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「ただいまー。あ゙〜疲れた!ここまでさせる学校は、あれこそ道徳がなってないというものでは無いのか!道徳を教える立場のくせして!!」
いつも通りに学校に縛られる日々。つまらない事で一週間朝から夕方までみっちりとは、人生損ではないかとつくづく思っている。そして学校の特に嫌なことで、窓入室もアクロバティック登校も禁じられると何が残るというのか。何にせよ日々に刺激がない。何かスリリングでドキドキするようなことはないものか。ヒューゴはスマホをいじりながら布団に沈んでいた。
YouTube、X、ノックノック、pixiv、ポイピクをもう5周はした。デイリーも終わらせ、読みたい漫画もなし、ついにスマートフォンいじりに区切りをつける時がきた。宿題はまぁいいとして、することが思いつかずに寝転んでいる時以上に暇なことはない。ライカンはきっと「宿題したのか?(しかめっ面)」と問い詰めてくるに違いないから頼れない。…投げ捨てたスマホに再び手を伸ばす。持ち上げた時、そういえば、とpixivで見かけたイラストに気になるものがあったことを思い出した。それは自分の好きなキャラクターが様々なコスチュームを着ているものだ。とても大っぴらに見せられないものばかり着ていてブクマ待ったナシだった。俺は色んな服を着ること、ドキドキすることは大好きだ。刺激が欲しかった自分にはちょうどいいな、と通販を開いて類似品を漁り始めた。スマホはやり尽くしたと思っていたが暇つぶしが見つかってよかった。通販サイトは俺の考えを学習しどんどん気になるものを寄越してくる。時間はあっという間に溶けていった。
配達業者はさぞかし大変なことだろう。人手が足りない故、荷物でミチミチの車を朝から晩まで走らせる。そして運んでくれた荷物の中身がこの変態コスチュームセットならどう思うのか。俺ならブチギレる自信がある。自分が最も理解している。しょうもない商品を購入したことを。しかし後には引けない。足早に荷物を運んで開封する。どこ産か見ずに買ったが、やはりこういう類のコス服は薄っぺらい。まぁ許容範囲である。あとは体に合うか身につけてみる。わざわざ採寸した甲斐があった。見事にパーペキなサイズであった為だ。布面積がこれだけ削れると、ドキドキが収まらなくなるのか。これを注文するところから既にスリリングでバクバクだったが、今はカーテンも閉めずに着替えているからもう心臓が爆破しそうだ。普段しないことをするのは本当に楽しい。ここには非日常的時間が広がっている。こんな姿では、勿論そういう妄想も膨らんでくる。きっとこう外されて、こうされるんだろうなと考える度に腹の内側がきゅんとなる。無意識にもうベッド下のローションを手に取り、弄る準備を始めていた。今あいつは用事かなんかでしばらくいないからやりたい放題。何回もものを受け入れて入りやすくなったところに自分の細い指を挿れる。解さないときついとは言え、足りない。やっぱり早く帰ってきてほしい気持ちと、今の姿をみられることについての整理のつかない気持ちが混在している。微妙な感覚を享受しながら、少し激しめに動かす。いつもされることを思い出しながら、届く範囲の同じところをなぞったり押したりすると更に指に吸い付く。もう少し、もう少しと欲張る度にあいつのことも求めている。
「ライカンっ…ん、ふ…ぅ、らい、かん…」
この部屋を防音にしてもらっていて、本当に良かった。
……………
「ただいま」
「ああ、おかえり。」
「…静かだけど、あいつ寝てるのか?」
「しばらくは降りてきてないぞ」
「そうなのか。まあいいか」
風呂をさっさと済ませて、寝る用意をする。もし寝てるんだったらゆっくり動かせば大丈夫だろう、と考えながら2階へと向う。
扉を開けた時、脳の奥を刺激するにおいと甘い声がライカンを襲った。
「…あ…、おそかったな」
「……………………!?」
散乱するアダルトグッズと、一番目を引くのはドスケベコスで「完成」しているヒューゴ。ライカンは理解までに5秒もの時間を要した。
