月に一度の全校集会
ボク達E組にとっては気が重たくなるイベント
潮田君に目を向けると絡まれていた
集会が始まり校長が話し出す
校長「【…要するに君達は全国から選りすぐられたエリートです
この校長が保証します…が,慢心は大敵です
油断してると…どうしようもない誰かさん達みたいになっちゃいますよ】」
その言葉にE組以外は笑う
校長「【こら君達笑いすぎ!!
校長先生も言いすぎました】」
云い過ぎたと分かっているならなんで辞めないんだろう?
赤羽君はサボった
素行不良だし痛くも痒くも無いよね,なんてボクが思っていると中也さんと烏間先生が入って来た
そういや龍さん指名手配犯だけど出ても大丈夫なのかな?
出てるから大丈夫なんだろうけど…
モブ「…誰だあの先生?」
モブ「シュッとしててカッコいい〜」
烏間「E組の(表向き)担任の烏間です
こちらは(表向き)副担任の中原中也です」
中也「別校舎なのでこの場を借りてご挨拶をと思いまして」
モブ先生「あ…はい,よろしく」
雫「むむむむむ…!」ズモモモモ
嫉妬してる…
「烏間先生〜中也先生〜」
倉橋「ナイフケースデコってみたよ」
中村「かわいーっしょ」
倉橋さんと中村さんは2人に可愛くデコられたナイフケースを見せた
烏間「………ッかわいいが“ここで”出すな!!(小声)」
中也「他のクラスには秘密なんだぞ?
だから速く仕舞うんだ。な?」
モブ「…なんか仲良さそー」
モブ「いいなぁーうちのクラス先生も男子もブサメンしかいないのに」
本当の事だけど酷いね
次にイリーナ先生が入って来た
モブ「ちょっ…
なんだあのものすごい体の外人は!?」
モブ「あいつもE組の先生なの?」
先生に彼奴呼ばわりは無いでしょ…
烏間「何しに来たイリーナ!?」
イリーナ「うるさいわね。次の“計画”への情報収集よ
渚,あのタコの弱点全部手帳に記してたらしいじゃない
その手帳おねーさんに貸しなさいよ」
渚「えっ…いや,役立つ弱点はもう全部話したよ」
イリーナ「そんな事言って肝心なとこ隠す気でしょ」
渚「いやだから…」
イリーナ先生は潮田君を自分の胸に押し付ける
イリーナ「いーから出せってばこのガキ
窒息させるわよ!!」
渚「苦しっ…胸はやめてよビッチ先生!!」
モブ「なんなんだあいつら…」
モブ「エンドのE組の分際でいい思いしやがって」
慥かモブ「【…はいっ
今皆さんに配ったプリントが生徒会行事の詳細です】」
杉野「え?」
岡島「え…何?俺等の分は?」
岡島君は後ろに居る岡野さんに聞いた
けど岡野さんは首を横に振る
磯貝「…すいません
E組の分まだなんですが」
慥かモブ「【え無い?おかしーな…
ごめんなさーい,3-Eの分忘れたみたい
すいませんけど全部記憶して帰って下さーい】」
またE組以外が笑う
イリーナ「…なによこれ陰湿ねぇ」
イリーナ先生がそう云ったと同時に横から風の切る音がした
急いで其れを取ると其れはプリント
殺せんせー「磯貝君問題無いようですねぇ
“手書きの”コピーが全員分あるようですし」
こ,殺せんせー!?
磯貝「……はい
あ,プリントあるんで続けて下さーい」
慥かモブ「【え?あ…うそなんで!?
誰だよ笑い所つぶした奴!!
あ…いやゴホン,では続けます】」
ボクは堪忍袋のおがきれた
『あはは…
其れ以上馬鹿にしたら…覚えておきな?』
殺気を含み乍ら云うと放送してた人は黙った
モブ「…あれ…あんな先生さっきまでいたか?」
モブ「妙にデカイし関節が曖昧だぞ」
普通に怪しまれてる…
そして普通にイリーナ先生暗殺仕掛けてる…
モブ「しかも隣の先生にちょっかい出されてる
なんか刺してねーか?」
あ,烏間先生に連れて行かれちゃった
モブ「…女の先生がつれてかれた…わけわからん」
銀「ふふ
しょうがないですね,ビッチ先生は」
ボク達は笑い合った
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!