば完璧じゃん!!



神様が味方してる!!!



るんるんで教室の扉に手をかけた。





そのとき、声が聞こえた。







「んっ、ふぅ、あぁ、♡」



「おらふくん、声大きいよ、笑 誰かきたらどうするの?笑」



「…ぁっん、やって、っおんりーがっ♡」



「、おんりーがなに?♡」



「…んっ、ぁっ♡もう、やだっ、♡」






ただならぬ雰囲気を感じた。



これは聞いちゃいけないってすぐわかった。



すぐわかったけど、



興味本位で少しだけ





扉をを開けてしまった。










カーテンを閉めて、暗い教室の中。










白髪の顔の綺麗な男の子が机の上に乗っていて、








向かいに立っているのは、











…おんりー先輩だ。








二人はこちらに背を向けていたけど、






「ん、ぅあっ♡おんりー、っ♡きもちっ♡」



「っふ、…」



「んやっ、ぁあ♡おんりっ、?♡」



「ううん、っおらふくんイっていいよ、♡」











私は気がついたら扉をすぐ閉めて廊下を駆け出していた。





おんりー先輩が腰を振ったまま、振り返って私に向けて送られた温度のない鋭い視線。



片方の口角をキュッと上げて笑みを浮かべ、人差し指を口元に当てた。




知ってしまった。誰にも言えないこと。




心臓が痛いほど脈打っている。




深く息をついて、





どんよりとした天気の中、もう学校を後にするしかなかった。











___________________




おまけ




「…んはぁ、ふぅ、♡はぁ、はぁ、」



「気持ちよかった?」



「…うん、っ」



「ところで、おらふくんさぁ、」



「ん、?」



「ハンカチ落としてるでしょ。 教室の前に置いてあるんじゃない?」



「、え?…ほんまや、ない。 なんでおんりー知ってるん?」



「さっきおらふくんが気持ちよくなってるとき女の子来てたよ。おらふくんのハンカチ持ってた。 」



「え、は?まじで言っとる?」



「うん、おらふくんの声が大きいからでしょ。緑のリボンだったし一年生じゃない?」



「それはおんりーのせいやもん!っ、もういやや、恥ずかしいっ」



「こんなこと誰にも言えないだろうし大丈夫だよ、笑」



「そういう問題ちゃうわ!もうこれから学校で絶対ヤらんから、!!」



「じゃあ、毎日放課後俺の家ね。今日も来て。はやく帰ろ。」



「、わかった。」






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コメント

4

ユーザー

ほんっっとに最高です、!!!🫶💞 フォロー失です🙇‍♀️

ユーザー

最高が最高しちゃってません!?最高です💞

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