「逆バニ…」
「ちょっとしたサプライズだぞ♡ん、ちゃんとたべろ…」
発情うさぎはもう離さないと言わんばかりの力で抱き寄せ、その勢いで舌を入れてきた。ねっとり絡んでぴちゃぴちゃと唾液の音が聞こえる。抱きしめた時の体温と口いっぱいの舌で、ヒューゴはもう興奮が収まりきらない。手を背中から腰、もう少し下に伸ばす。どれだけ弄ったのか知らないが、わざわざしてやる必要なしの余裕なくらいまで解されていた。服を引っ張って急かしてくる。
(さっきまで寝ようと思ってたが、これは寝るわけには、な…)
覚悟を決めて、この先に待つサプライズに臨むのだった。
連なるゴムから一つ取って、0.0▓ミリ越しの性器の熱を拾うように優しく着ける。ゴムを着ける瞬間も楽しみの一つだ。ゴムが無くなるかは分からないがなくなったらやめるつもりだ、多分。先走る気持ちはライカンを押し倒し、騎乗位の体勢をとった。入るかギリギリのところで擦り付けてセルフで焦らすのは、はしたないのを前面に晒すのとセットで最高に気持ちいい。上下イライラしているライカンを見下ろすのもこれまた気分がいい。性器の先っぽを穴でちゅくちゅくしていると腰をつかまれ、思いきり腹を突かれた。ばちゅん、と粘液まみれの肉がぶつかる音とともに濁点交じりの喘ぎが漏れた。待ち続けて数時間、ようやく最奥まで突かれ絶頂寸前だが向こうはそんなことも気に留めず、この腰を無理やり動かされる。感じる場所を知っているライカンに何回もいい所を当てられ、制御の利かない快楽は全身を巡り、全身に力が入ってのけぞる。するとまた内側に押しつけられ、もはやこの快楽から逃げられるところはどこにもない。
「ぉ゙っお゙、あ、ぅ、〜〜〜〜〜っ」
根元まで飲み込んだ穴はきゅうと締まり、絶頂で尻から脚までビクビク痙攣している。気持ちよさが脳の4分の3を占める。ぼうっとしている間にこちら側が寝かされ、正常位の体勢をとっていた。そういえば言ってたな、俺の顔を見るの好きだって。あと声を聴くことも。結構な悪趣味だろう。しかし、恥ずかしければ恥ずかしいほど興奮する俺であるから人のことを言えないのだが。ライカンに目をやると、いかにもなオスの顔をこちらに向けている。夜だから、と明かりは少し落としているもののそこまで暗いわけではない。頭から爪の先まで全部見られている。……今はもっと、見て!煽り混じりの笑顔をやる。どデカい溜息をするライカンは新品ゴムを手に取っている。使用済みをくくる前に奪い取って、一口。
「あ゙ぁ、にっがぁ…♡」
「お前…」
ヒューゴは熱のこもった顔で少し息が上がりながら続ける。なんとか呂律を回している。
「ほら、デザート。ヨーグルトや練乳みたく甘いのよりにがいのがいいんだ、俺には。それで、お前の無駄打ち精子が一番味があってだな?」
「はぁ、もういい。それに無駄なんかじゃない」
ぐっと顔の距離をつめて。
「!、…ぁ…っぐぅ゙…」
首元を噛まれる。思っきし噛めば死ぬから甘めではあるが、それでも牙は血が出るくらい深くささっている。痛みすら心地良い。このまっさらでつまらない肌が、じわっとあかに染まる感覚。目を細める。あーあ、また首元をおおっぴらにできないな。いつもそうだ。こいつは思いの外独占欲強めで常に俺のことを気にかけている。過保護な母親の様な。…いや、それだったらもうおおっぴらにしてやろう。その為につけたんだろうから。
「………ド淫乱め。お前は大概喜ぶだろう。だから少なくとも意味はある。そんなに飲みたいなら飲ませてやる」
「はぁ?いや、あ、」
まさか、ゴムは?挿入(はい)った瞬間の感覚はナマ…それを問い詰める暇もなく突かれ思考は100%吹っ飛んだ。
「オ゙お、っ゙うお゙、あ゙う、んぅふっ、ゔあ゙ッあ゙」
勃起の熱がそのままに、ずりゅ、ばちゅ、ぐちゅと出し入れされる度に腹がきゅんきゅんして、目の前が白くなる。体中がローションや精子や潮で汚れまくっていて、部屋中に熱気が充満している。ただ、この空間で気持ちいいことをしているという喜びを全身で感じている。
あー…あったかい。
「……………♡」